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師走の十八

日々

●12月某日: 関東から親友が帰省してきたので、うちでランチなど。1歳10か月の男女の双子ちゃんも一緒。着くなり元気にサクのおもちゃをいろいろ探索して回る。友だちからおみやげいろいろもらった中に、サクのブームを知ってPPAPのクッキーなるものが入っていた。チョコペンでクッキーに描けるってやつw ランチは福慶の中華まんいろいろを中心に、あとスープとかかぼちゃサラダとか。子どもたちにはソーセージまんや金時いもあんまんや、ふわふわの白まんとう。サクは午後から近所の友だちの家に遊びに行く。福慶の小籠包セットをおみやげに持たせた。

親友とは中学時代にアイラブSMAPやら夢がモリモリやらを見て「昨日のあれ、見た?」と話したり、BEST FRIENDをリアルタイムでカラオケしたりしてた仲間。スマスマ最終回の録画を見ながら「損失だよねえ」と言い合う。

夕方、さあ帰ろうかとなったときの、双子ちゃんのママ抱っこを巡る「仁義なき戦い」がサイッコー! ママが一人で毎回これに対応するのほんと大変だけど、時々見るこっちからするとかわいくて健気でたまらん。サクは友だちと公園でも遊んで元気に帰宅。夜ごはんは餃子や野菜スープなど簡単に。夫は納会で食べて帰って来た。サクが「5人旅をお父さんに見せたい」と言い、また最終回を再生。彼が寝てからは、森くん脱退とかの部分も見る。

 

●12月某日: 今日から夫が正月休み。サクが朝、「おおそうじ、いつするの?」と尋ねる。口ごもるわれわれ夫婦w 今日やっと、年賀状を仕上げて、出した。まだこんな段階よ…。

昼は近くのラーメン屋に。久しぶりで美味しい。銀行に行って、甥っ子たちのお年玉のために新券を調達したり。夫は夜、大学時代の同窓会に行ったんだけど、行く前に夜ごはんを作っていくんだから大したもんです。私は病気でも病的な料理ベタでもないんですが、彼の好意を有難く受け取りますです。ということで、鶏手羽としめじと玉ねぎの甘辛煮など。そしてサクの要望により、まさかの3日連続で「SMAP5人旅」再生。

 

『おんな城主直虎』 第8話 「赤ちゃんはまだか」

大河ドラマ

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(今回の放送前↓) 


(今回の放送後↓)





さすが、貫地谷しほりは芸達者だなあ、と。ウェットで思い込みが強くてめんどくさい女を、どこかかわいらしくユーモラスに演じてた。大河ももう4作めですか。個人的感覚として、「龍馬伝」と「八重の桜」では、(クレジット順など)番手の割に個性を発揮する機会が少ない役だったと思う。今回は逆になりそうで、楽しみ。そして「風林火山」のミツは、内野さん演じる勘助の原初の女として鮮烈な印象を残す役。春からBSで「風林火山」再放送やるんですっけ? 見られる方はぜひ!

4回続いた幼年時代、その後も幼なじみなど人間関係を描きこんできたわけですが、さらに思いきり針をドメスティックなほうに振りきって、ここから、桶狭間に始まる時代の奔流へと向かうのですね。なんだかとても腑に落ちる。

時代の嵐は容赦なく井伊谷を襲うのだろうけど、これからも、このドラマにとって時代はあくまで「舞台装置」なんじゃないかなと思う。激しい時代の中で、人間の激しい煩悩や、感情のぶつかり合いが描かれ、時に、その混濁を超える美しさやすばらしさが描かれる。激しい時代だからこそ人間の核みたいなものが剥き出しになる。そういうドラマなのかなと。

しのの、次郎に対する気持ちを、単なる嫉妬心ではなく「みな、私が次郎さまだったらいいと思っている」と表現させたのは、さっすがうまい脚本だなあと思った。これ言われたら、100パーしのちゃんの被害妄想だよ、とは言えないよね誰も。

そしてさらに「森下節だなあ」と思うのは、その「しのの可哀想さ」を逆手にとって、「じゃあ自害しろ、われが大手を振ってそなたの場所におさまる」と次郎本人に言わせるところだなあ。するとしのは、「私はこの場所から何としても降りない。どんな手を使ってでもしがみついてみせる!」と悲劇のヒロインを演じるよりもっと強い意思にたどりつく。次郎という他者への恨みつらみより、「己がどう生きたいか」ってことに気づくんだ。

さらに! 直親のこともついでに(違)一喝した次郎は、その足で両親のもとへ。ブチギレながら相手をバックアップするという新しい手法w 「授からないのは既にあなたが呪っているからではないのか」と言われた次郎が「両親に報告する」と激昂したとき、「おーおー、そんな、100パー勝っちゃう手にでるんかい」と思ったけど、こういう形での報告になるんだねえ、とホロリであった。

毎晩のどじょう攻めとオイオイ泣きの場面もあり、これ直親もけっこうつらいよね、という見せ方だったと思うのだ。塞ぎがちだったり情緒不安定な人間とマンツーマンで毎日向き合うのはしんどいことなのだ。直親はしのを徹底的に邪険にしていたわけではない。どじょうを毎日でも食べて、泣きつかれれば抱きしめてやっていた。千賀がすすめ、奥山が娘を叱ったように、側女を持とうとするのは直親の立場的に非道ではなくむしろ普通のことだ。

「なぜ共に悩んでやらぬのか、しの殿はどうしてこんなに一人なのだ」次郎には夫婦の現実のしんどさはわからない。でも、次郎に言われたからこそ、直親には(きっとしのにも)響いたんじゃないかな。次郎は、夫婦の喜びとも悲しみとも生涯縁がない者なのだ。次郎の直親への言葉には、非難とか叱咤というより、何かもっと切羽詰まった響きがあった。自分が得られない「めおと」という関係が、当人たちのやりようによって壊れかけているのを見てしまった悲しみ。

直親にあそこでため息をつかせるのもめっちゃ森下さんらしいし、「しのもしのだよなあ・・・」と思わせる描写で、本当に全員が人間として高低差ない同じ位置にいるというかね。誰かひとりを下げたり上げたりしないんだよね。

政次も政次で、ひでーこと言ってたよな。還俗して俺と一緒になるかとか、麝香を自分で使えばとか、本来、そういうこと一番いけない立場なんだし、そんなの無理に決まってるって一番わかってるんだよ。今川の目付なんだから。でも、おとわには言っちゃう。脊髄反射っぽく言っちゃう。ダメな男だなー。

おとわが、亀のために健気に尽くす姿が癪に障るんだよね。それは「俺のためにはこの100分の1も働いてなんかくれないくせにくせにくせに」っていうちっちぇー気持ちもあるんだろうし、井伊の役に立ちたい、誰かの竜宮小僧でありたいと、衒いなく素直に動けるおとわが眩しすぎて苛つく部分もあるのかなと思う。政次は「まっすぐ」な生き方からは遠くにきてるもんね・・・。そういう生き方になっちゃう人間もいるんよね・・・。

千賀さんが、賢いんだけどどーにもこーにも保守的というか、「世の中とは / 武家の女子なら / 井伊の立場なら」と、あらゆることに対して「しょうがない」「そういうものです」なスタンスっていう設定だよね。そして瀬名姫んちをどんだけかわいく愛おしく描くんよー!!!

 

 

師走の十七 / サンタさんがやってきた ・ 社会のしくみをある程度わかってる6歳児

日々 saku

●12月某日: 朝ごはんをたらふく食べてチェックアウト。どこにも寄り道せずまっすぐ帰路につくといっても否やのないサク。「サンタさん、きてくれたかなー」プレゼントが気になり始めたらしい。ちなみにサンタが来るのは24日ではなく25日の夜だと思い込んでいるらしいサク。ま、別にいっかと看過している。

去年は玄関先にあったので、家に入るや「あれ?」と首をひねるサク。あちこち見ても見つけられず、だんだん不安げになって「おかしいなあ」と言いながらベランダまで出ていく姿がなんか可哀想になってヒントを教えてあげた。窓際のイスの上・・・目線がそこまで上がってなかったようで、見つけると「あったー!」とうれしそう。中身は、おてごろなラジコンカーと、ラQという、ブロックよりもうちょっと小さくて高度なブロックみたいなセット。

サクは「手紙を書く」方式を知らないし、特にこれが欲しいというものもなかったらしく、とにかくサンタさんが来てくれたことがうれしいらしい。さっそくラQを開け、すぐにコツを掴んで立体を作り始めた。とても静かに集中している。私は年賀状の印刷など。今年もギリギリだなー。夜ごはんはチャーハンと味噌汁。

 

●12月某日: ラQづくり絶好調のサク。朝ごはんのあと集中して飛行機づくり。冷たい雨の中、電車と地下鉄を乗り継いで別府の福慶へ。

蒋さんの笑顔に迎えてもらい、その場で白菜肉包と醤肉包とあんまん、そして私はピリ辛麻婆春雨まんも食べてあたたまる。蒋さんが他のお客さんの応対に行くと、サクが「あのこと、いった? アフリカンサファリ」と耳打ちする。「え?言ってないよ」「いったら?」彼の中でとにかく強い思い出になってるらしい。

ちょうどクリスマスどうしてた?という話になったので、アフリカンサファリに行ったんだよ~と水を向けると、蒋さんが「へぇー大分にそんなところがあるんだね、うちも行ってみたい」と言ってくれたのでジャングルバスのことなど詳しく話すと、サク

「ライオンのエサをトンビがさらっていった」
「我が家から差し出した肉を巡ってライオン同士がケンカした」

と、あの旅のハイライトを興奮気味に語った。

帰宅後は「ばーちゃんに アフリカンサファリのことをおしえなきゃ」と手紙を書きだす。文章の他、それぞれの動物にあげたエサやエサはあげてないけど見た動物の絵、そしてもちろん「ライオンのエサをトンビがさらっていった」事件などが書かれ、最後に「くわしくは、○○○(←我が家の部屋番号)へ」とある。うちに来たら詳しく話してやるってことだ。ウケる。「詳しくはwebで」の感覚なんだろうなあ、デジタルネイティブだなあ。

夜ごはんは、ひじきときゅうりなどのドライカレー風のもの、かぼちゃサラダ、味噌汁。夫は飲み会。

【今日のサクとの会話】

私 「サクちゃん足が強くなったね。まあお母さんの方が強いけどね。お母さん10キロ走れるけんな」

サク「じゃあ おかあさん、かごしまからとうきょうまで あるける?」

私 「そりゃ無理やろ。でも昔の人は、みんな東京まで歩いて行ってたんだよ。西郷隆盛は鹿児島から、坂本龍馬は高知から」(←サクが西郷や龍馬を知ってるわけではないが・・・)

サク「えーーーっ!」

私 「たぶん2週間くらいかかったと思うけどね」

サク「ごはん いっぱいもっていかな いかんやないかよ!」

私 「ごはんはね、その場その場で買ったり、お店で食べたりするんだよ」

サク「ねるとこは どーすんだ?」

私 「たまには外に寝ることもあるけど、基本は旅館みたいなとこかな」

サク「えーーーっ! じゃあおかねいっぱいもっとうひとやないと、いけんな!」

身体の話が経済の話に帰結…この社会のしくみを理解しかけているな…

 

2/12 読売新聞 「トランプ大統領登場の背景 アメリカポピュリズムの歴史」

世の中

『ごちそうさん』 第16週 「汁の棲み家」

ドラマ

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師走の十六 / アフリカンサファリ・湯平温泉

日々

●12月某日: 旅の朝は温泉に浸かることから始まる。サク「やっぱり、あさぶろはさいこうだよなー!」親の受け売りだろうがいっちょまえな口をきく。しかしまだまだ甘いな、朝風呂後の二度寝まで含めての温泉宿の朝ですよ。二階の、寝室にしている部屋の窓から、山や眼下に広がる町並みの風景を描いているサク・・・の写真を、二度寝の布団の中からカメラで撮る。

保養所をチェックアウト後、別府へ。湯布院から別府への山道。毎回ながら、同じ北部九州でも山の感じが福岡と全然違うと思う。途中で車中にも硫黄の匂いが漂ってくる。アフリカンサファリへ! もう30年くらい前からあると思うけど私も夫も(ゆえに、むろんサクも)初めてだ。

食堂で昼食をとって、予約していたバスに乗る。1グループごとにエサ箱を渡され出発。シカ、クマ、ライオン、キリン、ゾウ、ラクダなどにそれぞれエサをやる。その他、サイやハイエナやトラ、チーター、なんちゃらバッファローなどのセクションにも、随時バスは止まってゆく。

こちらが檻の中に入ったような鉄格子のバスの中からのエサやり。広い疑自然で野生然としている動物たちだがバスからエサをもらうのがデフォルトになっていて、バスが見えるとわらわらと走らんばかりの勢いで近づいてくる。やっぱりライオンがすごかった。こちらが長鋏で差し出した生肉を、上空から狙っているトンビがさらっていく。おこぼれをもらって群れを維持している本当の野生のトンビなのだ。すごく素早い。そして目の前で生肉をめぐって2頭のライオンが激しく吠え合う喧嘩。

さらに、すべての生肉をやり終わって「もうないよ」の合図(長鋏を下に置く)をしているのに、バスの窓から離れず至近距離でこちらをじーーーーっと見つめてくるライオン様。運転手さん兼ガイドさんが「ライオンは私たち人間のこともエサと思っています、エサをくれるエサだと思っているのです」などと面白いこと言うからなおさら怖い。この方、ドキドキと安心とをうまいさじ加減で繰り出してくる軽妙なトークと運転技術、プロの仕事だった。

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(ライオンさま)


サクも、揺れやすい車内と臨場感ある動物たちとの邂逅・ふれあい(といっていいのだろうか)に、約1時間の乗車中はやや青白い顔をしながらも、とても強い印象を残したらしくあとあとまで思い出を語っている。降車後は、軽くおやつを食べたり、広い園内を散策したりして休憩。鳥ブームのサクは先ほどの野生のトンビを模して羽(腕)を広げ、テンション高く不規則に走り回っていた。人口密度の高くない広い園内なので、こういうとき気楽。

夕方、湯布院方面に戻るような形でし、さらに奥手の湯平温泉に投宿。小さくて素朴な温泉郷。歴史は古く、メインストリートの石畳は300年前のもの。とはいえ日曜日の夕方、すごく静かで、さびれているといっても過言ではなく、現にメインストリート沿いに廃墟と化したホテルが。でも、10数件の宿と、いくつかのカフェとバーと土産物屋さんと・・・ここで暮らして働いてる人たちがいるんだよなあと思う。花合野(かごの)川、川幅は狭いがすごい水量。

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私たちの宿は5室だけの旅館。女将さん自らが食事の世話などしてくれる。部屋の真ん中には大きな炬燵が据えてあり、「いえみたい」とサク。うん、落ち着く。「主人の母から受け継いだ旅館です」とのこと。食事はとても美味しく、たっぷりの量だった。鴨鍋とカニグラタン、ヤマメが印象的。


 

師走の十五 / 湯布院でメリークリスマス

日々


●12月某日: クリスマスイブ。ゆうべ遅かったので朝寝坊したかったけど、家族につられて7時過ぎに起きてしまった(いつまで寝るつもりだったのかは聞かないで)。

ヒマつぶしに(?)サクとクリスマス工作。紙皿をくりぬいて絵の具を塗って折り紙やらを貼るリースと、雪だるまつなぎのメリークリスマス。

午後から、協議の結果、湯布院へ。どうも夫の風邪が完治しないので、当初から2泊の予定のところ、今日は諦めて明日の1泊だけしようと提案したのだが、サクが首を縦に振らない。夫は大丈夫だと言う。ええー無理してがんばって行かなくてもいいんじゃないのぉ-、と基本的に出不精な私だが、まぁクリスマスだしがんばりますか!てことで腰を上げたわけです。

幸い、道はいい感じに空いていて、ドアtoドアで2時間もかからずに湯布院の別荘村に到着。すばらしい晴天で由布岳が輝いていた。4月の地震の後はしばらく閉鎖されていて、久しぶりに来た。町のほうは観光客いっぱいで何より。

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家で作ったクリスマス工作をマステでペタペタと壁に貼り付け、さっそく温泉に入り、夜はチキンやらサラダ、焼き野菜と、お店で調達したオードブルなんかで簡単だけど気ままに楽しくクリスマスの夕食。直前まで風邪をこじらせていた夫とスパークリングワインで乾杯できたので満足なクリスマスイブです(私はその後もビールやらワインやらだいぶ飲みましたが。)

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ここ大分ではフィギュア全日本の放送がないのでTLでちょいちょい様子を把握。羽生がインフルエンザで欠場した今大会、宇野昌磨が初V。最有力候補だったとはいえすごいプレッシャーがあったようで、演技後は涙ナミダだったそうで。2位には田中刑事が入って、SP首位の無良は総合3位。女子SPはランク的にトップの宮原が76点超え、樋口や本郷など有力選手が順調に上位に入り、浅田真央は60~点で8位だそうな。

 

 

「ヒバクシャ国際署名」 事務局リーダーを務める元シールズメンバー

世の中

 

師走の十四 / どんぐり文庫クリスマス会

日々

●12月某日: 朝、Eテレで「ピタゴラスイッチミニ」が始まると(7:30)、「あ、もうこんなじかん、きがえな~」とニコニコしながら着替えるふりの小芝居をするサク。冬休みの開始を喜ぶしぐさも、6才になると進化するなw 午前中、小雨のうちに散歩を兼ねていろいろ買い物へ。サクのおねだりにうっかり乗って本を買ってやった。

昼ごはんのあと、クラスの友だちとお母さんが遊びに来る。はしゃぐ子どもたち。16時に一緒に移動して、どんぐり文庫のクリスマス会に初めて参加。小3の女の子が五味太郎の「まどからのおくりもの」を読んだあと、語り聞かせ「マーシャとくま」。梶田さんによる絵本の読み聞かせ「くんちゃんのだいりょこう」では何度も笑いが起きた。 

くんちゃんのだいりょこう

くんちゃんのだいりょこう

 

 

第2部は、19才の男の子によるギター演奏。数か月前、一年にわたるフィンランド留学から帰って来た彼はフィンランドの歌を弾き語ってくれた。1時間の会で、ふだんのお話会の倍くらいの時間なんだけど、途中でちょっとしたパペット劇やらの楽しい遊びを入れてくれるので気が逸れない。ひとつのお話をみんなで楽しむゆるい親密な雰囲気がやっぱりいい。

いつもどおり、12月生まれの子たちが「お話のろうそく」を吹き消し、最後に、クッキーやチョコレートやみかん、折り紙で作ったサンタの指人形など小さなプレゼントが子どもたちに配られた。梶田さんや、サポートのTさん、いつもここで会う元上司の奥さんと子どもたちにも「よいお年を」とごあいさつする。夜ごはんは鍋。豚肉、白菜、ごぼう、豆腐、しめじ、えのき、ニラ。

 

●12月某日: 朝ラン8キロ。気温は9度弱、冷たい雨が降ったりやんだり、何度か強めの風とともにびっしり降ったけど、真夏の猛暑ランに比べればまだまだマシなコンディションです。しかし某駅前でやっていたもちつき大会の人々はなかなかつらそうだった。

ちなみに祝日だが、夫が風邪を長引かせている。しつこい咳と微熱。サクと散歩がてらの買い物や、なわとび。なわとび久々にしっかり見たけどさすが年長、去年よりずっとうまくなっている。家では、チケットを描いて配ってもぎりもして実演するという何役もの活躍で、チャンバラショーとかトルコ行進曲のひとり合奏とか見せてくれた。

夫とサクが寝た後、放送大学の講義を視聴し、そのあとフィギュアスケート全日本男子SPの試合を見て、さらに勢いづいて(なんの勢い?)録画をいろいろ消化し、すっかり遅くなる。

 

『おんな城主直虎』 第7話 「検地がやってきた」

大河ドラマ

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鶴=政次の目線から:

直親「俺は隠したいけど、小野は難しい立場。おまえが決めてくれ」

(俺の料簡を読んで先回りしおって!ふんぬ)

玄番「小野を思いやってくれた人は初めて。直親さまは兄上を信じてる。竹馬の友っていいなあ!」

(え・・・そうなの・・・そういうこと・・・?俺が曲がってるだけ・・・?)

「隠し里の帳簿は破り捨てました」
直親「但馬、恩に着る!」

井戸に祈願「俺の思っているように事が運びますように(・・・直親は俺を信じているんだ、俺はそう思う!信じる! 信じてくれていますように・・・!)」

おとわ「鶴! 亀の言う通りにしてやって! 我の自主的な願い!」

「ちっとも俺の気持ちにはなってくれないんだね。俺、亀のせいで2回も煮え湯のんだよ? 
このうえ頼み事するってんなら、君たちも何か差し出して? そーだ、おとわそのものを差し出して? できるの?え?」

おとわ「・・・・・・」

「覚悟がないなら経でも読んでろ」

岩松「この里はなんだ!」
(・・・やばい・・・井伊を守らねば、こうなったら俺が・・・)

直親「私は知りません。但馬、どーゆーことだ、おまえが作った帳簿にもなかったな?」

(え・・・何それ・・・最初から小野をトカゲの尻尾切りにするつもり・・・? 信じた俺がばかだったの・・・?)

「(涙目)この里はかつて南朝の皇子さまが・・・」

直親「裏帳簿、どうするつもりだったんだ」

「好きに推測してください」

直親「怒ってるのか」

「俺を信じないのは別にいいけど、信じてるふりをされるのは気分悪い」

直親「おとわのためと思って力を合わせて井伊を守ろうよ」

「おまえのそういうとこ好かん」


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

亀=直親の目線から:

(そうか・・・・この隠れ里は、井伊の最後の砦・・・井伊にとって必要なもの・・・)

「次郎、今川の友だちに検地奉行の弱点聞いてみて。よろしくね。竜宮小僧!」
(次郎は誰より井伊のことを守りたいと思ってるし、大事な友だから、一緒に立ち向かってくれるよね。。。。)

「鶴、俺は隠したいけど、小野は難しい立場。おまえが決めてくれ」
(鶴はきっと俺と同じ心のはず・・・互いに父みたいになりたくないし、それにおとわのこと=井伊のことも守りたいだろうし、大事な友だから、いいよね。。。」

政次「隠し里の帳簿は破り捨てました」
「但馬、恩に着る!」(やっぱりそうくるよね!!)

(やべえ。。。岩松てごわい。。。)

おとわ「政次の様子はどう? 微妙な祈願してたけど」

(え・・・もしや政次は。。。土壇場で裏切る気じゃ・・・)

岩松「この里はなんだ!」

懐を探る政次 

(え! 鶴、破り捨ててなかったんけ?! 一人だけうまく逃げる気か?! 違うよな? おまえなら切り抜けてくれるよな? どっちだ?!)

「但馬、どーゆーことだ、おまえが作った帳簿にもなかったよな?」

「怒ってるのか」

政次「俺を信じないのは別にいいけど、信じてるふりをされるのは気分悪い」

「おとわのためと思って力を合わせて井伊を守ろうぜ」

政次「おまえのそういうとこ好かん」

(なぜだ・・・俺はおまえを信じてたんだ、おまえのほうが先に裏切る気だったんじゃないのか・・・? それにおとわのこと好きなんだろ・・・? だったら井伊を守らなきゃ・・・俺、間違ったこと何も言うてないじゃないか・・・)

 

こうしてみると、

・政次→直親に対して: 不信 → 信じてみるか →(おとわにイラッ!)→ やっぱり信じてないんじゃねーか!

・直親→政次に対して: きっと気持ちは一緒 → え、もしかして違う? → 一緒に働きたいんだけど、なんで怒る・・・?

ちょうど反転する心情が進行してたのかな。

思うに、3人とも、幼なじみに対して甘えがあるのだろうなと。

おとわは、政次の心情に疎いという甘え。子どもの頃からそうだったね。亀のほうが弱くて、助けてあげなきゃと思ってて、強くて賢い鶴は大丈夫だと無意識に思ってるような。

政次は、そんなおとわに対して、彼女に負わせるべきでない部分の怒りや鬱憤までぶつけてしまう。これも、昔からそうだったね。「何の覚悟もないくせに」って、それやっぱりおとわに言うのひどいよ。でも、おとわにだから言っちゃうんだよね。本当は、おとわには自分の気持ちをわかってほしいし、おとわなら失言も受け止めてくれると無意識に思ってるような。

直親は、おとわにも政次にも甘えてる。「井伊を守るため」という大義があるんだし、幼なじみなんだから、昔の感覚で気軽に頼んでいいと思ってる。きっと応えてくれると信じたがっている。でも子どもの頃に運命が暗転して、世の中の怖さ冷たさも知っていて、知らず知らずのうちに保身第一になったりするのかも。そして、基本的に、昔から「自分自分」の子だ。

でも、言うてもまだこの子たち、ハタチやそこらなんでしょ。10歳くらいまでは幼なじみとしての関係がほぼすべてだったんだし、それからはずっと離れていたんだし(おとわは出家の身、政次との間にも距離はあったよね)、何よりまだ若いんだもん、人間関係そんなにドライにビジネスライクにいかないよな。

幼なじみだと思えばフラットな3人。だけど現実には、主従とか、男女とか、配偶者がいるとか、いろんなしがらみができている。そのバランスの取り方、線の引き方、過不足のない振る舞い方を最初から上手にできるほうがおかしいんじゃないでしょうか。戦国の、井伊でなくても、若い頃って特に、無作法に、残酷に、傷つけあうものだよ。

ってことで、青い3人が楽しみです。政次、どんどんキレろ。我慢しちゃいかん!

しかしねー、直親の、「お前の思う通りにやれ。俺が責任取る」とは真逆の態度は、悪気は全くないんだと思うけど、上に立つ者の器じゃないってことを如実に示してましたよね。きっとそれができるのは、“女子にこそあれ次郎法師”の人なんだろうなー。

「政次と俺は、互いに“父のようにはならない”と思っているはずだ」という述懐には、オオッでしたね。直親は、自分の父のようになりたくない、なってはいけないと思っているのだ。彼のひとつの人生哲学を見ました。そして、政次もそうだろう、と思っている。前々回には、「おまえもおとわを嫁にしたいと思っていた(ことがあるはず)だろう」と言っていた。亀と鶴の2人にだけ通じる思いってやつもあるんだよね。だからこそこじれる。いいよいいよー

ツイートもしたけど、検地という戦国の実務の流れをベースに組み立てられた人間関係や感情のもつれという作劇がめっちゃ好みだった。

ほんのちょっとしか出てこない竹千代パートの屹立した存在感! 菜々緒さんはセリフ回しにはちょっとドキドキするものの、きつい顔ときつい所作がすごくいい。