卯月の三

●4月某日: 友だち母子たちとお花見。自転車でピューッといったところにある、いいところ。かなり葉っぱが出て来てたけど、いいのいいの。今日は何となくやる気があったのでお弁当も作っていったよ。おいしかったー。でも、途中でカラスの大群がやってきたり、雨もバラバラッときたので、友だちの家に避難させてもらう。お互いに好きな絵本を持ち寄って、ミニお話し会もやった。4年生のお姉ちゃんもお気に入りの絵本を読んでくれたよ。

で、4時ごろ、「もうそろそろいいかね」とか言ってビール解禁する大人たちw おしゃべりの中で、最近なんとなく考えてた、表現とアイデンティティと集団への帰属意識についてちょっと言語化できたし、面白かった。夜ごはんは、焼き鮭、豚汁、たけのこの煮物や野菜のピクルス。


●4月某日: サクと天神へ。イムズ三菱地所アルティアムで『森のヒミツ COMPANY』展。

f:id:emitemit:20180617084643j:plain

フィンランド人のヨハン・オリンと韓国人のアーム・ソンの2人によるデザインユニット、COMPANY。フィンランドを拠点に、現代のデザインと世界各地の伝統工芸の融合を試みる「Secrets」シリーズを展開しているとのこと。彼女たちのデザインを、九州各地の職人が伝統工芸の手法で作品化する。動物たちのモチーフが多くてめちゃくちゃかわいかった。並べ方も。撮影OKだったので(最近多いよね、そういう展示。SNSありきだね)、私が3枚、サクも3枚、自分のフィルターで撮影。

そのまま4Fに降りて紀伊国屋書店。客、少なっ! 平日昼間とはいえ、まだ春休み期間だというのに・・・みんな本屋に来てくれよ~買ってくれよ~ こんな調子では、せっかく天神に紀伊国屋が戻ってきたのにまた撤退してしまうよ( ノД`)シクシク… 私は芥川賞作家の小説を1冊(ジャケ買いならぬタイトル買い。『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』買っちまうだろー!)、サクは折り紙の本を購入。

マックでランチして、ソラリアステージでサクがお小遣いでナノブロックを買い、そのまま5階に上がってリブロ書店。本屋のはしごであるw 

デパ地下で合鴨ローストの燻製を買って、あれ?って違和感があったんだけどあとから気づいた。100グラム買ったのに、50グラム分のお代しか請求されなかった! 夜ごはんはその合鴨ローストのほか、豚バラとキャベツのとん平焼きふう、バケットでつくるフライパンキッシュ、蒸しにんじんやきゅうり、パプリカを味噌マヨディップで。

10年前の今日、婚姻届けを提出したのでちょっとおごちそうに。我が家では、婚姻届けを出した日と、挙式披露宴をした日、1年に2度、結婚のお祝いをしていますw 飲み食いの大義名分ですねww こないだいただいた89年の赤ワインをあける。衝撃のおいしさ!!!

卯月の二

●4月某日: 春休み。洗濯とか掃除とか、家事雑事をどんどんサクに手伝わせてる。家にいるって、楽ばかりはできないのだよ!! 

華丸大吉MCの「あさイチ」が始まった!!

新学期に備えて体操服を買いに行った。隣駅の近くの店まで、散歩がてらぷらぷら歩いていく。今日も暑い。飲み物を持ってなくて、帰り道でのどが渇いたので、通りにあるドラッグストアでお茶を買う・・・と、レジに知ってるお顔。向こうも気づいて「あらー、こんにちは」と挨拶しあって二言、三言かわし、サクにもちょっと話しかけてもらったんだけど、この方…誰だっけ。お店を出てからサクに「あれ、どなただった?」と聞いたら、「ほら、○○○の」と、ああー!近所に住んでる方だった! 私、顔と名前を覚えるのは割と特異なほうだと思ってたけど、年かしら…。

Nスペで見て以来、ずいぶん前からほしかった甲斐信枝さんの『雑草のくらし』をついに買った! うれしい~! さっそく、サクと一緒に読む。想像以上のボリューム感。これで、道々の雑草ももっと楽しく見られそう!!

雑草のくらし (福音館の科学シリーズ)

emitemit.hatenablog.com

数日前に種をまいたプランターの小松菜がさっそく芽を出している。かわいい。夜ごはん、豚肉の生姜焼き、コールスロー、切り干し大根、トマトなど。


●4月某日: 今日も晴天の中、よく歩いた。母と買い物。昼にはうちに帰ってきて、一緒に食べる。サクが慣れた手つきでホットケーキを焼く姿に驚いていた。それだけでなく、自分が書いたもの・・・学校のノートや、書写の作品や、絵や、マンガ・・・・や、作ったもの・・・折り紙作品や、段ボール武器や、ハウステンボスのガイドブック・・・・などなどを母に見せて説明するのが忙しいサクである。

母が『西郷どん』にことのほかハマっている。この感じは、10年前の『篤姫』以来だ。やっぱりニーズがあるのよね、この作風も。夜ごはんは、カレーライス。ブロッコリーやトマトやパプリカ、きゅうりなどなど。


『アンナチュラル』についてはちゃんと書いておきたいんだけど春休みが終わってからかなあ・・・。とにかく充実の最終回だったね!!

『漂砂のうたう』 木内昇 ← 6/29 男女共同参画基礎講座へどうぞ☆

毎年恒例、アミカス男女共同参画基礎講座。
今年はわたくし、参画サポーターとして、第1部の寸劇に出演いたしまーす。チョイ役です(笑)。

f:id:emitemit:20180613123946j:plain

第2部は、歴史小説家の木内昇(きうちのぼり)さんの講演会。
せっかくナマでお話を聞けるのだから、と思って読んだ『漂砂のうたう』。

漂砂のうたう (集英社文庫)

はぁー・・・。めちゃくちゃ面白かった・・・!! 寝る間を惜しむ勢いで一気に読んだの久しぶり。
いわゆる「遊郭モノ」の小説なんだけど、時代設定が明治の初めなのがポイント。

特権を失った武士は没落したり反乱を起こしたり。
「身分解放令」で解放されたはずの遊女たちはゆき場がない者ばかりで相変わらず遊郭という牢獄の人生・・・。

人物描写、心理描写だけでなく、時代背景が巧みに織りあわされていて、ものすごく私好みの小説だった。

とにかく硬派。
歴史史料の読み込みと咀嚼がすごい! 

時代小説は一大ジャンルだけど、これほどタイトな時代考証とキリッと引き締まった文章で読ませてくれるのは、そう多くない。

しかも、明治の初め、遊郭といういわば異世界を描きながらも、
「新しい時代と向き合い、適応することの難しさ」とか
「自由になっていいはずなのになれない」とか
「強いのは女を使う男? いや、使っているつもりが実は奉仕している? いや、それとも・・・」
「そもそも、自由ってなんだろう」
などなど、胸を突き刺す普遍的なテーマがいくつも見えてくるのは、秀作の証拠。

主人公の定九郎の鬱屈の描き方は見事で、花魁・小野菊との関係性(ともいえないほどの関係性)の描き方は非凡だった。渡辺淳一あたりには怒られそうだけどw(注:この小説は直木賞受賞作で、選者のナベジュンさんはエロスが少ないとハッキリ批判する傾向がありますw)

『陽暉楼』宮尾登美子
吉原御免状隆慶一郎
『おもちゃ』新藤兼人
『さゆり』 アーサー・ゴールデン
『吉原手引草』松井今朝子

に続く、遊郭モノの傑作長編小説が誕生、って感じ。わたし的に。
タイトルが示す通り、わかりやすい人情モノではない(ハナっから、そうあろうとしてない)から、ばーんと売れたりすることはないんだろうけど、そういうカラーの人もいないとねぇ。なかなか多作な方みたいだし、他のも読んでみよう!

この方(お名前を見ると男性かと思いきや、50歳そこそこの女性なんだよね)が、どんなジェンダーの話を語るのか、楽しみ楽しみ。

f:id:emitemit:20180613124057j:plain


あ、写真は、劇団go toの主宰、後藤香さんによる寸劇の演出風景。
これも、今回の講座参加の楽しみの1つだった。
さばさばと闊達で、的確な指導!! 
わかりやすい身体表現、その引き出しの多さに感動しておりました。

卯月の一 / 木村草太さん講演

●4月某日: (facebookより)

報道ステーション』への出演などでもおなじみ、気鋭の憲法学者・木村草太さんの講演を聞いてきました!
那珂川町の伊藤智子さん、お誘いありがとうございました。会場の福津市中央公民館、立派で、かつ気持ちのいい施設。もうすぐボランティアセンターもオープンするようです。車の中からしか見られませんでしたが、西郷川(かな?)の河川敷に整備された遊歩道に並ぶ若い桜の木々の初々しい満開の様子が、町の未来を象徴しているようでした~。

f:id:emitemit:20180612225204j:plain

600人収容のホールのどこに着席するか、熱く迷う。あ、伊藤さんと私には「薄く広いミーハー」という共通点があるのでね、1列めに座るか2列目に座るかという選択肢ですw

「1列目だと、首が痛くなるんじゃない?」
「でも、2列目に座って、真ん前にとても大柄の方が来られたらどうする?」
「1列目だったら、終わった後サッと写真撮影お願いできるんじゃない?」
・・・結局、最前列のど真ん中に座りましたよ☆
 
さて木村さんの講演。著書『憲法という希望』に書かれていたように、

『「国家権力がやりがちな失敗」を防ぐために作られているのが立憲的な憲法だ』

という話を、よりわかりやすく【張り紙の論理】として説明されていました。
小学校に「廊下は走ってはいけません」という張り紙があるのは、これまでに誰かが廊下を走って危険な目にあった歴史があるから。

それと同じように、
1.軍隊と戦争をコントロールしよう
2.人権を保障しよう
3.権力を分立させて独裁を許さない

という憲法(日本に限らず各国の近現代憲法も骨子は同じ)も、歴史上の失敗を踏まえての「張り紙」なのだ、と。

日本国憲法の第一章がなぜ「天皇」についてなのか?も、この【張り紙の論理】で説明されると腑に落ちます。しかも、米英独仏など、諸外国の憲法の第一章を紐解きながら話してもらえて、めちゃくちゃ面白かった!

ちなみに、勤めている大学で憲法学の講義の最後に試験を行うと、
・いわゆる「戦争の放棄」を謳うのは「第○条」、という穴埋め問題は8~9割の正解率
それに比べて、
・第一章「天皇は日本国の○○である」の穴埋めは99%の正解率なのだそうです(*_*

そのほか、緊急事態条項について、参議院選挙の合区問題について、教育無償化についてなど、どれもわかりやすい指摘でした。
特に、「たとえ四年制大学を無償化しても、本質的な貧困支援にはならない」という話には激しく納得。

9条については、安倍さんが言い出したいわゆる「加憲案」を「特に深い考えがないもの」との明快な分析。
こちらは、真夏の水分補給・熱中症・水筒の比喩で説明されました。

9条の改憲案は様々あれど、いずれも「国民投票で可決される見込みが低い」また「2015年安保法案の違憲性を問う」ことになる。よって、「曖昧化作戦」を狙っているのが現状だと。その危険性をハッキリと明言されていました。

質疑応答では、木村さんの頭キレッキレぶりが先鋭化して表出し、善男善女の会場がオオオとおののく雰囲気もありましたが、1か月前、藻谷浩介さんの講演を聞いた際に質問できなかったのが悔やまれたので、思いきって挙手しました!!!

若い人たち憲法改正について興味関心があるのでしょうか? どこから話を始めると反応してくれるでしょうか? 大学等で若い人たちに接しておられるので感触や考えをうかがいたい」
思いのほか丁寧に、熱心に答えてくださってうれしかったです~ 時間的に最後の質問だったので、全体のまとめも含めて回答してもらえたのかもしれないけどw 

めっちゃ目を見て答えてもらえて(最前列に座っていてよかった!)、ミーハー心が超みたされましたよ~!ちょっといい加減長くなって書き疲れてきたので、いただいた回答は明日にでもコメント欄に書きますね…。

講演に先立って行われた弾き語りライブ。すごいエンジェルボイスで癒されました。最後の3曲目、主催団体の方がハープで参加されたのもとてもよかったです。この方は続いて博多にわかも披露され、多芸ぶりにびっくり。

聴衆は、私や伊藤さんも最若手って感じ。木村さんは私より2才若いし(でも首都大学東京の教授!!)、お子さんもいらっしゃるので、若い人や子育て世代にもたくさん聞いてほしいなあ。さすがにお話上手で、わかりやすい上に随所で笑いも起きていました。

そうそう、森友問題、しかも先週の佐川氏の証人喚問についてもしっかりと言及されました。
その内容は、木村さんが連載をもっている沖縄の地方紙『沖縄タイムス』に詳しいので、リンクを貼りますね。
www.okinawatimes.co.jp/articles/-/230982
※木村さん著書【憲法という希望】の感想は、以前コチラに書いています ↓↓

emitemit.hatenablog.com

 

往復の車中では、伊藤さんや市民ネット那珂川の今後の話、昨今の政治の話、家族の話、個性学の話etcで盛り上がった。私と伊藤さんとは個性学でいうと同じ個性を持っている!(人志向、配慮型) で、この個性は「屍」「墓の下」だといわれたんだけどw 伊藤さんと話していて、なんだか腑に落ちた。

サクと夫は、幼稚園の家族お花見会に行ったとのこと。夫、毎週花見弁当作りおつかれさまですw 夫もお父さんたちとの異業種交流会を楽しんだようでよかったよかった。夜ごはんは肉わかめうどん。ブロッコリーとトマト。

 

弥生の二十一 / 「ニュースな街に住んでみた in ソウル」

●3月某日: 名古屋から義妹と子どもたちが帰省してきているので、集まる。庭で焼肉バーベキュー。田舎だからできるのびのびとした昼ごはんです。夫が思い付きで買ったテントを組み立ててみる。甥っ子姪っ子も巻き込んで大騒動。ふー、慣れたらシャシャシャッとできるとかいな? 

食後はみんなで広場で遊ぶ。最後は新中1の甥っ子がカッ飛ばしたボールが川落ちするというオチ。いや、それを、みんなが止める中、義父が取りに行くというオチだったw 義妹とも久しぶりに会っていろいろ話せたし、新小1の姪っ子にはなつかれたし、楽しかった。サクも楽しんでた。それにしても今日は天気が良いを通り越して暑く、日差しが強く、帰ってから大変日焼けしていることに気づきました。うう・・・ものすごいダメージ感。

夜ごはん、アジ&サーモン刺、鶏手羽と野菜の煮物、ささみとほうれん草のさっと炒め、うるめイワシ。サラダ。義父の畑からもらった取り立てほうれん草が超おいしい。

草彅剛とNHK柳澤さんの「ニュースな街に住んでみた in ソウル」。BSでやってる「チョイ住み」をより社会的にしたみたいな特番だった。よかった。夫と二人で思わず食い入る。

もとより、復興とか障害とか、国内の福祉関係には一生懸命なジャニーズだけど、こんなふうに歴史的・政治的にナイーブな問題に踏み込んだ番組をやれたのは、やっぱり事務所をやめたからじゃないかなと、そしてそれはとても意義のある仕事だと思う。SMAPはやっぱり、いつでも一歩先を行く。

弥生の二十 / 「あさイチ」有働さん&イノッチのラストデー

●3月某日: プランターの土を替えて、小松菜と早生ピーマンの種をまいた。「はる休みになったら、やろう!」というサクさんのニーズに応えた形である。やると楽しいんだよね、こういうことは。やるまではめんどくさいんだけど。そして、春休みになったので、サクの本棚やおもちゃスペースも一緒に整理する。だいぶすっきりしたけど、もう少し見直しが必要だな。というか、連動して、私の本棚の整理もせねばならんのよね・・・。

夕方はどんぐり文庫で、「おおきくなったねおめでとうのお話会」。

最初に新3年生のSくんが「なぞなぞ」をやって、新6年生のSちゃんとK田さんが一緒にくまさんパペット。Hさんの絵本読み聞かせ「ラチとらいおん」。私がリフレッシュに「木がのびる」をやって(けっこう盛り上がった★)、最後にK田さんが長い長いストーリーテリング「番ねずみのヤカちゃん」。20分以上かかるお話を、みんな飽きずに集中して聞けてすごい! お話の面白さと、K田さんの語りのすばらしさにも感動。ちなみにこのやかちゃん、私も家でサクに読んであげたことあるけど、文字を見ながらでも、一気に語るのは本当に長いのです。でも面白いんだよね。折り紙の「カメくじ」を引いたりキャンディをもらったりして楽しい会はおひらきになった。

夜ごはんは、ささみのピカタ、鶏手羽と野菜の煮物の野菜部分、切り干し大根、みそ汁。いつもいってるけど、家のごはんで食べ合わせなんて考えてたらあきまへん。

●3月某日: 
有働さん&イノッチ&柳澤さんの「あさイチ」ラストデー。









仲良しのNくんが遊びに来る。9時半にという話だったけど50分ごろ登場したNくんが「ちょっとおそくなっちゃった。へやのかたづけしてたから」とちゃんと理由を説明するのもおかしければ、「ああ、そういうじきだからな」というサクのリアクションもおかしい。

今日もとてもいいお天気なので、子どもたちと一緒に外へ出て某所でミニ花見。うちの近くに穴場があるのです。ミニおにぎり食べたり、桜の枝を目指してジャンプしたり、ひらひら舞う花びらを真剣白刃取りしたり、でも一番盛り上がったのはやっぱりダンゴムシ取り。枯葉の下にホットスポットを発見したのだ! 大きいのからゴマのような赤ちゃんまでいるわいるわ、それを次々に乱獲w 花より団子…というより、花よりダンゴムシ、の子供たちですw 

午後は、姪っ子の入学プレゼントを買いに行く。夜ごはんは、イワシの塩焼き、ニラ玉、野菜の焼きビーフン、もやしの中華和え。ビール、ワイン、ひらがなポーカー。

中高生のとき大好きで何度もライブを見に行った。新曲はライブで解禁されることも多くて、「ラブファントム」では稲葉さんがファントムよろしく高所からダイブしたり、「消えない虹」ではピアノで弾き語りをしたり・・・夢のような思い出。大学くらいになって私は自然にB'z卒業したけど、彼らはその後も20年(!)ずっとずっと活動を続けているのだ!!!!! 感動と尊敬しかない。

『西郷どん』 第20話 「愛加那」

f:id:emitemit:20180110185246j:plain

ハァー今回もよかったわー。なんてことない話なんだけどね。毎回のようになんてことないなんてことない話だって言ってすみませんね。でもこれほどなんてことない、主張のない脚本をさらっと書いて素朴な感情に訴えてくるってすごいと思う。官兵衛とか花燃ゆとかにはそれができなかったのだよね…。

なんてことない話のためにクズ田中に扮する近藤芳正が大活躍である。収穫が少ないのを上役に怒られたから、シマンチュに罪をかぶせるって、なかなかリアリティあるクズよね。佐民の家への強制捜索、これがまた絵づくりが派手で惹きつけられるのよねー。持ち込んだ砂糖を壺に入れるショットはハッキリとわかりやすい(笑)

しかも、若く美しいとぅまを現地妻にと求める田中! 抵抗されればそれはそれでみなぎる田中! ゲスい、ゲスのテンプレすぎる~! そこに助けにくる菊池さま! 一刻も早く薩摩に戻るため、騒ぎは起こすなと念押しされてるのに、己が身をかえりみない! ヒーローの鏡!!

ここからよ。
洞窟にいる巫女さんみたいな人に、「本当は見えているのだろう」と言われるとぅま。もうすぐやってくるという夫は、やはり菊池なのだと。「そのあとは?」と聞かれて、私はてっきり、「子どもを抱いている私が見える」とか、さもなくばせめて「子どもと共にあの人を見送っている私が見える」とかいうかと思ったら、「私は一人」「ずっとずっと一人」って・・・!

そのうえで、菊池のもとへゆき、「私をアンゴにしてください」と願う とぅまどんなのですよねーっ!!
あの、自分で衣をハラリと落として・・・っていうのも、時代劇に連綿と受け継がれてきたテンプレ・・・いや伝統なんですけど(ex 『毛利元就』での富田靖子)、やっぱり、いいもんはいいよ!!

そこで据え膳いただかず、後ろから衣をかけてやって、前から向き合っての「妻になってくれ」と言う菊池様。それでこそせごどんですよー!!!

婚礼の宴のシーンもすごくよかった。明るくて、楽しくて。「いつかは帰ってしまうのに…」と言う佐民に「それをわかったうえで、そばにいたいのでしょう。あの子のあんな明るい顔、初めて見ました」と妻が答えるのがとてもよかった。みんなで輪になって踊って、いいシーンだった。

そして夜。「名前をつけてください」と言ったあと、「本当の名前を教えてください」という・・・!

とぅまではなく愛加那になる。そして、西郷吉之助は菊池源吾になると言う。でも、彼が西郷として歴史に名を刻むことを私たちは知っている。このとき生まれた名を、愛加那はきっと一生、名乗っただろうに…。2人のラブいシーンなのに、すでに別れを内包している。巧まざるといったていの脚本演出がかえって泣けた。

二階堂ふみは全部のシーンがいい。今まで見た彼女の中で(そんなにたくさん見られてないけど)一番好きかも、とぅまが。そして、この夜のシーンでの鈴木亮平の表情は、何日も経った今おもいだしても、ぐっとくる。柄が大きくて優しくて、それでいて、二階堂ふみに引き出されるかのように、たいへん生々しい手触りがあった。

んで、そのあとの西田敏行のナレーションに、「せごどん! きばれ! ちぇすと!!」って、どうして言わせないのーーーー!!! まさに今こそ「きばれ!」な場面でしょうよ!!! 下ネタをおそれるな!!!(錯乱

 

弥生の十九

●3月某日: サクをプールの短期教室に連れて行く。今日・明日の2日間。15人弱?くらいの子たちを3つのグループにわけて、サクのところは4人に先生ひとり。以前も長期休みのときに来たことがあるが、コーチたちがとってもいい感じなので好きだ。連続もぐり、けのび、ビート板でバタ足、そしてクロールに似た手の動きもつけていく。サクさんがんばっておった。子どもの習い事を見守る自分を「ちゃんとした親みたい…」とメタ認知している自分がいるw 

春休み、さあ、子どもの昼ごはんを用意する日々ですね。午後は外で遊んだり、サクにループタオルのループを縫わせたり、家の中の片づけ。夜ごはんは、ハンバーグ、切り昆布の煮物、切り干し大根煮、白菜とえのきのスープ。


●3月某日: プールの短期教室2日目。そして、ななんと、通常スクールにも申し込みをした! これは、私にとっては、一大決心である。一線を踏み越えた感があるw 私ほんとに習い事に消極的(懐疑的な面もある)なので、勢いがないとできないと思って。

手続きを隣で待ってたサク、「ついに、おれにも ならいごとができるのか…」と、こちらも感慨深げw 周りの子がいろいろやってても「おれはいい」と言い続けてきた彼だが、習い事という大人っぽい響きにあこがれがないでもないらしい。でもめんどくささも否めないらしいw 「やめたくなったらいつでもやめていいからね」と初手から言う私もたいがいやる気ない。「でも、9月まではやめられないっぽい(それ前提での割引入会なのだ)」と言うと、「なげーな!」と間髪入れず叫んでた。親子ともに向いてない感がありあり。

昼ごはんはピザトーストなど。午後、サクが友だちの家に遊びに行ってる間にあれやこれやしようと夢が広がっていたのだが、頭痛を治すのに1時間ちょい費やした。夜ごはんは、サバの竜田揚げ、切り干し大根煮、千切りキャベツ。夫は大分出張。

 

弥生の十八 / 幼稚園同窓会

●3月某日:(facebook投稿より)

f:id:emitemit:20180606224133j:plain


幼稚園で、息子たち、現1年生の同窓会がありました。
1学年1クラスの小さな園。息子が卒園するときはクラス17名でしたが、入学先は8校にも分かれました。

在園していたころと同じように、登園するやいなや、遊び出す子どもたち。気づけば、奥の砂場の近くにみんな集まって何かを観察していたり、追いかけっこが始まったり。
この小さな園にはちょっとそぐわないくらい、背ぃも手足も伸びているけど、在園児さんたちが作ったどろんこの山や川の凹凸をものともせず縦横無尽に走りまわる姿はあの頃のまま。

場になじむまでちょっとはにかんでもじもじしてる子や、一人ゆうゆうとマイペースで遊んでいる子がいるのも当時と同じで懐かしい。そんな子たちも、友だちに遊びをしかけられればいつのまにか輪の中に入っていたりするのです。

幼稚園に思い入れたっぷりなのは親だけで、「今」を全力で生きてる子どもは一年も経てば変わってしまってるんじゃないかな。・・・・なんて想像もちょっとしてたんだけど、なんのなんの。

この子たちは3年間、この仲間と、ここで遊んできたんだもんね。体が覚えてるんだね。来る日も来る日も繰り返してきたことの強靭さを感じました。君たちにはしっかりした根っこがある!

お部屋に入って集まり、先生たちも勢ぞろいで久しぶりの「語り合い」。担任の先生が「みんな、どこ小学校の何年何組で、学校の何が好きか教えて~」と促す。それぞれの子の発言の仕方や、それに対するガヤ(笑)の反応にも、一年生らしい成長と同時に、変わらない一人一人の “ らしさ ” が感じられて、懐かしくて眩しい! 

いろんな個性の子どもたち、そのすべてを先生たちが心から受け容れ尊重している様子、わが子だけじゃなく、よその子にもあたたかい目線を注いでる親たちの雰囲気、
そして、心を許しきった笑顔の子供たち。
久しぶりに見る光景に、涙が出そうだった! 
尊い」ってこういう時に使う言葉だと思います。

公式(笑)の同窓会は午前中で終了しましたが、そこから近くの公園に移動してお弁当。もちろん子供たちは食べるのもそこそこに思い思いに遊びまわります。お母さんたちの終わらないおしゃべりも健在。久しぶりだもんで、ネタが尽きないのよ~! 

気づけば夕方。楽しくて胸いっぱいのさくらの1日でした。 

幼稚園での「語り合い」、サクは「好きなべんきょうは、こくごです」と言ってた。えー! 生活とか図工とか言うかと思ってた母ちゃんはびっくり。おまえ、普段あんなに「あー、また こくごか(翌日の時間割を見て)」「おんどく、めんどくせー!」って言うとるやんけ! 

先生に「国語のどんなところが好き?」と聞かれると、「漢字書くのとか」と言ってた。あーなるほど。なぜか(なぜか、っていうのも変だが)サクは字がうまいと褒められていて、書写で賞状ももらってきてたので、得意だという感覚なのかも。ほかにも、わが子の発表を聞いて「えっ」という声がちらほら。子どもは親の斜め上をいきますねw 

夜ごはんは、牛肉とピーマン、チンゲン菜などでチンジャオロース風のやつ、小松菜の和え物、みそ汁。残業帰りの夫と話し込んで(飲みこんで?)1時前まで。お母さんたちとの公園トークで出た話をしてたら、「それだけ話せば夕方までかかるはずやな…」と言われるw 明日の佐川氏の証人喚問はどうなるか?とか。これから政局はどう動くか?…だけじゃなくて、政権はどうするべきだと思う?とか。

 

弥生の十七

…(前項参照)と、私が新聞を読んでいる間に夫がせっせと花見弁当をこしらえている我が家です。でもその新聞を(食後に詳しく読もうと)持っていってたおかげで、車に忘れたレジャーシートの代わりに敷くことができたというお話。新聞って本当に役に立ちますw 

www.instagram.com

桜はもう8分咲きで、よってすごい人出です! ちょっとうろうろしてたら奇跡的に大濠公園近くに駐車場が見つかった! てくてく半周歩いて舞鶴公園に入っていく。おまいらホントに花見の時はよう来るよな!!!と普段から城址好きでランニングがてらちょいちょい来てる人間としては思ったりw 

感触として、外国人(アジア系、欧米系、いろいろ!)のグループもとても多かった。ワンちゃんも多かった。あと、ワイン飲んでる人も多かった。どれも最近の傾向だと思う。食べ終わって、ひとしきり遊ぶ。サク、何かを一生懸命集めてるなと思ったら枯草のツルみたいなのをいーっぱいもってきて、編み物を始めていたw 夜ごはんは、イワシのグリル、みそ汁、大根おろし、サラダ。