#自分を作り上げた映画4選

#自分を作り上げた映画4選

どれも大学生以降に見た映画なんですが、このころから私は、「ピュアネスを失ったあとも続く物語」にすごく惹かれるようになり、それは今も変わっていません。大学時代の私に何があったのでしょうか(笑) いや、そういうお年頃なんだよね。

その筆頭が、のちにスパイダーマンとしてブレイクしたトビー・マクワイアが孤児院につとめる(自身も孤児)繊細な青年の恋と別れを演じた『サイダーハウス・ルール』ですね。

サイダーハウス・ルール [DVD]

孤児院では、院長が違法行為である堕胎手術をこっそり行っている。ピュアネスをエロスが駆逐して退廃していく必然。戦争が個人の人生に与える悲劇。でも人間は弱いだけじゃなくて強い。人生は悲しいけど美しい。映像文学、という言葉がぴったりで、劇伴も美しくて、何度も見ました。

作監督の『おもちゃ』も何度も見ました。昭和30年代、売春防止法施行前後に、京都の花街で舞妓見習いする少女がデビューするまでの日々。

おもちゃ [DVD]

デビュー、それはつまり『水揚げ(=処女を売る)』を意味するのですが、それがイノセントの喪失ではなく、何かとても輝かしいところへの「主体的な」到達のように描かれていたのが印象的でした。

すれた姉芸妓たちを演じるのが南果歩喜多嶋舞で、置屋の女将が富司純子、そのパトロンが先ごろ逝去した津川雅彦。それらのあけすけでドライな描写もいいんですよねぇ。

宮崎駿アニメといえば、ナウシカラピュタを推す人が多い世代で、それらも大好きで何回も十何回も(再放送のたびにw)見てるんだけど、一番好きなのは魔女宅なんだな~。

魔女の宅急便 [DVD]

修行という名の冒険にたった一人でとびだして奮闘するキキ。世の中というものを体験し、飛べなくなる(ピュアネスを失う)。

冒頭、パパの「いつのまにこんなに大きくなったのかな~(高い高いしてグルグル)」から、涙腺刺激ポイント多し。女の子をチアする映画だと思う。「落ち込んだりもしたけれど、私は元気です」は、本当に大好きなフレーズ。

シティ・オブ・ゴッド』は、今はなきシネテリエ天神で見たブラジル映画

シティ・オブ・ゴッド [DVD]

1960年代から80年代のリオデジャネイロのスラムが舞台で、麻薬、暴力、強盗、レイプ、殺人、そして復讐の連鎖がこれでもかと描かれる。

劇中、ものすごい数の銃声を聞くんだけど、一発一発に衝撃がある。見終わって外に出ると、まるで現実のほうが非日常みたいな感じがした。

「なまっちょろいところは、ひとっつもなし。あまりに軽く扱われる命に心が重くなる社会派映画でありつつ、クールでスタイリッシュな青春映画のようでもある。」と、当時、感想を綴っていた(2003年。ブログって便利ね~)。もう一度見たいなあ。

で、4選の次点の映画はたくさんあるんだけど、今もう一度見たい映画がある! それはやはり女子をチアしてくれる青春映画、『ベッカムに恋して』。

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上映当時、この邦題だけで百万人は観客を逃したと思うんだけど(笑)私は見た!ベッカムのファンでもないのに!(笑) 

移民としてイギリスで暮らすインド人の少女が主人公で、女子サッカーを通じて恋や友情、そしてジェンダーや文化の問題が描かれるんだけど、これがすごく爽やかでいいんです。ちなみにこちらは、今はなきシネ・リーブル博多で見たと思う。

このタグ、面白いですね。「自分を作り上げた映画」っていうのは「好きな映画」とはちょっと違うし(まぁ結局、好きな映画ともかぶるんですけど)、ベスト10じゃなくて4選っていうのがまた、意味深でよい。みなさんの #自分を作り上げた映画4選 知りたいなあ😊

 

水無月の六 / ケアする女性こそ、表舞台へ!

facebookより)
「女性の力で政治を変える」に参加。

facebookでイベントページを見て、すてきな方や会いたい友だちが参加表明してて、その数は十数人といったところだったので、軽い気持ちで出かけて行ったら、お部屋は超満員😮 ローカル局のカメラも2台きてたようです。

大阪大学大学院の牟田和恵さんの講演。
先月公布・施行された「男女候補者均等法」いわゆる「パリテ」法をみなさんご存知ですか❓

国会・地方ともに、政党は候補者をできる限り男女同数になることを目指さなければならない。
という
女性議員を増やすための政治のポジティブアクション

ようやく世界標準に近づいてきた・・・・と言いたいところですが、
日本版パリテ法には、今のところ数値目標や罰則 / インセンティブなどの「実効性を担保する策」がなく
「これでパリテ法を名乗るのはちょっと厚かましいんじゃないかしら…💦」
と関係者のみなさん感じつつも

「いや、だからこそ、敢えて【パリテ法】で推していこう!
 名前にふさわしい中身に育てていくために!
 そして将来的には、男女同数が当たり前になり、パリテ法なんて必要なくなるのが理想」

とのことです。
「どこかの政党が、きちっと男女同数を実現し、それが可視化され、評価されれば、そうでない政党も無視できなくなるだろう・・・」と。

この日本版パリテ法については、ちょうど最近、Twitterロンブー淳のつぶやきが流れてきて。
(何度も言いますが、私はヒマ人なのでSNSは全部やってます 笑)

【国会、地方議員の選挙で男女の候補者の数をできるだけ均等にするという事なんですが…
優秀でこの人なら任せられると思えば、均等じゃなくても女性の方が数が勝ってもいいのでは?なにも均等にこだわらなくても… あと優秀な男性が均等法で足切りされるのも納得いかないし…】

このつぶやきに、100以上の返信(コメントみたいなものね)がついているのですが、
ざっと見た感じ、8割以上がざっくり「パリテ法反対」意見でした。
興味のある人はごらんください。 ↓
https://twitter.com/atsushilonboo/status/1002377751033081856

それがそのまま世論の割合とは思いませんが、SNSってそういう意見を可視化するよね~

さて、牟田さんの話に戻って。

今、社会学では「ケア」の重要性についての研究が進んでいる。という話がとても勉強になりました。

人間は、基本的に「依存」する存在である。
お腹に宿って、生まれてきても、自分では何もできない。
(日本では)少なくとも20年近く、親など大人の庇護を受けなければならない。
また、個人差や程度差はあるけれど、最期を迎えるまでの数年(十数年…数十年の人も?)は何らかの形で介護を必要とする。

つまり、人生のうち1/4くらいは、他者にケアしてもらわなければならない。
=依存しなければならない。

というか、ちょうどこの朝、安田サニーさんとやりとりしてたんだけど、
そもそも、家事に関していえば、自分でやるか家族がやるか外部委託するかのチョイスはあれど、生まれてから死ぬまで発生し続けるものだからね。
自分でやらず、外注してお金を払わなければ、それはケアをお願いしている=依存してるのと同じだからね。

日本では家事育児にしろ介護にしろ、この依存=ケアを女性が担ってきた。
ケアには道徳的責任が伴う(ほっぽらかせない)から、その期間は、就業つまり稼ぐことは容易ではない。
夫なり子どもなり、他の人に稼いでもらわなければならない。
つまり、ケアする人もまた、自立できない。経済的に誰かに依存しなければならない。
たとえ、育児や介護が終わっても、じゃあ翌日から、「バリバリ正社員で稼ぎます!」となるか?
というと、それが現実的に難しいのも自明の話。

ケア労働は、一生にわたるペナルティになっているのが現実だ。

ケアは人間にとって必然的な、根源的な営みであるにもかかわらず、ケアを担う人は社会的に自立できない、
まるで格下の市民のように扱われ、その声が拾われない現実。

社会は、自立できる人を前提に成立していて、公職には、「ケア労働」を知らない(免除されている)人がふさわしいとされている。

女性議員が増えたら、ケア労働者の声を可視化できる
多様な生活者のニーズを政治に反映できる
ひいては、
人と社会のありようの見直しや、
多様な個性を尊重したうえでの平等な社会にもつながる

というお話でした。

こないだ立憲民主党の「立憲アカデミー」に行ったとき
(あ、このレポート、あげてなかったな・・・枝野幸男の話がナマで聞けるってんで、ホイホイ出かけて行ったミーハーです)
「もちろん男女同数を目指してがんばるけど、立候補してくれる人を探すのがやはり難しい・・・」
と、枝野さん、言ってましたが。

「私なんて、キャリア、何もない。
 非正規職員とか、家事育児介護しかしてきてない。」
という女性がいれば
「そんなあなただからこそ、新しい時代の議員にふさわしい!」
ということです。

・・・と牟田さんは言ってましたね。

ほんとそうだよね~。
と、すごく共感します。
「女性の力で社会を変える」 
そう信じるコアなメンバーがリーダーシップをとっていくことが必要だと思います。

でも一方で、
多くの女性は・・・(女性に限らず、多くの市民は・・・)
「自分たちに社会を変える力がある」
なんて、さらさら思ってないし、

そういうのは、誰か特別な人がやること。
間違っても、自分はかかわりたくない。
と思っている。

この日のイベントのタイトル「女性の力」も「政治を変える」も
大多数の女性を力づけるより、逆に、ドン引きさせるワードである。
というのが、まだまだ現実です。

そういった大多数の女性に届く言葉。
また、ロンブー淳のつぶやきにぶら下がる、パリテ法反対の人々と対話できる言葉。
そういう言葉を、私たちは持たなければならないなあと思います。

「パリテ法・クオータ制不要論? そんなの50年前にすんだ議論だよっ!」
と、こういう会ではその一言で済み、笑いが起きるのだけれど、
現実には、そういう言葉や、反対以前の無関心とも、辛抱強く向き合わなければならない・・・。

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とにもかくにも、とても活気があって、終了後のお茶会含め、元気な女性たちがたくさんいて、お話して、元気になれる会でした。

さて、そんなこんな私が勉強している間、うちの男たちが用意していた夜ごはんが写真です。
夫がイワシを手開きして揚げ、息子が餃子をせっせと包んだようです。それを食べるだけの私・・・
牟田さんが言ってた「ケアのフリーライド」って言葉が浮かびましたよね(笑)

facebookでは、この投稿にいろんなコメントをもらって、そのやりとりも面白かったです。興味のある方はどうぞ~facebookやってない人も見れると思います。
https://www.facebook.com/emiinoue9024/posts/2185956651690942

水無月の五 / あさイチ プレミアムトーク:野村萬斎

●6月某日: 
あさイチ・プレミアムトーク野村萬斎に後ろ髪引かれながら家を出る。

「ままいる」のコワーキングスペース → アスカーラ → 中央コミュニティセンター → 放送大学学習センター(九大筑紫キャンパス)で7.5キロくらい歩いた今日。それでわかったのは、7.5キロ歩くのは、7.5キロ走るより、ある意味きついってことだ。スニーカー履いてなかったからかもしれんけど。しかも今日、暑い。

夕方、サクの要望で一緒にケンタッキー買いに行く。「おれ、ケンタッキーはじめてかな?」とサク。いや、幼稚園の年少か年中のころ、どこかでイートインしたような・・・。ま、体感的に初めてかもね。夫は飲み会。「今日は “よふかししていい金曜日” だな」と「2355」のフレーズを言いながらも、21時を過ぎると「ねむい・・・もうむり・・・」と布団に吸い込まれてゆく健全なサクさんであった。

facebookより)

あーもう出かけなきゃだけど書かずにいられない! 私、野村萬斎さん大大大好きなんですよ。

信じられないくらいダンディーでエレガントなのに、信じられないくらいサービス旺盛なんですよ。

今日の「あさイチ」のプレミアムトーク。開始7分で「ややこしや@にほんごであそぼ」を実演。

幼稚園時代のエピソード、っつーんで何が出てくるかと思ったら、
「おかあさんの絵を描きましょう」という時間に、園児・萬斎、何とお母さんの裸体(ヘアヌード)を描く の巻。

「お母さんのアンダーヘアーがずっと不思議だったんですよ。
 よその人とはそうそう、風呂に入ったりしないですからね。
 なんでお母さんはあんなところに毛が生えてるんだろう?って。
 子どもの目線って低いじゃないですか。
 ちょうどアンダーヘアーが視界に入るんですよね。
 それで、『お母さんの絵』って言われた時、反射的にアンダーヘアー込みで描いたんでしょうね」

朝からNHK生放送で何回アンダーヘアー言うねん(笑)

しかも、
「やっぱりみんな不思議に思ってたんでしょうね。
 それを見たほかの園児たちも、同じように自分のお母さんのアンダーヘアーを描きだして、教室にはお母さんのアンダーヘアーの絵がずらっと飾られ・・・」

ちょ、最近のどんなお笑い番組より爆笑したわwww
大吉先生もリアクションに困っとるやないかwww
「そんな自分を誇らしく思っていた」
とまで言っていた(笑)

ものすごく麗しい顔で、
「いや誰もあなたにそーゆーの求めてないから」
っていう高度なネタを繰り出す萬斎さんなのでした。

やっぱ大好き!!!!
続きは夜見ます!!!

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(↑ 息子さんの稽古を見守る姿。この険しい顔もなんだかかっこいい。)


で、続きもすばらしかった。

狂言師の家系の伝統通り、3歳で「猿」の役で初舞台を踏む息子さん。3歳の息子に厳しい稽古をつけていた萬斎さん、初日の舞台の上で、猿の息子にセリフを言いながら一筋の涙をツツッと落とす。なんというお宝映像!!! NHK、でかした!! 

涙のわけを聞かれて、

「普通なら息子の初舞台を喜ぶところでしょうが、これから彼の長く険しい道が始まる、それが(狂言師の家に生まれた)彼の宿命なんでしょうけれど、父親の自分がそう仕向けている一人なんだと思うと・・・」

と答えた萬斎さんの気持ちは、想像できるはずがないんだけどとても想像できる気がする。

萬斎さんはとにかく肩の力が抜けていて、聞かれればなんでも忌憚なく答えるし、乞われればなんでもやってくれる。娘さんとアナ雪を見に行った時、「凍らせる」という特殊技能を持つがゆえに普通の人生を送れないエルサに感情移入して号泣したという話もすごかったけど、耳や頭皮をくいくい動かしたり、「ややこしや」の話のとき、頼まれてもないのにジャケットを頭からかぶって幽霊みたいな手をして「こういう動きって面白くないですか?」と笑う姿も本当にすてきだった・・・・!

 

男性学:田中俊之先生講演メモ:【ゆるマジ】 vol.15 「スペシャルゲスト=田中俊之先生を迎えて特別編!」

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身近な話題から社会問題まで、ゆるくマジメにおしゃべりする【ランチタイムトーク ゆるマジ】
初めてゲストをお迎えして、夜のゆるマジ(ムフ💕)をお届けしました😊

ゲストは、『男性学・キャリア教育論』を専門にされている、大正大学准教授の田中俊之先生。

「昨日乗ったタクシーの運転手さんに、『一風堂一蘭なんてほんとの博多ラーメンじゃない』と力説されたんですが本当ですか?」
と、おっしゃってましたw わかりみw 
それで帰りに船津商店をご一緒しました・・・っていきなり余談(笑)

先生は、お昼はヒルトン福岡で企業内研修をされ、夜は男女共同参画市民グループ主宰のイベントで講演をされるなど、ハードスケジュールの後に、マミスマスタジオまでお越しいただき・・・

なので、「ゆるマジ」では、タイトルの通り、先生にもカジュアルなお話から入っていただきました!
ゆるくても、先生の話は滅法面白いものですから、私の笑い声が不必要に大きくてすみませぬ💦 

先生の憧れ、トム・クルーズの話。
ジェンダーの話がびんびん通じる上沼恵美子さんの話などなど・・・
150万人の福岡人のみなさん(もちろん福岡以外からも!)、ぜひごらんください✨

男性学とは? 
→ “男性が男性だから抱えてしまう悩みや葛藤 ” を扱う学問

ジェンダーというと女性やセクシャルマイノリティからのアプローチが多いのですが、実は男性にもプレッシャーや生きづらさがあるんですよね。稼がなければならない、強くなければならない、大きな夢を持つべきだ・・・などなど。

星野源菅田将暉ムロツヨシが大人気の昨今(←ちなみに私、全員大好きです)、
「俺についてこい」「大きな体、大きな筋肉」的なマッチョな価値観の支配もだいぶ薄らいできたかなーと思うのですが、
弱音を吐いたり愚痴を言ったりすることへのハードルの高さ、このクソ暑いニッポンの夏で日傘もさせないなど、男性って大変・・・という面も依然として多いですよね😢

講演も本当に面白くてメモを取りながらあっというまの80分でしたが
特にフムフムと思ったのは

・まず「普通」があって、そこから外れたものが「おかしい」のではなく、何かを「おかしい」と決めて、「自分はそうではない=自分は普通の側なんだ」と普通を作り出している

・基本的に人間は保守的で、「今こうだから、これが正しい」「今の体制を守りたい」と思う生き物。今の体制によって不利益をこうむっている人でさえも、その心理傾向は同じ。だからなかなか変わらない、変われない。

・今、「おじさん」は叩きやすい存在。おじさんといえば、正社員で既婚・子持ちで管理職…なんていうイメージだが、長い不景気を経た今の日本では、そんなおじさんむしろ少数派。空想の中のおじさんを「おまえらが悪い」と叩いてガス抜きしても、世の中は良くならない。

・女性管理職を増やそうと言って、女性向けの研修をしても、乾いた土地に種をまいても芽が出るはずないくらい無意味。男性を含め、みんなが持っている女性管理職への偏見を取り除く研修をしなければならない。

などですね~。また、

・特に男の子に上昇志向を植え付けるのは、子どもが親より良い生活ができるのが当たり前だった高度経済成長期には意味があった。平均年収が下がり続け、親より豊かになる見込みが少ない今の世の中では、「大きな夢を」と煽るより、むしろ「鎮め」が必要

・上下関係や、権力そのものが悪いのではない。権力は正しく使うべきであって、権力をふるっても責任をとらないのは最悪。

・マニュアル思考を脱する必要性。「プライド」というと「見栄(ミエ)」と解釈されがちだが、仕事にしろ育児や介護にしろ、試行錯誤して自分自身が納得できる「プライド」は大切なもの。人と比べたり世の中のものさしで測るのではなく、自分にとって何が必要か、自分で見極めることが大事

など、本当に、心の底から同意です🔥🔥🔥と思いました。

そして、最後の質疑応答の中で出た

「世の中は急には変わらない。でも、歴史を振り返れば、女性参政権にしても長い時を経て実現したもの。自分がその恩恵を受けられないとしても、次の世代や、百年先にでも変わるのならば、取り組んでいく価値はあると思う」

という言葉に、私はとても感動しました✨
元・名古屋大学建築学科の准教授にして人気ミステリ作家、森博嗣の処女作『すべてはFになる』という小説(もう20年も前の作品ですか。数年前、綾野剛主演でドラマ化もされましたね)に、

「僕ら研究者は、何も生産していない、無責任さだけが取り柄だからね。
でも、百年、二百年先のことを考えられるのは、僕らだけなんだよ」

という名言があるのを思い出しました。

今の世の中、成果主義
それも、非常に短いスパンで結果を出すことが求められます。
だから、今すぐ役に立たないものは、かえりみられなかったり、自分からあきらめたりもしがちです。

しかも、先生は

「現実は、ポリティカルコレクトネスだけを貫けるような、簡単なものじゃない。もっとぐちゃぐちゃしている」

と動画でもおっしゃっています。その認識の上での「百年先」なのです。

葛藤したり折れそうになったりしながらも、
百年、二百年先のためにがんばろうと思えるのが、
希望を捨てずに光をめざせるのが、
人間らしさってもんじゃないのかな?

と、あらためて思える、とても励まされるお話の数々でした。先生、本当にありがとうございました~❣️

動画は、こちらにて!ごらんください! 15分ほどです。↓↓↓

https://www.facebook.com/akiko.ganse/videos/1796312423783461/

 

水無月の四 / プロフェッショナル仕事の流儀「かこさとし」・7歳児の疑問いろいろ

●6月某日: かこさとしさんの「プロフェッショナル仕事の流儀」見る。

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先月、92歳で亡くなった。番組は3月11日からの1か月間の取材。死期が迫っていることは家族も本人もわかっていたというが、かこさんもご家族も自然体そのもの。かこさんは気力が衰え気味だが、それも隠したりごまかしたりすることなく、体調がよいときを見計らって仕事をする。

絵本作りの原点にはやはり戦争体験。子どもたちへの償いと、未来を託そうという思いをこめて作ってきたという。

ずっと構想をあたためてきた科学絵本「水」の絵を、体力的に無理だということで鈴木まもる(「せんろはつづく」の画家)にまかせる。鈴木さんがもってきたラフとかつて自分が書いた文章を合わせてみて、絵に対してはほぼOKを出しつつ、「これは文章を書き直さなければいけない。全部ご破算だ」と静かに言う老作家の凄みにぞくぞくした。

その書き直しはきっと間に合わなかったと思う。でも私たちには彼がこれまで作ってきた絵本が残されている。

夕方、サクのスイミング。夜ごはんはハッシュドビーフとサクが作ったサラダ。夕食後、夫はゴルフのレッスンへ。10回集中講座を受講中


●6月某日: 午前中ランニング5.5キロ。睡眠不足の感あり。歴史勉強会の準備。5回目だけど、毎回、時間の枠も違うしブラッシュアップしたいしで準備はまあまあかかる。でも楽しみ~。

facebookより)

衝撃… 息子小2が、
「シチューとかハヤシライスは、あま口とか から口とかないから、いいよな」と言う。
「なぜ?」と聞くと、
「カレーは、子ども用(甘口)と大人用(辛口)になべをわけるから、金がかかる」
って。

ええええええええ
ガスのコンロを2口使うことを気にしてるんですかーーー
カレーの辛口よりも世知辛いじゃねーか!!

先ほどは「ぜいこみ、って何だ?」と言い出した。
うわーーーーめんどくせーーーーー

「消費税を入れた値段ってこと。税抜きだったら100円。税込みだったら108円。」
「しょうひぜいって?」
「うーん・・・税金ってわかる?」
「わからん」

だよね、だよね、だよね
めんどくせーーーーー!!!

「あのね、たとえば暮らしてるとゴミが出るやろ。
 ゴミ置き場にもってくやろ。そのあとどうなる?」
「リサイクル」
「リサイクルは、誰がやる?どうやって?」

(中略)
「あとな、図書館行ったら、誰でもタダで本借りれるやろ? その本は誰が買う?」
(中略)

「・・・そういうのを、税金でやってるわけです」
「ほー。8円で?」
「そう。みんなからちょっとずつ集めてる」
「じゃあさ、スーパーとか、なんで、“ぜいこみ” のねだんのほうが、小さく書いてあるんだ?」

き、聞きたかったのは、それか。
子どもって面白いとこから疑問を持つね…。
それはたぶん、税込みのほうが高いから、安い値段を書いたほうが、よく売れるからやないやろーか。知らんけど。

夕方、一緒に行ったスーパーで、初めてコロコロコミックを買って、夢中。小学生らしいな~。夜ごはん、豚バラを焼いてカイワレとレタスで包む。ブロッコリーときゅうりとトマトのサラダ。新玉ねぎ。ゆでたまご。健康診断が終わった夫と飲む。

 

水無月の三

●6月某日: 運動会の代休。夫はもちろん仕事。おつかれさまです。午前中は家事雑事、昼はサクの希望でマクドナルドで食べた。午後、サクは友だちの家に遊びに行かせてもらって、私は男女共サポーターで寸劇の練習。今日は演出家の後藤香先生が来て演技指導をしてくれる。これを楽しみにしていた!! 後藤さんは9月に見た舞台「花とヴァンパイア」の脚本演出を手がけた方。劇団go toを率いている。

emitemit.hatenablog.com

とても若々しくて、さばさばと闊達で、的確な指導!! 1本7~8分くらいのミニ寸劇を5本、練習してるんだけど、さすが、脚本の理解と、わかりやすい身体表現、その引き出しの多さがすばらしい(って、なんか、上からの批評みたいですが)。とても楽しかった。

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習い事に行くお友だちと別れたサクが、練習中のホールに合流。合鍵を持たせて家に返しといてもよかったんだけど、こんな機会めったにないから、練習をちょっと見せたいなというもくろみもあり。ジェンダーの問題を扱った寸劇の主旨をつかむのは、サクにはまださすがに難しいんだけど、家に帰ってからちょっと話をしたり。

夜ごはんは、冷やし中華2人前を3人でわけ、鶏ひき肉やコーンなどの塩炒めをレタスで挟んで食べる。夜、メールの返信やチラシの修正、facebookにイベントページ作成などしこしこと小さな業務。


●6月某日: 1日雨。放送大学で今受講している科目はラジオ講義で、毎回、DJよろしく先生が講義内容に関係する音楽を流すのだが、今日はいきなりSMAPの「世界に一つだけの花」が流れて驚いた。しかも講義のエンディングには、SMAPが北京語で歌った同曲が流れた! 

サク、帰宅するとすぐ席替えの報告。同じ幼稚園だったHちゃんがお隣さんになったらしい。幼稚園の同級生は17人、その中から同じ小学校にいるのはたった6人なのでとってもレア! お互いに「うそやろー?!」って驚いたそう(笑)。

夜ごはんは、塩サバ、豚汁、サクが作ったコンビネーションサラダ。サクがねたあと、夫と録画で「コンフィデンスマンJP」を見て、そのあともザッピングしながらだらだらしゃべってたら、テレ朝『ソノサキ』で見たホストの世界がすごかった…! 夫の仕事の話を肴に飲んでたんだけど、彼もそのうちローランドさん(ホストさんの名前)にくぎ付けに(笑)。ナンバー1ホストの方、こーゆー番組に出たら、税務署から目をつけられて、すげー調査が入るんじゃないかとか思っちゃう経理脳。ちゃんと申告してるんでしょうね?

4月くらいの「プロフェッショナル仕事の流儀」で見た歌舞伎町の高級クラブのママさんもすごく面白かった。
夜の世界の特集って非常に惹かれる。

 

水無月の二 / 運動会

●6月某日:(facebookより)
小学校の運動会でした! 行くまでは何かめんどくさいんだけど(前の晩、酒を控えないかんしさ←)、元来わたしは運動会大好きっ子、 そして走る姿フェチ。始まってしまうと何だかんだあっという間です。

ところで、みなさんの小学校はどんな運動会ですか?
最近、こんな記事も読みましたが。
『競技も時短!変わる運動会』

www3.nhk.or.jp

うちの子の小学校は、8時50分開始 14時半終了くらい。
各学年、それぞれ3競技(走・チーム競技・表現)に出場し、そのほか応援合戦・全校競技・PTA競技・新1年生競技、そして開閉会式と、かなり昔ながらの標準的プログラムです。

が、去年つまり息子が入学した年から、5・6年生の組体操がなくなったそうで。
あら?騎馬戦はもっと前からなくなってたのかな?

代わりに投入されたのが、【フラッグパフォーマンス】という集団行動。
旗を片手に持って動かしながら、音楽に合わせてフォーメーションを次々に変えていきます。
これが・・・、正直、イマイチおもんない (個人的意見です、すみません!)
なんかさ、もうちょっと、こう・・・覇気とか、いきいき感がさ・・・。

いえ、別に、見ごたえを求めてるわけじゃないのです。
子どもの運動会だから、子どもが楽しけりゃ、それでOK。
子どもたち自身は、やってて面白いのかな?
ワクワクドキドキとか達成感とかあるのかな? 
よそのお子さんには尋ねにくいので、直接聞いたことないんだけど…。

といって、組体操と騎馬戦がなくなったのも納得する部分は大きいのです。
名古屋大の内田良さんが数年前から提唱しているとおり(この辺とか↓)
http://dual.nikkei.co.jp/article/104/67/

日本の集団至上主義と、「感動を消費したいギャラリー」の悪いところが出がちなのがこれらの競技で、運動会大好きっ子の私が敢えて言いますが、「たかが運動会」で後遺症が残るような大けがのリスクを子どもたちに負わせたいとは思いません。

安全を確保しつつ、5,6年生らしい演目。先生たちも悩んでるのだろうなー。
息子が5年生になるころはどうなってるだろうか。

友だちの話とか聞いてると、これは福岡市内や近郊で一律の状況ではないようで、
午前中で終わる運動会もあれば、今も組体操をやってるとこもあるみたい。
ピラミッドの段数とかをそこそこ落とすとか、安全配慮してるのかな?
みなさんの小中学校の運動会はどうですか?

息子は大玉運びのアンカーなどがんばってた。ダンス(関ジャニ『パノラマ』)も元気いっぱいで、まだまだ素直な2年生ですな。

友だち同士、もちゃもちゃしてる応援席の様子を観察するのも面白い。
お友だちのおばあちゃんが、おにぎりたくさん作るから一緒にどうぞと言ってくださったので、
うちは唐揚げ班をつとめました。塩と醤油の二種類をチャチャッと作りました・・・夫が(←傍観者 笑)


私が子どもの頃は運動会の日は体操服で登校してたけど、息子はいつもどおり私服で登校して学校で着替える。去年の教訓 をもとに、赤白帽子を忘れてないか何度もチェックしたよw 

かけっこ、スタートの合図がわかりにくいなーと思って見てたら、見事に出遅れていたw 大玉運びは(人数合わせのため)2回登場してたけど、2回ともチームワークよくうまく運べてて楽しそうだった。ダンス、かわええ。なかなかリズム感ある。途中で隊形変化したら運動場の反対側に行っちゃったので、人ごみの中、走った、走ったw 最後は思い思い、自由なキメポーズ。控えめでかわいいポーズでサクらしかったw ダンスは、みんなが同じ振り付けなんだけど、一人一人を見るといろいろ細かく違う動きをしてる(めちゃはりきってる子、ユルッとしてる子、ちょっと遅れてる子など…)のが、かわいいし、とてもいい。

今年はそこそこ涼しくてよかった。しかし土埃すごいね。

サク、帰宅後もハイテンション続く。夜ごはんはお弁当の残りで。夫と錦織くんの全仏の試合見ながらちびちび飲んで、終わってちょっとチャンネル変えたら・・・。


 

水無月の一

●6月某日: 今月半ばに糟屋郡にお呼ばれして歴史勉強会をさせてもらうことになったので準備をしている。今回は、FP事務所をやっている吉田さんの主宰で、吉田さんのお客様向けに1時間目が歴史(私)、2時間目は現役の小学校の先生(!)が道徳の授業をなさる。責任重大・・・。今月は市議会があり、また、かどたにさんと傍聴ツアーも計画しているのでそのイベントページも立てる。

遅れ続けているが続けているせごどんのログ。ウォーキングがてら配当金の受け取りとか。夫がほぼほぼ定時で帰ってきて、夜ごはんは家で焼肉! 焼き野菜がどれもこれもおいしい。肉はもちろん美味しい。

だいぶ前に録画してた『帝一の國』の前半を家族で見る。菅田将暉は顔見てるだけで笑える。吉田鋼太郎との暑苦しい親子wと対照的に涼しげな竹内涼真とのコントラストがすばらしい。「半分、青い」陣ががんばってて、鈴愛(永野芽郁)もボクテ(志尊淳)も出ている。半青にはこれから出てくる間宮祥太朗もいる。サクが寝てから夫と焼きそばをしようと思っていたのに(太るぞ!)最近の睡眠不足でサクと一緒に寝てしまった。美容と健康のためには結果オーライ。


●6月某日: 午前中ランニング、8キロほど。暑い。今シーズン初めて、途中で店舗のトイレを借りて手を洗ったw サクは夫と床屋に行って髪の毛スッキリ。

数日前に夫と結託してメルカリ(!なんと夫、メルカリのアプリをダウンロードしていた!)でベイブレードの何ちゃらというコマがくるのを楽しみにしていたサク。この数日、1日20回くらいその話をしていたのが面白かった。ついに来ました。

夜、何かをごそごそ作成したあと夫のスマホを借りたサクが何を始めるかと思ったら、動画撮影w 「サクのベイブレードこうざ」というタイトルや(ひねりのないタイトルだなw)、各コマの名前等も紙に書いていちいちそれを映してから解説しているw サク的に、「ゆるマジ」を参考にしてるっぽいのが、なんかw 

NHKの「実感ドドド」とかいう番組で福岡空港の歴史をコンパクトに消化してるのを見た。面白かった。九大ファントム機墜落事件から50年。

夜ごはんは、豚ともやし、豆腐の中華炒め。かつおのたたきと冷ややっこには薬味をたっぷり! 明日は運動会です。

五月の十六 / こんな世の中に産んでしまってごめんと時々

●5月某日: 佐川前国税庁長官ほか全員の不起訴が決まり、昨日の党首討論は予想以上にクソなめた仕上がりで、役人に自殺者が出ても、セクハラという名の人権無視に対してセカンドレイプとなる暴言をバンバンはいても、ていうかそもそも公文書改ざんと虚偽答弁が続々でも首相はおろか外相すら責任を取らない。外国人労働者では「あゝ野麦峠」並みの労働環境、入管では環境のひどさと差別的扱いにハンストや自殺者が絶えない。アジアの国々における日本のイメージは日々クソ低下してることだろう。

日頃のむかつきを思わず連ツイする。このままいくと子どもたちの未来は本当に暗い。自分たち親の世代と子どもたちの世代が同じ繁栄や公共の福祉を当たり前に享受できると思ったら大違いなのだ。

政治や社会のことを話すのはお行儀が悪い? 意識高くて引く? んなこと言ってる間にこうなってしまったしこのままだとこれから悪くなっていくとしか思えない。それでも続く無関心。


















午後は男女共イベントの寸劇練習。お芝居って難し~い! 

ちょうどサクが下校してくる時間とかぶったので帰ってくるほうへちょっと進んでみると、私の知らない子と2人で帰ってきてた。近所のいつもの友だち(クラスが違う)とは時間が合わなかったらしい。その子は帽子を折りたたんで蓋をしながら歩いてて、「この中にとんぼが入っとう」だって。かわいい。

夜ごはんは、かますの干物、塩肉じゃが、みそ汁、切り干し大根。

2018年 8月6日(リンク集も)

不肖わたくし主宰「朝ドラや絵本で語るレキシ勉強会」にて
広島・長崎の原爆投下日を尋ねてみると、スラッと出てこない人(子育て世代)は少なくないと感じてる。

こんな会に多少なりとも興味をもってくる人でもそうだから、
有権者平均では、周知率はもっともっと低いんだろうなと想像する。

この風化、
それだけ長い年月、日本が戦争をせずにこられた証なんだろうなとも思うけども。

今、福岡市では夏休みの登校日がない。

私は、原爆に関する平和授業は「その日」にやったほうが絶対にいいと思ってるんだけど、
(平成7年ですか、春日市で不幸な事件が起こったこともあり)

とにもかくにも、
何らかの形で子どもたちに戦争の歴史を伝えていく必要があるわけですが
その役割を学校にさほど期待できない今
家庭の役割はますます大きくなっている。

けれども、家庭のほうも、
「あー、今日は、原爆の日だな」
と一度も思いを馳せず

あるいは
ネットニュースで見出しくらいは見ても
家庭ではそんな一言も出ないまま
1日を終える子育て世代も多いんじゃないかと感じてる。

私が「戦争の歴史を学ぶ勉強会やってます」と言うと、
「子どもたちに教えてほしい」と言われることも多いんだけど、

私は、まずは親御さんがもっと知るべきなんじゃないかと思ってる。
なので、「子育て世代向けの歴史勉強会」なのです。

知らないおばちゃん(直接の戦争体験者でもない私)にたった一度、話を聞くより、
毎年何度も巡ってくる戦争に関連する日を始め、
少しでもいいから、繰り返して家庭で共有すること、話題にのぼることが
定着につながると思うから。

また、戦争がもたらした多大な被害を知ることも大事だけれど

「なぜ戦争は始まったのか?」
「なぜ、始まった戦争を、原爆を落とされるまでやめられなかったのか?」
「どうしたら防げたのか?」

という観点も、とても大事だと思ってる。
そこには、戦争に限らず、人間が犯す過ちに通じる普遍的な教訓があるから。

大人が伝えなければ、子どもは知ることはできない。

…というわけで、8月中にちょいちょい、これまで書いた戦争関連の記事を貼るので、
興味がある人は・・・というか、ぜひ興味をもっていただければ幸いです。

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emitemit.hatenablog.comまだほかにもあると思うんだけど、とりあえずすぐ見つかったものだけ。