1945年(昭和20年)6月19日、福岡大空襲(再)

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6月19日は福岡大空襲があった日です。
昨年、【ライフイズマイン】に書いたものをシェアしますね。
当時の被害の状況など、ごく簡単にですがまとめています。

1年生になった息子も平和授業を経験。
帰宅後、開口一番ってぐらいに、
「きょうのどうとく、すげーこわかった!」と。
「ばくだんがおちてきて、おりがこわれたらやばいから、しょうがなく・・・・」と先生が読んでくれた『かわいそうなぞう』の要を得たあらすじを語り、「もう、すげーやばかった!!」と言う。

私は自分が平和授業をものすごく怖がるタイプで、平和授業がある日は「お腹痛い」と訴えるくらいの子だったのだが、息子もやはり強い衝撃を受けたようです。

でも、息子から「福岡大空襲」という言葉や説明は出なかった。
やはり、「人がおおぜい死んだ」「しかもこの近くの人たちが」というのと、「動物園の動物が死んだ」というのでは、子どもにとってだいぶ違うと思うんだよね。
もちろんいずれは戦争の事実を知り、学ばなければならないけど、それは1年生ではなく、もう少し学年が進んでから詳しく教えるということなのかな?今は。

それにしても、思い出すのは、怖がる私に対して母が
「だいじょうぶ。それは昔の話で、そんなことはもう起こらないんだから」と言ったこと。
もうそんなこと(戦争)は起こらない、
と断言できるくらい、日本人は平和を当然のものだと思っていた時代だったのでしょう。昭和60年代。湾岸戦争もオウムも阪神大震災もまだ先の話。
それから30年、今は地震など天災のみならず、原発やテロやミサイルに対する不安を抱えながら私たちは暮らし、子どもを育てている。なぜこんなことに・・・。
やっぱり歴史勉強会が必要だな!と思う私です。