フィギュアグランプリシリーズ2012 スケート・カナダ 女子
http://www.isuresults.com/results/gpcan2012/SEG002.HTM
いや〜男女とも、今季も良プロが多くてウハウハですな!(再)
女子、混戦だった。SP終わった段階で誰が表彰台なのかまったく想像がつかず。男子だってそうじゃないとは言わんけど、今季、そしてソチ五輪での女子は、相当な群雄割拠だね。
あっこちゃんは毎年毎年、素敵なプログラムをごちそうさまです。SP「キル・ビル」とFS「シルクドソレイユのO」って組み合わせ、見る側としてはおいしすぎるわ。SPは時間も短いんでジャンプが雰囲気を左右する部分が大きいんだけど、FSのほうは、4分間でマイナスイオン浴びて浄化されるような心地。
佳菜子ちゃんは自信をもっているだけあってFS良い! 少女が背伸びしてツンツンと年上の男性と踊ってるようなタンゴ。足元をあれだけ動かしながらのステップでの上半身の表現力! 最後まで速い! ああ、だからこそ、ジャンプの前にぐぐっと沈むクセが何だか気になる。あれは、出来栄えには響くわけではないのかな? 終盤のメロディーで去年のトゥクタミシェワを思い出す。
トゥクタミシェワ、去年よりずいぶんお姉さんになった。といってもまだ15才。てか、あの子、去年からすでにあの指先の動きだった…おそロシヤ。FSの衣装が去年と同じだった?
ゲデ子ちゃんのSPは真骨頂というべきプログラム。演技終了後の表情にはぐっときた。あのグレーの衣装、シンドラーのリストの曲、情感あふれる演技! マカロワ、髪の色が変わった。化粧は全然変わらない(超うすい)のは何かのポリシーなのかしら? 昨季から持ち越しのSPが完成に近付いているんだろうけど面白いのはFSかな。ケイトリン・オズモンド、初めて見たんだけど、ロシェット、ファヌフ、ラコステの系譜を正しく受け継いだカナダ女子って感じに瞠目した。