長月の十三

●9月某日: 夫は研修先へ直接行くため、私とサクが先に出る。こんなときも動じずいつも通りに準備をして出発するサク。私はいったん家に帰り、すぐにまた出発。今日は「ママじゃな」の取材である。自転車で途中まで行って地下鉄。地上に出てから軽く迷いつつ、ちひろちゃんと合流してモデルさんのおうちへ。

初対面のママさん。いろんな人と出会って、表面的な世間話だけじゃなくて、ちょっとツッコんだお話ができるのがこの企画の楽しいところ。EDITの手帳を初めて見ました!! 

延長保育のサクを16時半に迎えに行き、自転車に乗せながら「一回帰ってから、天神に行くよ。焼肉食べに行くよ」と言うと、狂喜して、門の中の先生や残っている友だちに向かって「おおーーーい! てんじんいくよ!! やきにくたべるよ!!」と大声で叫びまくっていた。そうやって言いふらすだろうから、門を出てから言ったのだが、まだ早かったか・・・。

ソラリアで夫と待ち合わせ、そこから店まではサクの足ではなかなかの距離だったが、よく歩いた。広い個室、煙たさゼロの肉焼き装置、特上の肉の旨み・・・! 美味しいワイン。ま、この奮発は、誕生日を迎えた妻への愛というよりは、ホットペッパーで5,000円分ものお食事券を当てたってのが大きかったんですけどねw 良い夜でした。

 

●9月某日: 『まれ』の最終回でしたー。太鳳ちゃんの光り輝くウェディングドレス姿。このドラマをこんなに親しく感じるようになるなんて思わなかったなあ。思わず連ツイ。

お昼は、夫がペペロンチーノ風パスタを作ってくれた。バジルたっぷりですごくおいしい。少し前に放送されたA-studio、宮沢りえの回を見る。どこで誰と話していても余裕のある大人の女、りえ。最後、鶴瓶が一人でゲストについて述懐する場面、裏で涙をぬぐうりえちゃんを見てもらい泣き。終わって裏に来て思い出話をしながら、鶴瓶もちょっと泣いてるように見えた。

昼間はのーんびりして、読書が進む。上橋菜穂子『隣のアボリジニ』も終わって、また村上春樹に戻って『遠い太鼓』を何度目かの再読。すげー分厚い本なんだけどどんどん進む。ああ、春樹、中毒性あるわ。夜は幼稚園のお母さん劇団の飲み会、「夜のどんぐり座」。サクは素直に受け入れて、パパと作るお好み焼きディナーを楽しみにしている。「あまったら、ママにもあげるからね!」優しい~実際は余ってなかったけど(笑)。そして実際は、「ママもいないしちょっとつまんない・・・」って感じで早く寝たらしい。かわゆいやつめ。

飲み会は、幹事いわく「安い!旨い!汚い!」の三拍子がそろった店とのことだったが、いや別に汚くはなかったですよ(笑)。クラスの垣根なく10人の猛者(笑)が集まり、5時間にわたって宴は続いた・・・。帰ると夫は先日の『SPEC 映画版』の録画を意地で(?)見てた。向井理と大島優子が敵の奴。私は、4時間は無理だからパスしますって宣言済み。見終わって「うーん、イマイチだったかも」だそうです。