キャンプと俳句

4/27~28 志高湖キャンプ場
渋滞に捕まらないよう朝7時半に出発。すでにがんばった感…。
半年ぶりでテントの立て方が覚束ない両親に代わって活躍する息子8才。さすが若いモンは記憶力が良い。そしてクソほど折り紙つくってるせいか、トリセツ解読能力が高い(笑)
名前のとおり湖があり、歩いて周回もできる(1.8キロというから大濠公園に迫るくらい大きい)。スワンボートに乗ると、キャンプ客に餌をもらい慣れた白鳥と鯉が一団になってボートを追ってくる! てか、キャンプ客に馴れすぎた白鳥が陸に上がってくる!
 【白鳥も鯉も口開け水温む】

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 幼稚園時代の仲間が6組、現地集合。テントを立てる親のペグ打ちを見たり手伝ったりした子たちが、手ごろな小枝を見つけては草地にハンマーで埋めて遊んでいる。
 【春の野に杭打つ真似の一途かな】

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 小さい子は大きな羽をつけた女王アリを捕まえて大得意。虫かごを持ってうちのテントにやってきて、「このアリはものすごく強いからサクタロー(うちの息子)もサクタローのお母さんもサクタローのお父さんも負けるけど、ユータ(自分)は勝つ」と舌ッたらずに自慢しまくる(笑)
 【草若しこの蟻よりも強き僕】
 
夜、それぞれの家(テント)でごはんを食べるが、子どもがおこぼれをもらいに来たり、おすそ分けをしあったり交流がある。我が家の激辛カレーを隣人にあげたら小6のお姉ちゃんが美味しい美味しいと食べていてびっくり。

バーベキューのあとの炭火に薪やらを足して焚き火にするのが子どもたちの楽しみ。

「これ、子どもの火よ」と決めたところに皆で集まり、よく燃えそうな枝や葉っぱを拾って投入して遊んでいる。そこが消えてしまうと、まだよく燃えていたうちの焚き火に全員で移ってきて乗っ取られるw 大人も焚き火のそばにいないと寒くて凍えるんですが!
 【爆ぜる火や冴え返る夜にはしゃぐ子ら】

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朝ごはんは、夫が会社からもらってきた賞味期限切れの非常食のごはんと牛丼とみそ汁と野菜スープ。火をおこさなくてもあたたかいものが食べられる。キャンプの朝も寒くてみそ汁がことさら美味しく感じられたから、いわんや災害のときをや。
息子は夫が保険で持ってきてたカップヌードルを食べて幸せを噛みしめていた。
朝からラーメン…と白い目で見る私に「どくしんは、毎日食べてるらしいぞ」と言い訳するw
 【今日だけと余寒の朝のカップ麺】

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そして朝もまた「子どもの火」に集まりデザート。

 【春寒の朝の焚き火で炙るマシュマロ】

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すべて春の季語を盛り込んでみた! 最後は破調(字余り)になりました。
帰ると引くくらい日焼けしてた。寒かったので油断してた。春の紫外線ナメてました…💦