文月の六 / まわし読み新聞

●7月某日: 夫と息子は釣りへ。仲良しの友だちも連れていく。釣り始めて1時間ほどで降りだし、びっしょびしょになりながらさらに1時間ほど粘ったようだが釣果はなかったそうで残念でした。でも一緒にごはん食べたり行きかえりの車内で超はしゃいだりして、それなりに楽しんでたもよう。私はオンライン「まわし読み新聞」に参加。

facebookより)

1か月、早いですね。小郡の地域コミュニティCORALさん主宰、「オンラインまわしよみ新聞」に今月も参加させていただきました! 夫と息子が釣りに行ったので時間ができてラッキー! 全員で顔を合わせてごあいさつしたあと、zoomのブレイクアウトルームという機能を使って、9人を2つのグループに分けておしゃべりする時間がもうけられます。zoom便利だな~!

●大雨の記事。来年以降も大雨はあるはず。降りやすく浸水しやすい地形はある程度わかるはずなので、事前の対策が急がれる。

対馬ツアーの広告。今でこそへき地のような印象があるが、かつては大陸に一番近い国際都市だった。対馬の展望台からは韓国が見える。海の幸はもちろん、ニホンミツバチのハチミツなど自然の恵みも多い。歴史や自然が好きな人におすすめ。

藤井聡太さん。新棋聖は、今日(まわしよみ新聞当日19日)が18歳の誕生日。今、数少ない明るいニュース。コロナで高校野球を始め子どもたちのイベントは軒並み中止に。あれはダメ、これはダメだけでなく子どもたちが個性を伸ばせる環境を整えるのも大人の仕事。

●「風の谷のナウシカ」で描かれた状況がコロナ禍と相似している。30年以上前の作品の先見性。

●もともと自動化(AI化)が遅れていた日本だが、コロナで急速に進み始めている。自動化できる仕事の求人は減ってゆく。一方でデータを扱うデータアナリストなどの需要は増えている。AI社会で通用する人材を育成しなければ。

 
●私からは、原爆投下後の惨状を描いた「原爆の図」を所蔵する丸木美術館の記事を紹介しました。市民グループや地域活動のヒントにもなる、印象的な記事でした。

mainichi.jp

芸術は心の自由の象徴。公権力による「不要不急」の号令で豊かなものが排除されてしまう理不尽さを思い、3月、まわりの施設が休館しても営業を続けた。

自分たちで考えて判断することができたのは、自治体や企業から予算・補助金を受け取っていない、完全に独立した美術館だから。しかし4月になると客足もなくなり、地元にも感染の恐怖が迫ってきたため、やむなく休館を決める。

独立採算なので入館料収入が途絶えると即、死活問題になる。しかし、「コロナでもっと大変な人たちがいるから」と美術館が沈黙していたにもかかわらず、続々と舞い込む寄付! 

「応援したい」「存続して」「10万円の特別給付金の有意義な使い方」と、この美術館は被爆者や地元の人だけでなく、幅広い層からの寄付があった。

実はある時期まで、入館客は減っていた。原爆や戦争をテーマにしているため、軽い気持ちでは入りにくい。そこで、震災のあとから、この美術館では若いアーティストに展示の場を提供していた。しかも、賛否両論が噴出するような前衛的なアーティストにも。当初は批判もあったが、結果的にアーティスト・お客さんともども、若い人たちが「原爆の図」を見るきっかけに。

芸術とは? 自由・独立とは? そして、「裾野をどうやって広げるか」「次世代へつなぐか」という、いろんな活動に共通する命題について、考えさせられる記事でした。

 
●もうひとつ、時間の都合で紹介できなかったけど用意していた記事。「フランス人マダムに教えてもらった、世界一おいしいアイスティーの作り方」。子どももいるしどうしても麦茶が中心になるけど、すごくおいしそう。作ってみたい! 


●もう1つのグループでは、「かつては『3高』とか『4低』とかいったが、昨今モテる男性は、『3生(生活力・生存力・生産力』」とか、幼児がネグレクトで亡くなった事件などが取り上げられたそうです。途中、zoomにトラブルもあったもよう? 

最後は、「育休について」全員で盛り上がりました。しっかり準備された進行と、和気あいあいとした雰囲気作りで、初参加でもとても話しやすい会です。ウィズコロナの生活の中、新しい出会いやつながりを持てる場所のひとつ。とてもありがたいです^^