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師走の十三 / クリスマス会

日々

●12月某日: 睡眠不足気味で迎えた朝。6時に、お母さん劇団の座長さんから「○○さんの娘さんが水ぼうそうぽくてお休みするので、急きょ、△△さんに代役をお願いしました」とメールが入ってくる。そんな今日はクリスマス会当日! 子どもを送ったあと、メンバーが緊急集合し、△△さんと一緒に練習することに。この△△さん、今回のブラックシアターのキャストではなかったものの、唯一「正面から出来をチェックしてアドバイスする」という役目で常に練習に帯同していたこともあるが、自分で役をつとめてみても、すごーくのみこみが早い。さすが! 

さて、この幼稚園では、「クリスマス会だから」と、しゃかりきにあれこれ練習させたりはしない。見映えのする劇やお遊戯の類もない。普段の園生活の中で歌っている歌をたくさん歌ったり、楽器を曲に合わせてちょっと合奏してみたり。「歌って、いいなあ」「楽器って面白いなあ」「みんなでやると楽しいなあ」という感覚を子どもたちがつかむのが主眼だという。

暗くした講堂で、年長さんがひとりずつキャンドルをもち、「きよしこの夜」を歌ってスタート。列になって入ってくる年中・年少児たちは、いつもと違う厳粛な雰囲気に、やや神妙な面持ち。「それでは、クリスマス会をはじめまーす! 最初は年長さんたちの歌です。『秋』」ズルッw クリスマス会の1曲目が「秋」! 季節感とはwww しかし、子どもたちの歌声って良きものだ。しかも、「わたしの好きな粉ひきさん」「12つきのうた」「くりのみきょうだい」「やまのこ」「やまうさぎ」など、知らない歌が多くて、すごく興味深かった。この園のことだから、昭和から歌い継いでいるに相違ないはず。知らないけれど良い童謡ってたくさんあるんだな。

学年ごとの違いも見ていて本当に楽しい。年長さんはみんな気合がみなぎった顔をしている。年中さんは、なんとなくわかっているけど、興奮してふざけたり、舞台からママに手を振ったり、ズボンの中に手を入れたり。年長・年中のあとで見る年少さんは、とにかくあどけなくてかわいいのだ。でも、みんなよく歌い、鈴やカスタネットも一生懸命やってる(やれてる)のには驚いた。泣いたり、固まったりする子がいそうなもんなのにね(それでも全然いいと思うけど)。サクは上段の列の真ん中あたり。カラーボックスの上に立って、どの歌も、まじめな顔で大きく口をあけて歌ってた。基本的にまじめな子。本当に、こういう行事ごとで見る子どもたちの姿って、子どもから親への贈り物だなと毎回思う。まあ20年くらい続くだろう子育ての中で、すごい勢いで貯金がなされてる時期だと。

子どもたちのあとには、クラスごとに、お母さんたちもステージで歌を歌う。今年は、年少母こそ「赤鼻のトナカイ」だが、年中母は「どじょっこ ふなっこ」、年長母は「花」(春のうららの隅田川〜♪ってやつね)。季節感とは(笑)(再)。しかし、これがまた良い。年少はグレー、年中は白、年長は黒と、クラスごとに、身に着ける服(小物でもよい)の色を統一して、小道具も使って(私たちは赤鼻をつけました)パフォーマンスをする。年少母はとにかく楽しく、年長母になると合唱自体のクオリティも追及して、輪唱やハモリも取り入れられる。

そして、いよいよお母さん劇団からブラックシアターの上映。結果から言うと、大成功だった・・・ハズ。途中、ちょっとしたハプニングもあったが乗り切った。子どもたちの目が集中し、盛り上がる様子も肌で感じられたし、まあキャストに向かって敢えて苦言を呈すお母さんもそうそういないだろうが、「すごく良かったよ」「きれいだったー」「練習大変だったでしょ?」等々、声をかけてもらえて、これで安心して年が越せますありがとうございました。ビデオ撮影されてるはずなので早く見たい。降園したあと、クラスのお友だちが遊びに来る。