如月の八
●2月某日: この冬いちばんの寒さ。朝のローカル情報番組では、「天神の気温、ただいま1度です。風が強いので体感はマイナス4度」と言ってる。親子して帽子、手袋、マスクして、サクにはひざ掛けもかけて、自転車で登園。自転車こいでると体はあたたまってくる。しかし今日はさすがに外遊びがなかったらしく、午後迎えに行くと、子どもたちが帰る準備をしてカバンも肩にかけた状態で園庭を走っている。せめて少しでも外に出ようということで、園庭での「さようなら」になったらしい。ほとんどみんなまっすぐ帰っている様子だったし、サクは昼寝もした。「4歳ぐらいだと、まだふだんより暑いとか寒いとか、少し多く歩いたとか遊んだとか、そういうのがてきめんに疲れになって出ます」と先生が言ってた。
夜ごはんは、おでん。夫が昨日から仕込んでいてくれたものを、残業の夫が帰る前にサクと食べる。あと、キャベツのグリル・ネギソース。・・・てか、本当に寒い。寒い寒いと思ったら、どうもこれは悪寒らしい。体操してもヨガしても全然あったまってこないんだもん。サクと一緒に寝てしまうことにする。布団に入るとみるみる熱が上がってきて、38度。「あしたは、ようちえん やすまないかんね」とサク。いや、君は幼稚園に行って元気に友だちと遊んできてくれー!
●2月某日: 「あ、熱下がった」と目覚めてすぐわかった。すごい汗をかいた感覚。よっしゃ! しかしなんかダルいな・・・。「じゃ、やすもうか?」と言うサクをさっさと幼稚園に送っていって、いったん帰宅。今年に入ってインフルエンザが流行り風邪ももちろん多く嘔吐下痢・・・と、クラスでもお休みの子が多い状況なので、「幼稚園には休むという選択肢がある」ことを実感しているらしいいサクである。行くよというと特に抵抗せず普通に行ってくれるので良いのだが。
うう、頭痛い。12時から、幼稚園主催の「リズム(という子どもたちが普段やっている体操みたいなもの)」について講習会&講演会があるんだけど、寒い体育館で2時間はちょっときつそう・・・でも面白そうなんだよな・・・折衷案で13時過ぎに遅れて行く。
そうだよねー、確かに体を使う機会は、昔の子どもに比べると絶対に少ないよね。歩いたり、坂を上ったり、ねじったり、ふんばったり、全身を使うこと。そして「脱力すること」もすごく大事らしい。幼児にとって、体を使うことで体の機能が発達して、それが心の発達や「生きる力」にもつながるってのは、感覚的に納得できるなあ。かといって、21世紀の日本の福岡市で暮らしてるんだからできることには限りがあるし、だからじゃあスポーツ教室に行かせるとかそういうことでもないように思うんだけど、こういうのって折に触れて「そうだった」と思い出すことがまず大事なんだろうな。
それにしても風邪っす。ダルいっす・・・。その足でサクを迎えに行って買い物して帰って一緒に少し寝た。夜、夫は飲み会。ギョーザと、おでんの残り、キャベツグリル。『デート』の4話の録画を見る。最近のサク、ザ・ピーナッツの「ふりむかないで」を歌いまくりである(私がyoutubeで流したりもするのでね)。