霜月の二 / 太宰府へ

●11月某日: 「いいなあ、子どもは代休あって…」と言いながら、夫、出勤。そういえば、5月から長らく続いたクールビズ期間も終了しネクタイを締めて行ってますね。

さあ今日は子どもと2人の平日。「きょう、ほんとにどこにもいかんと? だれかくるならはやくいって」とサク。太宰府行きを提案すると、「いってなにすると? おまいり? それで?そのあとは?」みたいな反応だったけど、けっこうその気になったみたいで張り切って出発。

電車を乗り換えながら行くのも楽しそう。着くとさっそくお腹空いた、と言う。しかもラーメン食べたいと言い、参道の店の貼り紙で「ラーメンってかいてある」と見つける。えっ、ここ・・・?と思ったけどまあいっか、と入った。あー昔ってこういうもんだったよね豚骨ラーメン、という感じ。それほど濃くなくて、量は少なめで、具もシンプルで。値段も500円。うん、これでいいんだよ。

あらためて参道を歩き、境内へ。平日だけどとても人が多い。九国の「鳥獣戯画」展は連日行列だそうだし、季節柄、七五三の家族も。太鼓橋、池の鯉、楼門、本殿。写真を撮り合いながら進んでお参り。そこから本殿の裏手に回る。そっか、こっちがわに茶店がこんなにあったのね。すごい。ひっそり。昭和だ。さらにそれを抜けて、小さな鳥居が並ぶ坂道をのぼってゆく。ここまでくると人は少ない。

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「天開稲荷神社」に到着。十二支の鈴が並んでいて自分の干支のを振ってから、中央の大きな鈴を振る。鈴に漢字で干支が書いてあるのをサク「いわないで! どっちがはじまり?! えっと、ねーうしーとらーこれだ!」はい当たり。

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さらに上に鳥居の道をゆくと、秘密の(?)石室があります。そこまで行って、降りて降りて本殿に戻りおみくじを引いて、結ぶ。吉と小吉でどちらもめでたさ全開!とはいかなかったけど「今日はたくさんお参りしたからきっと願いは叶うよ」「そうだよね!」と励まし合いながら結んで、参道でお土産を買ったり、焼き立ての梅が枝餅を食べたりして、帰る。息子とのデートもあと数年ですかね。

 

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(参道中。寄贈者なんでしょう、「花子とアン」でおなじみ、伊藤伝右衛門の名が刻まれた鳥居がありましたよ。)

夜ごはんは、えのきの卵とじ・ニラとひき肉あんかけ、シーザーサラダ風、アジ煮つけ。シーザーサラダはこないだ「きょうの料理」で見たレシピ。美味しくて家族に好評。ドレッシングが余ったので、しめじをグリルしたのをディップしながら食べる。しめじ大好き。