『ハングリー!』 第5話
今週は向井くんが英介に見えた。「親孝行したいときに親はない…ってのは、案外ホントかもしれないぜ」のところは恥ずかしくて目を覆ったけどw
それにすんごく見やすかったんだけど、これってマクロビの彼女が出なかったからでは?(註:国仲さんが悪いのではない。) そもそもこのドラマ、三角関係にする必要あるか? レストランの成功譚とあかりちゃん(違)とのスッタモンダだけで良かったのでは。
彼女、「ミュージシャンの英介が好きだった。正社員じゃなくても関係ない」みたいなこと言ってたけど、あの年でそういうポリシーの恋愛をするならば、音楽=○、料理=×ってちょっと説得力がない。要するにアレか、売れない音楽やってたときは、親のスネかじっててヒマだけはたっぷりあったけど、今は忙しすぎて「最近見てないでしょ、私の体。」なのが嫌なのか。綺麗な手指で存分な寵愛(from たま子@『平清盛』)をちょうだい!てわけか。
…なんて下品な見方をしてしまうじゃないのよ! そうかと思えばあかりちゃん(違)は逐一女友だちの指示を仰いだりして、どー見ても女子高生の恋愛ごっこ。
だいたい英介は、マクロビ子のどこが好きなんだ? それがまったくわからん。あんなに「女心がわからな」くて、よく今までうまくやってこれたな。あかりちゃん(違)にみんなの面前で「おまえ俺のこと好きなの?」と聞くに至っては、女心うんぬん以前に30才の人間としてどーなのよ、空気読めなさすぎなだけでは。
で、黒トリュフは何のための小道具だったんだ! 野菜好きにするための料理教室で、なぜにサンドイッチと太巻き? それぞれの小道具の関連性と必然性は?! こういうの気になってしょうがないのは「カーネーション」病か。
などなどとエラそーに突っ込みながら、今週も楽しく視聴させていただきました、にっこり。
このドラマって、「向井くんスキスキかっこいい〜☆」って仰ぎ見るPVかと思わせといて、蓋を開けてみたら、実力総動員してもまだ不足ぎみの向井くんのジタバタぶりを見て楽しむ企画なんだってことがわかった。それが作り手の意図かどうかはわからんが…。
毎週まいしゅう吾郎ちゃんが完璧で、当分、ドラマの仕事途切れないだろうな、と思わされる。映画『十三人の刺客』が見たくなってきました。