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2016年8月8日 天皇陛下が「お言葉」を























原田眞人監督版「日本のいちばん長い日」、まだ途中までしか見てないんだけど面白い。今上の8月8日の「お言葉」を聞いたあとなので、本木雅弘演じる昭和天皇の在り方になおさら注目してしまう感じ。

明治、大正、昭和、そして今上の四代。同じく天皇といっても、その在り方はそれぞれまったく違うもので、もちろん昭和天皇は終戦までとそれ以降でもまったく違って、そのそれぞれを知ることはそのまま、明治からの歴史を知ることにもつながるんだけど、意外と知らないよね。

「日本のいちばん長い日」を一緒に見てた夫は、戦前の昭和天皇がいわゆる立憲君主として(絶対君主としてではなく)振る舞っていたことは知っていたようだが、ポツダム宣言受諾までのあれこれや「阿南、心配するな。朕には国体護持について確証がある」のくだりとかは初めて知ったもよう。

今上が即位して四半世紀以上が過ぎ、天皇といえば今上の陛下の振舞いをイメージするようになってるけど、それは古来墨守されてきた伝統ではなく、今上(や周辺)が時代をみつつ考えてやってきたやり方で、未来の天皇はどうあるべきか?は柔軟に考えていいんだよなと、天皇の歴史をみると思う。

もちろん、今上もそれを念頭に、自分の考えを述べたうえで「国民みなで議論してほしい」という意味での「お言葉」だったんだろうけど。でも今上は「天皇システムを今後も安定運用できるよう」ってお言葉があったけど、天皇システムを未来も必要とするかどうかは国民しだいだと思う