弥生の四 / BTS@グラミー賞授賞式!

●4月某日: 朝から部屋の半露天風呂。めちゃくちゃ気持ちいい。ネックレスがないと探し回ったが、大浴場に忘れていたのを旅館の人がピックアップしてくれていたらしく、チェックアウトの時に「こちら、違いますか?」と綺麗なお盆に乗せて出してくれた。感動~

そして朝から心はラスベガス! そう、BTSグラミー賞授賞式だ! 「Butter」のパフォーマンスはやはり驚きのステージ。ベガス=オーシャンズ11=泥棒ってわけですね。世界中の人々のハートを盗んでいくバター・イエローな怪盗たち! 

www.youtube.com

facebookより)

私がなぜエンタメが好きかって、ひとつには「チームの仕事の成果だから」というのもあるんですよね。たくさんのアイデアを検討してベストを選び、撮影、照明、セット、衣裳、スケジューリング、広報etc‥‥。

その結実を華やかなライトの下で見せるのがBTSのような人たちですが、推しのジンくんは「恥ずかしい思いをするのが僕の仕事」とも言います。私はこの言葉に彼のプロフェッショナルを感じます。

元は3分にみたない一曲を、さまざまな舞台で何十回も披露するBTS。毎回毎回、あっと驚くアイデアと、洗練されたパフォーマンスを見せてくれます。一度すごいものを見せたら、次はそれと同等以上のものを期待されるから、生半可なプレッシャーじゃないでしょう。

しかも今回は、授賞式の2週間前にメンバーのひとりが左手に大けがを負ってギプス状態、さらにその数日後、3月24日、29日と、今度は別の2人が相次いでコロナ陽性判定を受け、隔離されるという非常事態。

7人そろったのはステージの前日、たった一日だけだったというのです。

あの凝った演出、複雑な動線、賭けのようなジャケットパフォーマンスをたった一日で‥‥! 積み重ねてきたキャリアとチームワークの大きさを思い知らされます。

怪我でまだとても踊れないジンくんをどうやってステージに溶け込ませるのか心配していましたが、「そっか、それっきゃないね!」という解答を出してくれたのもさすがでした。

彼らには2016年に「血、汗、涙」というヒット曲があります。
彼らの血と汗と涙の10年のキャリア‥‥

そして、それだけじゃなく、寝ぐせがついたままの起き抜けの姿や、面倒だからと大鍋の蓋でチャーハンを作ってギャーギャー騒ぎながら運んだり、企画でせっかく北欧に行ったのに、パスポートを紛失して1人だけ韓国に強制送還されたり(RM、君だ!)
「お尻は1つなのか2つなのか」の議論で白熱したりする姿も知ったうえで、この栄えある授賞式のステージをリアルタイムで見守ることができる私たちBTSファン、つまり世界中のARMYたちは、エンタメの恩恵を途方もなく受けていますね。

たくさんのプロフェッショナルたちの仕事ががっちり噛みあい、大きな熱量を生み出す様子に、「私もがんばろう」「明日もがんばろう」と力がわいてくるのです。

授賞式後はすぐにVライブも! TLに貼りつく忙しすぎる一日‥‥

温泉帰りにその足で野球に付き合わされる。ちょっと踏み込むと肉離れが悪化するんだよな~