沖縄への旅 2日め・美ら海とオリオンビールの日々

●2日目

6時すぎにみんな起きて、7時前に朝食バイキング。既に混みあっていて、テラス席のほうに座ったんだけど、緑の芝生の向こうに青い海が見え、鳥の鳴き声も聞こえてとてもいい風情だ。だいたい、(昨日の夜に続き)テラス席でごはんを食べれるっていうこと自体に沖縄の快適さがある。もはや多くの日本人にとって、夏の沖縄は避暑地と化していることがわかる旅であるw サクも「オリンピック、おきなわでやったらええやん」とエセ関西弁で言っていたw

8時前、慌てて朝食を切り上げて、コーヒーをテイクアウト用のカップに注ぎ(すばらしいサービス!)、部屋に戻る。そう、『半分、青い』のためですw 涼ちゃんがクズすぎてもうヤだー! 律の息子と電話で話し、感に堪えて涙をこぼす鈴愛にじんとくる。そして律の子の名前が翼だというじゃないですか! 幼いころに、流れの速い木曽川を挟んで糸電話で「律!」「鈴愛!」と呼びあう2人に始まった名前のドラマ。翼! 鈴愛の妊娠がわかって涼ちゃんが歓喜するシーンを見たサクが、「あとは名前だな。男だったら、つばさだな」とこともなげに言っていたものだが、律の子が翼だった!!

8時半、美ら海水族館へ。ホテルから15分もかかってないかな、徒歩で到着。既に中は家族連れでいっぱい。黒潮の海を模したという大きな大きな水槽には、日本の水族館唯一のジンベエザメがゆうゆうと泳いでいた。なんというか、語彙を死なせる迫力。「でかい!」「すごい!」「かっこいい!」くらいしか出てきませんよね、本当に。

ちょうど、ジンベエザメとマンタとにえさやるのを見せる時間帯でもあった。水中に差し込まれたエサを食べるため、ジャニーズも真っ青の連続宙返りを見せるマンタもすごかったが、やはりジンベエザメが圧巻だった。巨体を縦にして、立ったような状態で、バキュームのようにエサ(となるプランクトンがとけた水)を吸い込んでいく。その勢いとスペース占有に、スイミーのように固まっていたスズメダイ(?)の群れもばらけていく。ところで、マンタにもジンベエザメにも、エサのおこぼれをもらおうと小さな魚たちも寄ってきてたけど、間違えて自身が吸い込まれる事案は起こらないんでしょうか・・・?

f:id:emitemit:20181016173922j:plain

マンタは母体で孵化して、小さいマンタの形で海に出産されるらしい。妊娠期間は約1年、母体1体につき1匹の赤ちゃんマンタなんですって、めっちゃ親近感わくね。ジンベエザメの妊娠出産にはまだ謎も多いらしいが、20年くらい前、台湾で捕獲された母体のお腹から、250匹だかの子サメが出てきたという写真が展示されてて、ひょーーーーー!!!であった。

エレベーターで上がると、黒潮の大水槽が上から見られる仕組みになっている。まさに、大きくて深いプールにジンベエやマンタを含む魚たちが泳いでいるんである。こういう仕掛けかー!これを、人間が管理してるんだなという妙な感動がある。海からポンプで水を汲み上げて注入するしくみや、水槽の特殊なガラス面(ほとんど屈折せず実物のとおりに映し出す。厚さが30センチくらいある!)もわかりやすく展示されていた。そして、ペットボトルやプラスチックごみが、魚たちにとってどれほど脅威かも。

個別の小さな水槽で見た深海の魚たちも静かな迫力だった。深海200m、300mで採集されたという不思議な魚たち。ある者は目が巨大で、ある者は目が退化してなくなっている。梅の木の枝のような生物も。これでもなお、水族館にいるのは沖縄の海の生物の一部でしかないし、沖縄海溝は8000mの深さで、生物がどの深度まで存在しているかはわからないと書いてあった。宇宙空間と同じく、地球の海の話も、怖くなるほど雄大で深遠で、人間のちっぽけさを感じるし、人種がどうの性別がどうので騒ぎ立ててるのはもっとちっぽけだと思えてくる。

お昼はコンビニでポーク卵おにぎりなんかを買って、部屋で食べる。ホテルのすぐそばのコンビニまでの道の両側が、そこそこ古い墓地であることに気づいてちょっと衝撃を受ける。墓地を裂いて道を作ったのだろうか? 

午後はシュノーケリング。サクはもちろん、なにげに夫も私もアラフォーにして初体験! はじめ、シュノーケルの要領がつかめずかなり水をのみましたがw 慣れると、これほんとサイコーですね、シュノーケルとフィンがあったら海の世界はこんなにも広がるのかと。海水浴場のすぐそばに、こんなに豊かなサンゴ礁と、亜熱帯的な魚たちがたくさんいることに驚かされた。もしかしたら観光のために作られた環境なのだとしても、この環境はもう根付いてる。青や黄色、いろとりどりの魚たちが何匹かの群れで泳いでる。サンゴの中にイソギンチャクみたいなのが隠れてる。巨大なナマコ。時々姿を見せるカクレクマノミ! まさに、絵本「スイミー」を地で行くような、「こんなにいろいろの生き物がいる海という世界は、なんてすばらしいんだ」という体験でした。サクもしっかり泳ぎ、シュノーケルつけたままいろいろ大声を出していたw 

そのままエメラルドビーチ。今日はよく晴れて、気温も上がり、沖縄の夏らしい、海水浴日和! 本当に、海って、特に何をしてるわけでもないのに、なんて楽しいんでしょうか、海で遊ぶと、もうプールでなんか泳いでる場合じゃないって感じになりますよね。500円で買ったチープなビニールいかだみたいなのも大活躍。そろそろ上がろうという夫を2,3回なだめて引き延ばすw 

夫は、夜ごはんの前に生ビールをくーっとやりたいらしい。チェックインの時間帯(2時~5時)まで、ロビーでまたウェルカムドリンクがもらえるのでw そういうことならと上がって(笑)、夕方4時半のビール(子どもはパイナップルジュース)。このホテルは創業してまで4,5年らしいが、敷地内の木やなんかに、トンボやセミはもちろんメジロなど野鳥もたくさん来ている。なのにカラスを全然見ないっていうのはどういうことなんだろう?と夫と話す。沖縄にはカラスがいないのか?いやいやカラスが住めない環境なんてあるだろうか。

f:id:emitemit:20181016174008j:plain

今日の夕食の予約は5時。フクギ並木を歩いて、古民家風のお店。限定1家族?は、泊まることもできるようだ。ここで食べたアグー豚の陶板焼きのコースは、今思い出しても幸せな気分になれるくらい美味しかった・・・! 5時でもいいからこの店をと思いつめた(笑)夫の気持ちがよくわかる(食べログで見て惚れ込んだらしいですw)。甘く柔らかい脂が乗っているのにさっぱりしていて、全然もたれない。ちなみに夫は陶板焼きの焼き板の合理性、卓越性にもうっとりしていましたw 子ども用にとった豚のハンバーグも超おいしかった。

f:id:emitemit:20181016174124j:plain

沖縄にいるとワインなんかは全然飲みたいと思わなくて、ビールの後はやはり泡盛。ホテルの部屋に戻って、順番にお風呂に入り、少し飲み足しながら、だらっとしゃべったり本を読んだりする時間も旅の醍醐味。

f:id:emitemit:20181016174156j:plain

沖縄への旅 1日め・水道をひねるとビールが出る勢い

8時20分、タクシーで博多駅へ向かう。佳境の『半分、青い』をリアルタイム視聴してから行くため、8時までにすべての準備を終わらせたw 通勤時間の道路は混んでいて航路も悪天候とか大型船の通行とかで渋滞していて、さらに空港からレンタカー屋さんまでの道も混んでいたしホテルは本部町(空港から2時間弱)。

途中でお昼(もちろんソーキそばですよ! カツオだしにパンチがきいてて、麺のコシがすごい!)も食べて、ホテルまでは長い時間を要したけれど、「ウェルカムドリンクに生ビールあるよ」という夫の言葉で目が覚めましたw

f:id:emitemit:20181015175641j:plain

何はともあれという感じでビーチへ。曇り空で風が強くてかなり海水浴日和からは遠く、なんか笑いが止まらないw 「しょっぺー! しょっぺー!」と久しぶりの海水に叫びまくりながら遊んでるサクの唇が小一時間で紫色に代わり震え始めたので、上がって部屋で熱いシャワーを浴びる。

f:id:emitemit:20181015175815j:plain

(くもってますねw)

夕食はホテルの外にて。フクギ並木を歩いていく。本土ではまず見かけない木で、wikiったところ、多くはフィリピンや台湾に分布しているらしい。濃い緑色で、楕円形、肉厚のかわいい葉が枝に密集していて、もともと防潮・防風林として植わったらしいが今はこの町の観光資源のひとつにもなっている。泊まったホテルもこの木をモチーフにしたデザインロゴだった。並木になると、確かにとても静かな空間を作り出す。

こぢんまりとした「美ら海cafe」にて、海ブドウと島豆腐、ポテト、ラフテー、ピザを食べる。手作りのピザが美味しい。お店は扉を開け放ち、客席フロアでは扇風機を回しているだけだったんじゃないかな。いま時分、福岡もそうだけど、本土の多くの地点では、部屋を閉め切ってエアコンきかせないと食事なんてできないんじゃなかろーか? 久しぶりに蚊にも刺された。そう、この夏は彼らの活動可能な温度を超えてるらしく、福岡で外を歩いても、全然刺されないのだ。

f:id:emitemit:20181015175919j:plain

ホテルに戻ると、ちょうどロビーで沖縄民謡のコンサートが始まるところだった。若くて綺麗な女性が3人で、しまんちゅ風の民族衣装を着て三線と沖縄の太鼓を演奏しながら、張りのある声で歌う。アマチュアミュージシャンっていうよりは観光客のためのビジネスです、という風情だったけれど、それでもやっぱり生演奏というのはよくて、3曲聞いたところでサクに「部屋にもどろうか?」というと「もうちょっと」と言ってよく見てた。そして、その間なんと、ロビーではドリンクが飲み放題だったんですよ、オリオンビールもあったんですよ・・・! 1階では、バルーンアートを作って子どもたちにくれるお兄さんもいた。サクも剣を作ってもらってご満悦。

 

APU立命館アジア太平洋大学 キャンパスツアー

立命館アジア太平洋大学APU(http://www.apu.ac.jp/home/)を訪ねる旅、その2。
学長室で出口さんとお話させていただいたあとは、キャンパス・ツアーに出かけます。

2人の学生さんが案内してくれました。1人はブルガリアからの留学生、ラディ。すばらしく流ちょうな日本語! 「おしゃべりが好き」という彼が5か国語を操るという話に驚いていたら、もう1人の石内さんは、「言語学習が趣味で」って、何と20か国語マスターとか?! APUはびっくりの宝石箱や~!(彦摩呂ふう)

f:id:emitemit:20181014111533j:plain

とてもフレンドリーで、かつ本当にしっかりした彼らにどんどん質問し、楽しくおしゃべりしながらのツアーでした。

-------------------------------

【APU マメ知識】

・6,000人近い学生のうち、半数が留学生。

・国際暦に基づいているため、本日10/8(体育の日)も通常通りの授業日。あ、ご安心を。夏休みや春休みはたっぷりありますよ!

・春、秋の両方に入学式と卒業式がある。
「年に4回、式で挨拶せなあかんのです(笑)」by 出口学長

・2018現在、88の国や地域から留学生を受け入れている。

・中国、韓国からの留学生は減少傾向。経済発展で豊かになった中韓では、アメリカの大学へ行く学生が増えた。代わってAPUに増えているのは、インドネシアベトナム、タイからの留学生。彼らはものすごく優秀! 今、ジャカルタ市の副市長はAPUの卒業生(35歳)。

・講義の約8割は日本語・英語の両方で開講されている。「えーっと、日本の学生はわざわざ英語のほうを選ぶのですか?」と尋ねると、「最低20単位は英語で取得しなければいけません。そうでなくても、APU出身というと、当然、英語ができると思われますしね」とのこと。そ、そうですよね!!

学生寮、APハウスでは約1,300人の学生が生活。国際学生と国内学生の比率は7:3。国際学生は日本の生活習慣やルールを学ぶため、1回生は原則全員入寮。

--------------------------------

とにかく目を瞠る、行き届いた設備! 
国内・国際学生が共に学び、コミュニティをつくり、協働するのがAPUの大前提で、そのための仕組みが作り上げられています。

f:id:emitemit:20181014111723j:plain

キャンパス内にはそこここに co-working…というか co-studying やミーティングのためのスペースがあります。プレゼン練習に使える大きなディスプレイ、寮には共同キッチンも随所にあります。

コミュニケーションに欠かせない言語学習をサポートする施設(SALC)も整っています。図書館の新聞は20言語! 

f:id:emitemit:20181014111648j:plain

寮のシェアタイプの部屋では、国際学生と国内学生がペアになる。気が合って、寮を出て下界(山の上に立地するAPUでは、キャンパスを降りた町をそう呼ぶそうです 笑)でも部屋をシェアするペアもいるそうです。

広大なキャンパスは一本のメイン・ストリートに貫かれていて、授業を受けるにも食事をとるにも(前記事から繰り返しますが、山の上のAPUにはここしか食べる場所がありません笑)、ジムや体育館を使うにも寮生の登下校にも、学生も職員もみんなが一日に何度も行き来します。

だから、この目抜き通りは出会いの宝石箱(彦摩呂ふう…しつこいw)。実際、私たちを案内しながら、ラディや石内さんも行きかう人と幾度も挨拶していました。「グラシアス! ・・・(私たちを振り返って)あ、今のは、スペイン語の先生です」とラディ。

f:id:emitemit:20181014111752j:plain

お昼が近づくにしたがって、通りには学生の姿が増えてゆくのですが、その多彩さ! 
さまざまなルーツの学生たちが、ルーツを超えて、さまざまな言語でおしゃべりしています。

ここは日本じゃない! でも、どこか特定の外国でもない! 国というボーダーがない世界。行きかう若者たちの生き生きとした目。学食で一緒になった1回生の女性も、「APUに入学して本当によかった!」と言っていました。

ここで唐突ですが、みなさん、京都大学吉田寮を知っていますか? そういえば、学長の出口さんは京都大学ご出身ですが・・・。伝統ある吉田寮は、時代の流れの中で今まさに閉鎖されようとしている。抵抗している寮生もいます

https://twitter.com/yoshidaryo_koho
https://www.cinra.net/column/201809-wonderwall

吉田寮をモデルにした『ワンダーウォール』というNHKのドラマを最近見て、とても懐かしく思っていました。私の出身大学にも、似た寮があったのです。古くて汚くてバンカラ(死語ですね…)なようで、そこには学生たちの伝統と進取の気風、フラットで自律的な秩序がありました。私が属していたサークルもそういう雰囲気にあふれていたし、友人に寮生もいたので、よくわかります。

全国各地で、古い大学寮という形ある設備がなくなるとき、そのような精神も失われてきたのでしょうが、一方で、APUのような新しい大学、新しい時代のコミュニティの在り方が生まれ、育まれているのですね。

学生さんたちに混じってキャンパスを歩き、学食でランチしながら、ひとときその一員になり(←錯覚 笑)、若い人たちを心底頼もしく思った、【旅】の一日でした。

f:id:emitemit:20181014111849j:plain

APU立命館アジア太平洋大学 出口治明学長を訪ねる!

「人を成長させるのは人・本・旅である」

ライフネット生命の創業者であり、今は立命館アジア太平洋大学APUの学長をつとめる出口治明さんの哲学です。10月8日、まさに私にとって【人・本・旅】の一日となりました。

雁瀬さんのお誘いで、出口さんをお訪ねするというまたとない機会をいただいたのです!

すばらしい晴天の別府湾に迎えられ、APUのシンボル、ツインタワーをくぐって学長室へ。ご多忙な中、取引先でもなんでもない私たちと会ってくださることも驚きですが(もちろんお約束してうかがいましたよ)、何をお尋ねしても、なんとサクッ・ズバッと答えてくださることでしょう!!

「もっとたくさんの子育て世代と一緒に学び合いたい。育児に仕事に忙しいみなさんに、どうやってアピールしたらいいでしょうか?」と質問すると、間髪入れず

「発信量が足りない。発信するしかないですよ」と。

「質より量ということでしょうか?」
「量が質になるから。最高のスパイという話を知っていますか?」

二流のスパイはgiveしてすぐtakeを求める。
一流は、give & give & give & give & give & give…見返りを求めない。
こんな洒落たエピソードで説明してくださるなんて! 一生忘れないですよね。
そもそも、この日、私たちの質問に次々答え、資料や関連書籍を教えてくださる出口さんが、「惜しみなく与え続ける姿」そのものだったのです。

『子どもをもつ女性が罪悪感なく、生き生きと働き続けられる社会。“孤育て” に苦しむ女性がなくなる社会。』

というテーマについては、

「当たり前の話ですよね。とにかく“3歳児神話” なんてもんはデタラメやと、もっと知らしめていかな」

「育児は母親がするもんやなんていう人には、『じゃあアナタ、上司と2人きりでずーーーっと狭い部屋にこもって仕事したいですか?』と言ってやればいい」
一刀両断!!

子どもを可愛がる気持ちはオキシトシン・ホルモンによるもの。母親は出産時、すでに大量分泌される。では男性は? 子どもと接すれば接するほど、オキシトシンが分泌される。脳科学でハッキリと実証されていること。だから父親は、子どもが生まれたら育児参加しなければならない。子どもが可愛いから育児するのではなく、育児するから子どもが可愛くなるという順番なんだ・・・。

日本が誇る横綱級の脳科学者、池谷裕二さんの著『パパは脳研究者』を引いて教えてくださいました。出口さんはライフネット生命時代、社員を集めてこの本について自ら講義していたため(!)、男性社員は2か月、3か月と育児休暇をとる人が多かったそうです。

パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学

まさに博覧強記とは出口さんのためにあるような言葉で、頭の中の膨大なライブラリーから、話者に合わせて自在に取り出して教えてくださいます。

午後の来客までたまたま時間があるからと、学食でランチまでご一緒させていただいたのですが、そこでたまたまそばに居合わせた1回生の女性が「中東を勉強したい」と言うと、出口さんはすぐにカレン・アームストロングの名著『ムハンマド』をおすすめし、彼女が続けて「APUに入学してイスラムの学生と話して、豚肉を食べるとは彼らにとってどういう感覚なのか初めてわかった」と話すと、「これを読むといいよ」と、お食事の手を止めて八木久美子著『慈悲深き神の食卓』の表紙をスマホで検索して示されました。

f:id:emitemit:20181011213115j:plain

その様子を隣で見ながら、「テレビで見た光景と同じだ! ふらっと学食に現れた出口さんが、学生に親しくアドバイスしてる!!」と内心、興奮を押さえられない私が…(笑)。

出口さん、「だって(APUは別府の山の上という立地のため)ここしか食べるとこないから。国会議員の人が来たって、ランチはここですよ」と笑います。学食でも、特に海外からの学生さんたちは、「ハーイ!」と気軽に出口さんに挨拶していましたね。

出口さんにお会いすると、洩れなくたくさんの【本】もご紹介いただける! …というところで、いったんこの長い記事を締めまして・・・(そうそう、私は持参したご著書にサインをいただきましたよ!!)

この【旅】の話はまだ続きます。立命館アジア太平洋大学のキャンパス・ツアーに連れて行っていただいたのです。そこでは【人】との出会いもあり。そのもようは、また別記事で~!

f:id:emitemit:20181011213150j:plain

 

文月の十九 / 好きな本が読める!

●7月某日: 試験が終わって、好きな本が読めるー! めっちゃうれしい。宮本常一について網野善彦が書いた本を読んでいる。学問的にどーかっていうアレはあるけど、宮本常一のハードなフィールドワークは読むたびに胸を熱くさせてくれる。それにしても戦後まもなく、戦災の被災者等を北海道の未開拓地に「棄民」したってエピソードはいつ読んでも胸が凍るね。戦前・戦時中と戦後とは、明確に線が引かれているわけではなく、地続きなんだと強く思わされるね。

宮本常一が見た日本 (ちくま文庫)

宮本常一『忘れられた日本人』を読む (岩波現代文庫)

最近では、三谷太一郎の『日本の近代とは何だったのか』で、「明治維新から戦前は富国強兵だったが、戦後は「強兵なき富国」が続いた時代で、そのレジームは東日本大震災まで続いた」という論が非常に強い印象を残している。

イッテQで、イモトと安室ちゃんの対面の回を見る! 人と年月とが紡げるもっとも美しいもののひとつを見せてもらった感じ。イモトも、安室ちゃんも、甲高い声できゃいきゃいしゃべらないのがとてもいい。

夜、iTunesで音楽をダウンロードしようとして、iTunesの(PCの、というべきか?)不具合を解消するのに2時間近くかかった。疲弊・・・。夜ごはんは、鶏となす・ピーマンのしょうがオイル炒め。もやしとハムのさっと炒め。サラダ。


●7月某日: 一週間以上前、プールに忘れた日傘をとりに行く。あった。日本は平和だ。

サク、久しぶりにダンボールハウスを作る。小さい段ボールばかりだったが、うまく組み合わせたりつぎはぎして、屋根と床、扉も備えた立派なハウスを作り上げている。ガムテが尽きると、ダンボールの双方に切り込みを入れてはめこむという技を思いついて、つなぎ合わせていた。すげい。

夜ごはんは、ドライカレー、サラダ、めかぶ。サクが寝たあと、夫と飲みつつ、『コンフィデンスマンJP』の最終回をやっと見る。まさみが美しかった・・・!

●8月某日: サク、ガムテープを買い足したので昨日作った段ボールハウスを補強。そして、「家の中に、テーブルつけよう」「そうだ、まめでんきゅうあった」「!! 家の中にプラネタリウムつくろ!」と、次々思いついては実行している。夏休みってこういうことができる時間があるのはすばらしいと思う。

会話の中で、「おま、そんぐらいしきらな、つぁーらんぞ」とサクに言ったら、「なんだそれ、いみわかんねー」と大ウケしたので、つぁーらんを連発する1日。夕方、スイミング。進級して(新しく買わされたw)白いスイミングキャップになって初めてのレッスン。

夜ごはんは、厚揚げ、キャベツ、ニラなどのそぼろ炒め。豆腐としめじの味噌汁。サラダ。旅行前、冷蔵庫はいい感じに使いきれたかな。

 

文月の十八 / 試験・藻谷さん寄稿

●7月某日: ディスカッションイベント「みんなで話そう!『小学校』」をやる日。サクも連れて行こうと思っていたが、朝ごはんのあと何かだるそうで少し熱があるので、夫に託して行く。20人ほどで開催、バラエティ豊かな人材、大学生男女も、子どもちゃん達もいて、面白かった。みんな、まだまだ話したい~って感じで、時間になって部屋を撤収したあともロビーでお話が続いている。ランチもにぎわった。

レポートはこちら。

emitemit.hatenablog.com

サクと夫は昼、回転ずしに行って爆食したようだw 夜、『vs嵐スペシャル』の録画を見ながらうなぎを食べる。コードブルーの女優陣が全員かわいくてナチュラルでめっちゃ元気が出てくる。とりもなおさずイベント無事に終わった~~~っていう解放感・・・しかし明日は試験なのだった。酒を飲んでしまったので勉強はやめて早く寝る。


●7月某日: 昨日は酒を飲んで早く寝てしまったので、6時から勉強。うーん、もう大丈夫なような、全然ダメなような、なんだかわかんなくなりますね。でもとにかく、最後まであがくことが大事なんだよね。






台風の接近で7、8時限目の試験は8月に延期にするとの発表が。5,6時間めに受験科目がない人は、7,8時間目の分を振替受験することも可能ということ。で、試験なんですけどね、かなりよくできた気がする。ま、試験なんかで人間の価値は測れませんからね、ふっ・・・。と、終わってしまうと軽い扱いができるもんですね。

今日の毎日新聞、オウム死刑についての村上春樹の寄稿はまる一面使ってたっぷり。「時代の風」では藻谷さんがサッカーW杯日本代表の戦いぶりについて例の持論を繰り広げているw 現政権とリンクする展開。

読書欄では新刊刊行に際して野見山暁治への取材記事が載っていたこと、そして須賀敦子が子どもの頃に「ケティー物語」に夢中になっていたことがわかったのも、すごくうれしい。ケティシリーズ、私も大好きで、大人になって一度処分したんだけど、やっぱり買い直して今でも時々読み返している。サク、夕方、夫と自転車で出かけたところ大雨に遭い、大喜びしてずぶ濡れの帰宅。夜ごはんは、焼き鮭、なすの味噌汁、チリコンカン、トマトなど。

◆(facebookより)

一昨日の藻谷さんの寄稿、以下に一部抜粋。最後にあるメッセージ「怒るべきときに怒らないのは、子どもたち(以下の世代)に対する責任放棄だ(大意)」にめちゃくちゃ共感する。本当に、「怒るってことに挑戦する」「怒りから目をそらさない」ってことが今いちばん大事にしたいテーマの1つ。すごく難しいのはわかってるけど。

「世の中のせいにしても仕方ない」っていう意見もある、確かにそういう面もある、
でも、世の中とは雨か雪か暑さのようにふってわくものではなく、私たちが作るものだって忘れちゃいけない。
権力やシステムに対して「怒りを忘れる / 放棄する / 我慢する」って、奴隷になると同じだ。

2018.7.30 西日本新聞「提論」より 

今月6日の晩、筆者は九州の某所で、その地域の有志の方々と懇親していた。
席上には近隣の町の若い首長さんも来ておられたのだが、彼はお酒には一切口をつけないままだった。
翌日にかけて大雨の予報だったため、深夜に役所に詰めることも想定して緊張を保っておられたのである。結果的にその町には被害は出なかったのだが、行政組織の長になることの覚悟を改めて教えられた。

いい自治体であれば当たり前の、現場で活躍する公務員と覚悟あるトップのチームワーク。霞が関と永田町ではどうだろうか。

同じく今月5日の晩、首相や一部閣僚、そして一部若手自民党議員は「赤坂自民亭」という党内懇親会を行っていた。同じ時間帯に気象庁は「経験のないほどの豪雨が西日本に来襲する」と警告し、警戒や避難を呼び掛けていたのだが、官邸はその危機感を共有できていなかったようである。

被害の拡大した6日も、それが続々と報じられた7日になっても、政府に災害対策本部は設けられなかった。本部を設ければ、訪欧を控えていた首相は東京を離れづらい。結局、非常対策本部が置かれたのは8日で、それまでの間には、自衛隊が逐次投入となるなどいろいろな不手際が起きた。翌日、訪欧中止が発表された。
(中略)

筆者が九州でお会いした小さな自治体の若い首長と、同じレベルの自覚を、国政を預かる面々に期待できない今の日本。

それが問題だと理解できず、怒るべき時にも怒らず、反対者を袋だたきにして官邸を増長させるばかりでは、われわれは後世に対する責任を果たしているとは言えない。

 

文月の十七

●7月某日: 夏休み恒例、ABUアジア子どもドラマシリーズがEテレで放送されたこの4日間。タイ、韓国、香港、インドネシア、日本、マレーシア、ベトナム、中国。子どもたちはかわいいし、それぞれに文化の共通点や違いなどが感じられるしでサクと面白く見たが、番組となるとどうしても、「つるのひとこと」(ナビゲーターがつるの剛士だった)なんつって、このドラマからわかる教訓・・・みたいなのが解説されるのが本当に日本らしく、どうよ~と思う。

ドラマ自体も、教訓が前に出すぎていないもののほうが、もちろん面白い。韓国の新任先生の話、よかった。ベトナム、思いきった設定・・・!絵がとても綺麗だった、映画のように。中国、思いのほか(って偏見?)ほのぼのしていた。こういう子供向けドラマ1つとっても、中国韓国香港の都市の洗練具合は、2,30年前のイメージとは隔絶しているものがある。日本、中村靖日が出てた。

外に出ると、「あついけん、シャーッと走っていこう」と言うサク。確かに、走ったほうが早く着くのだが、それってどうなんでしょうね・・・と思いながら、一緒に走って移動している。

サクのお小遣い帳を作った。

昨日の振り替えで、スイミング。幼稚園時代のクラスメート姉妹に遭遇! 彼女らも、今日は振り替えで来ていたそうだ。家に帰ってからもそのことを何度も言い、帰宅した夫にもいの一番に知らせていたサクである。進級テストにも合格していた。次の級からはキャップの色が変わる。つまり、キャップを購入しなければならない&ワッペンをつけなければならない。ふう。コスパ社会、成果主義社会よのう。

夜ごはんは、豚となす、ピーマンのみそ炒め。オクラときゅうりのサラダ。など。


●7月某日: 天神に行く。夫の誕生日プレゼントを買うのが主目的だったが、サクが欲するペーパークラフト的なやつを探す時間のほうがずっと長かったw 結局、彼がイメージしていたものは見つからず、最後に本屋でマンガを買ったというww 夫には、希望どおり、一段の弁当箱を買った。お箸のセット付き。あと、私が見つけて注文しといたかわいいTシャツもあるんだけど、誕生日までに届かなかった、ゴメンw 

夜、薬院でディナー。アルザス料理のお店。ドイツとフランスの国境近くにあり、戦争のたびに勝ったほうが奪い、第2次大戦後はフランスに落ちついている地方ですね・・・と、ちょうど試験の範囲にあるので家族に解説する私w なるほど、だから、フランスだけどドイツ料理っぽいのね~なんつって。すごく美味しかった! 

f:id:emitemit:20181007164201j:plain

なんちゅーかわゆいビールグラスなんざんしょ。

 

文月の十六 / ちひろちゃんグループ展「クセが凄い展」

●7月某日: 朝からお友だち来る。お母さんがお仕事の日なので。そのまま、公民館でやる「子ども教室」に出ていく2人。今日は科学がテーマで、光の屈折の実験をやったり、スライムを作ったりして満足して帰ってきた。

午後はちひろちゃんちの姉弟を預かる。奇しくも預かりデー。しゅーた(3才)と一緒に久しぶりにプラレールを組み立てるサク。なかなかスケールのでかいものができあがっていた。夕方、子どもたち連れて、ちひろちゃんが在廊しているグループ展に行く。

facebookより)

「ママじゃない私、ポートレート」の相方、撮影担当のちひろちゃんがグループ展をやっています。
「くせが凄い展・顔の無い写真展」@印刷ラボフクオカ。
おすすめです! 入ってすぐのところでやってるので、さらっと見てみられてはいかがでしょーか。

今回、ちひろちゃんの写真は、すべて、アラフォー女性のヌード。
そう、まさに私もビンゴな世代(ビンゴっていう語彙に表れている…(笑))。

写真を見るって・・・(絵でも、音楽でも、本でも同じだと思うんだけど)
カメラマンが撮った写真を見ることであり、
写真のモデルさんを見ることであり、
何より、その写真を通じて、自分自身の心を見ることなんですよね。

みなさん、ぜひごらんになってくださいよ。
特に女性のみなさん! アラフォー以上のみなさん!
顔の無い、裸の写真は、まさにあなた自身の心を見るのにぴったりだと思います。
他のお3方の写真も、それぞれの味!
7月29日まで。百年橋通り沿いの、百年橋のすぐそばです。
ちひろちゃんは、7/27(金)に在廊らしい。いたら、ぜひ話しかけてね。

https://www.facebook.com/events/290608425042700/?active_tab=about

あ、下の写真は、今日、見に行ったら、画家の画駱駝柑子さんが来てて、
そこにあった紙袋が、みるみるうちにライオンに・・・! 息子、ピンチ! 食われそう!

f:id:emitemit:20181005063337j:plain

f:id:emitemit:20181005063350j:plain


●7月某日: サク、なんだか体調が悪くなり、スイミングを休む。エアコンはつけてはいたけど、家の中が暑かったのかもしんない。冷房のきいた店内など休み休みではあったけど、午前中の自転車での旅(ってほどじゃないけど)のダメージがあったのかもしんない。ただ夏風邪気味なのかもしんない。たいしたことないだろうとは思いつつ、熱中症のいろんなケースについていろんな情報が流れてくる昨今なので、微妙にナーバスになる。

ま、夜ごはんはよく食べてた。ぎょうざ、チリコンカン、レタスときゅうりとオクラのサラダ。みょうがも。夜、私が試験勉強をしていると、隣にやってきて夏休みの宿題をしている。

ご案内:秋の FLASHザ徒歩5分弾き語りライブ ~太宰府 木の家でお世話になります~

f:id:emitemit:20181002202050j:plain

子育てやらお仕事やらで忙しい世代のみなさんと、
気軽に足を運べて、がっつり楽しめるライブをともにしたいなと思って企画しました。

ナイスな歌とギターのFLASHザ徒歩5分、通称フラッシュさん。

夢も希望も生活感もごった煮の
楽しくてさびしくて面白い音楽・・・かな?
ぜひ、体感してください😊

f:id:emitemit:20181002202020j:plain

会場は、すてきな木のおうち。
秋深まる太宰府の空気を感じてくださいね。
参道で梅が枝餅を買って帰るもよし!!

彼自身、今は絶賛小さいお3人子育て中ですので
泣く、ぐずる、暴れるなどなどの子どもの生態は知り尽くしています。
どうぞ、お子さん連れでもお気軽に!
小中学生にも、詞を味わいながら楽しんでほしいなあ。
もちろん、大人の方だけでも大歓迎ですよ。


秋の FLASHザ徒歩5分弾き語りライブ
 ~太宰府 木の家でお世話になります~

11/3(土・祝)
太宰府駅/五条駅から徒歩10分程度(詳細はお申込後に)
Open 13:30
Start 14:00 (ライブ演奏のめやすは、1時間くらいです) 

大人ひとり1,000円
(お子さん連れ歓迎☆)

・大人の方15名くらいまで。申込先着順です
・お飲み物、各自でご持参ください

個人のお宅なので人数を把握させていただきたく
わたくし井上恵美 or 会場提供のノリコさんあてに
何らかのご連絡をお願いいたします。

emit9024@yahoo.co.jp
お申込み、お待ちしてまーす!!!

文月の十五

●7月某日: テストが一週間後に迫ってきた。勉強しないとやばい・・・! 持ち込み禁止だし。選択式じゃなく、記述式だし!ああ。イベントの準備もある。わかってたのに、何でのんびりしてたんだって話だが。

夕方、すごい唐突に嵐。ひっきりなしに、「全部落ちてるだろ?!」て勢いの雷が鳴り響き、雨が地面を打つ。1時間近くだっただろうか? 福岡空港の滑走路にも落雷して、しばらく離着陸できなかった模様。
夜ごはんは、ちらし寿司、なすなどのお味噌汁、トマト。まだまだ夫も本調子でないのでさっぱりと。


●7月某日: 本格的に夏休み。昼ごはんにサクがホットケーキを焼いてくれる(初日から何もしない私・・・w) 猛暑とか大雨とかの影響なのだろう、野菜がだんだん値上がりしてきている中で、近所の八百屋で見つけた1本39円のとうもろこしがとても美味しくてうれしかった。ネットで取り寄せた「現代思想」7月号、セクハラ&性暴力特集を読んでいると、サクが「大人って、すごい本よむな」と言ったが、彼はどこまでわかっているのだろう・・・?

現代思想 2018年7月号 特集 性暴力=セクハラ ―フェミニズムとMeToo―

 

夜ごはんは、サバ、ナスの味噌汁(毎日作っているw)、チリコンカン、とうもろこし、きゅうりとみょうが。