長月の十九 / 楽天リーグ優勝

●9月某日: 午前中、幼稚園プレクラス。到着して荷物を置くやいなや、「またねー、あとでねー」と元気に手を振るサク。ほなさよならー、と、スタコラサッサと一時帰宅。ものの一時間弱で再出発。今度は子どもらにバレないように裏から某教室に入り、保護者懇談会。魔の2歳児、3歳児について書かれた文章(この時期に悪魔化する(笑)ことが発達においていかに大事か)が配られて解説があったのち、先生がランダムに保護者を指名して、育児において困っていること・相談したいことあるいはうれしかったことなど発言を求める。プレクラスに通わせているのは第2子以降、てお宅も多く、「下の子はいいんですけどお兄ちゃん/お姉ちゃんのほうが心配で…」と上のお子さんについての相談が相次ぐww やっぱり第1子にまつわるエトセトラは親も常に初体験だからねぇ。育児の悩みって将来にわたって延々と尽きないっていうかむしろ深刻化するんだよなー。とあらためて思いながら聞いていたのだが、指名された、とあるお母さんが、話しながら泣き出しちゃって、というのは、プリントで配られた文章で読んだ「無理にイヤイヤを我慢してしまっている子」が上のお子さんにズバリあてはまっている、とのこと。「(泣いちゃって)すみません。ほんとあの子に申し訳なくて…」と声をつまらせるそのお母さんに反射的にもらい泣きしそうになる自分にびびる。詳しい事情は何もわからないってのに、涙腺の弱体化が甚だしいったら。そのお母さんの姿から目をそらして堪える。

さてその時間、子どもたちは、親から持たされたお弁当を食べていた。親と離れて食べるのは(ほぼ)初めてのサク。完食していた。しかも20人くらいいる中で最初に食べ終わったらしい(先生談)。確かに、「初めてのお弁当だから好きなものを入れてあげてくださいねー」との先生の事前通達どおり、サク好みの編成で、しかも少食な子なので「ぜんぶ食べられた!」という達成感が大事かなと、少なめにはしていたのだが、今日はことさら、はりきったのだな。

今日は再来年(2015年)大河の題材&主演発表があるんじゃないかと睨んでいたんだが(ちゃんと根拠があったんですが割愛w)、なかったorz しかし、その代わりといってはなんだが、グッドニュースは、ネーベルホルン杯で復帰初戦を迎えている安藤美姫が、SPで59点オーバーを出して2位に。最初のコンビネーションこそ回転不足があったとはいえ、3Lz+2Loというなかなかの難度のジャンプだし、あとふたつのジャンプは加点もつく美しいもので、演技全体がまとまっていて、うわぁーってなった。見事に絞られた体が本気度を示している。そして、出産発表以来、何かと点が辛い感のあったわたくしのTLのスケオタさんたちが、だいたい(このあたりが微妙ww)みなさん拍手を送っているのも個人的にうれしいことでした。

楽天がリーグ優勝。9回を抑えるために登場した田中将大が、ランナーを背負いながらも今シーズンの彼らしい気迫の投球できっちり締める。NHKが、21時のニュース内で急きょ中継を初めるという粋なはからい。グラウンドに広がる歓喜の輪を見たサクが「いざゆけ若鷹軍団」を熱唱していた。ペナントレース中、終始圧倒的な強さだったから、鷹党としても悔しさはほとんどなく、すがすがしい気持ちで祝福。球団創設9年目でのリーグ制覇というのも目出度い。ホークスの初優勝のときの歓喜を思い出すぜ。楽天市場優勝セールにいちおエントリーしてから寝る。