弥生の十三

●3月某日: 9時前まで寝る。すっごく眠い、もっと寝られた。でも酒は残っていないので走りに行く。9kmくらい。その50分ちょいの間に、すごい寒気という予報の割にはお日様さんさんじゃないかーと思っていたら、一天にわかにかき曇り霰が降りだして、やんで、また空が明るく日差しが強くなり、そのままで弱いにわか雨が降った。なんなの。帰ると、夫と買い物etcに行っていたサクが、「おかえりー。あのねー、じてんしゃがねー、たおれちゃったんだよ・・・・」云々、怒涛の勢いでペラペラと喋る。夕方、夫の実家へ着く。5時半ごろから、早い夕食。山盛り牡蠣フライ、サバ&アジと青魚2種の刺身、豚汁、などなど。ちびちびお酒。義父母の子どもの頃の暮らしや、義父母の両親の話など、非常に興味深いので、いろいろ質問しつつ、たくさん話してもらう。サクの歌と踊りが良い余興に…

毎日新聞。市民ランナーの特集ページが面白かった。「世界一遅いランナー」を自称する西さん(65才ぐらい)。ゆっくりと完走するのをテーマに、日本中、世界中のいろんなレースに参加している。ついには、自分で「エコマラソン」を主催。タイムの記録はとらず、順位づけもしない。「5時間以上9時間以内」で走り切るのが条件。コスプレ大いに可。トイレは数多く設置する(高齢者やハンデのある人にも気軽に参加してもらうため)が給水用の飲料などは自分で準備する。参加費は一口5,000円からで、恵まれない子どもの教育資金として寄付する。など。面白い人がいるなあ。他に、かつて箱根路を走った大学教授。「走るソクラテスであれ」と市民ランナーを励ます。走ることで町や季節の空気を感じ、自分と向き合って、考えを深めるススメ。これ、走っている身としてはよくわかる。