6/2 8.8キロ、 51分30秒

朝8時半より。それでも、蒸し蒸し。毛穴から噴き出し続ける水を、随時吸い取らせているタオルが、徐々にぐっしょりとなってゆく…。

朝、抜群に米が食べたい気分だったのに、冷やごはんさえも切らしてしまっていた。夫と子どもは食パンですませていたけど、私は「何が何でも米だ、米、米、米もってこーい!  …って、はっ、この家の主婦は私だったわ。」と、地団太踏んだあと我にかえって、炊飯器をセットし、炊けるまでの時間、走ってくるぜ!て感じで出かけた。

朝メシ前のランは脂肪燃焼にはいいらしいけど、その分やっぱりきついでごんす。30分くらいから、うへーって感じになったんだけど、そこから20分、もくもくと(ゼェゼェと)走り続けながら、「まあ、これはあらかじめ約束された苦しさなんだよな」ということを考えていた。

走らない人は、「走るなんて、なんでそんなきついことするのかわからない」と思うんだろうけど、走る私は、「この苦しさを前提として走っています」ってなところだ。それ込みで、ランニングって面白くって気持ちいい、という感じ。慣れた苦しさを習慣的に体感し、とりあえずのゴールを切るのって、すごくスッキリするのだ。

BGMは、フジファブリックゼロ年代の香りだなあ…と思いながら聴く。ところどころ、グッっとくるフレーズがある。