不毛地帯 第10話

やはり、唐沢さんと小雪さんがムムム・・・となって前半戦終了のゴングが。いやー、しかし、このふたりがあーだこーだやってるシーンって、どういう態度で見るべきか悩みます。どきどきすることもできないし笑うとこでもないし、、、天海さんとのときぐらいに「やったるぜ!」感があると非常に明快に理解できるんですが。とりあえず、小雪肉食女子だと。そして、事後、急にツン化。

仕事のほうは、どうも取っちらかった感じで終わってしまいましたね。遠藤憲一の出番も少ないしさぁー。ぶつぶつ。しかし、原田芳雄より前に岸部一徳のほうが退場しそうな雰囲気。意外です。発作の場面、すんごい怖かった。一徳さんは死んだ目の演技だけの男ではない! 

このドラマは、「どのように退場するか」というのがひとつの見所(暗い・・・)だと思うが、戦争で死んだ多くの人々、シベリアで死んだ多くの人々、軍人として国体のため自決した秋津中将(中村敦夫)、絶望の中で轢死という自死を選んだ川又(ギバ)、ひたすら家族に尽くしながらも最後は夫に疑念を抱いたまま事故死した良子(和久井映見)・・・そして次が里井副社長たる岸部さんってことになるんだろう。この調子で行くと、竹之内なんかは「壱岐を裏切った末の退場」とかになりそうな予感がするんですけれどもー。だって彼にだって相応の見せ場が用意されてるはずだよね、後半。