病院で小鳥のように

昼休み、病室で夫と一緒に昼ごはんを食べる。

病院食のそれぞれのメニューを、ちょこっとずつ、おすそ分けしてもらうのがマイブーム。
けっこう美味しいんだよね。
しかも、自分でつまむんじゃなくて、ひな鳥のように、夫に食べさせてもらうのがミソ。
どっちが病人だ?

という以前に、そういう、こっぱずかしい、むしろ変態的(?)行為も、『仲良きことは美しきかな・・・』で済ませることができる(?)のが、夫婦の醍醐味ですよね(?)。

ラブラブな恋人って、微笑ましくもちょっと煙たいとこもあるけど、夫婦となると、現実の生臭い数々のことがらとも共に向き合わざるを得ませんから、それでもなお、仲がいいってのは、わりあい、好意的に受け止められやすいもんね。
もちろん、人前ではラブラブっぽいことなんて、しませんし、私たちもいつまでも仲がいいとは限りませんが。

なんていっても、ブログに書いてたら一緒か。

今日は、見た目が「冷奴」なものにお醤油をかけて、一口もらうと、これ・・・冷奴じゃない。
「うーん、高野豆腐でもないし卵豆腐でもないし、ちょっとデザートっぽい? でも、これ以外にお醤油をかけるべきものもないしねえ」
なんて、ふたりして首をひねる。

あとで夫がメニュー表を見たところによると、「豆乳かん」だったそうです。
ああ、そうだ、あれ、豆乳の味だったー! しかし、お醤油が正解だったのかどうかは、謎。