長月の七

●9月某日: 朝はいつも冷蔵庫にラップしといた冷やごはんをチンして、納豆とかおかずの残りで食べてるんだけど、珍しくごはんのストックがない。そこで朝からそばを茹でて食べた。気分が変わってたまにはいいですね。六本松の交差点を通ると、いつも妙な気持ちになる。今春取り壊されて跡形もない九大教養部の校舎。そこに通った思い出が消えるわけじゃなし、センチメンタルっていうのともちょっと違う。ただなんとなく所在無い。

●9月某日: 夫、有休。しかし彼も私も風邪なのでおとなしく過ごす。マンションの管理人さんが今日で定年退職される。サク、ずいぶんかわいがってもらったのに、ベビーカーで爆睡したままでのお別れ。さて、新しいマグカップがやってきた、ヤァ!ヤァ!ヤァ! 新潮文庫Yonda?clubの賞品だ。サクが割ったあと、すぐに100円ショップに走らなくてよかった・・・。

●9月某日: マリノアシティーへ。ベビザラスにて、サイズを測ってもらい、サクの足にぴったりフィットする靴を買う。お下がりでもらってなんとなーく履かせていた靴は、やっぱりちょっと大きかったのでした。ほかにもちょこちょこ買い物して、昼ごはん食べて、さあ帰ろうと駐車券を機械に突っ込みましたら、2時間まで無料のところ、無念の1分オーバー。「今日はお金の使い方は30点だったね・・・」夫が総括し、そんならもう!と、ヤケのやんぱちでニトリにも寄って帰った。夜はイロモネアSPを見る。特番らしく、なかなか豪華な出演者の中で、最後の演者として有吉が出てきたときの熱気と、それを浴びてビクともしないふうの本人。この人もずいぶんなところまで来たもんだなあ、となぜか感慨深し。

●9月某日: 「お砂踏み」という篠栗関係のイベントへ。義父が三日間、運営係として詰めている。こぢんまりとしているけど、設営などけっこう大変だっただろうなーと思う。サク、見知らぬところで会った義父にびっくりした様子で、最初は抱っこもかなり強い調子で拒否。本当に子ども好き、孫好きで優しいじぃじなのだ。早く覚えてさんざっぱら甘えろ、サク! 篠栗八十八箇所のお砂踏みをしたあと、物産コーナーでいろいろ買ってもらって帰る。