葉月の十一 / 「革命前夜」

●8月某日: (facebookより)
朝方涼しかったのでエアコンをつけないまま、狭い部屋で水分を摂らず読書にふけること約2時間、気づいたらなんだか頭が痛い。けっこうハードな本なのでのめりこみすぎたかな、と散歩してみたら、さらに具合が悪化し吐きそうに‥‥。

こ、これはあれだ、軽い熱中症だと気づき、2時間くらい対策してたらだいぶ良くなりました。たぶん、もともと疲れてたんだと思います。みなさんもどうぞお気をつけて。
それもこれもこの本がおもしろすぎるからいかんのだ。

1989年、日本では昭和が終わるころ、東ドイツにピアノ留学に来た真山。ハンガリー北朝鮮ベトナムなど各国からの留学生、東ドイツで4年も兵役に就いた秀才、西への移住を夢見て破れたオルガニスト。音楽と恋、国家と歴史と密告が絡み合いながら襲いかかり、私を熱中症へと導くw 
おもしろい小説ってほんとにたち悪い!!

まだ半分くらい残ってる。たぶんクライマックスかラストでベルリンの壁が崩壊するはず。早く読みたいけど読み終わりたくない!!

作者の須賀しのぶって、コバルト文庫でデビューした人だ。中学か高校の頃、彼女の近未来ミリタリー小説を愛読してました。そのころから上手い人だったけど、こんなに立派な小説を書くようになったなんてそれだけで感動だ~!

 

●8月某日: 修羅場続きの「おかえりモネ」、目が離せない! 明日のインタビューの準備。

そういえば息子の自由研究がそこそこそれなりにりっぱにできていて感心した。私は理科特に物理系はまったくダメだし関心ももてないので少しも手伝っていない。。。

「暑い、暑すぎる!」と帰るなりシャワーを浴びる息子。夜ごはんはハンバーグ、みそ汁、かぼちゃサラダなど。