長月の九 / 市議会ヒアリング(傍聴)ツアーvol.4
●9月某日:
天神コアに集まってランチしてから、市議会へ移動。なんと、主催2人(私とかどたにさん)が共に10分以上遅刻するという、なんとも緩い会でありますw
(facebookより)
福岡市議会ヒアリング(傍聴)ツアー、行ってまいりましたあぁぁ。本会議場の傍聴席は初めてです!
最初に大事なことを書きますね。
今日は最終日で、これまで審査された様々な議案の採決のほか、最後に、議案とは別に、「国に意見書(要望)を出したい」という提案について採決が行われました。
5つの意見書案のうち、否決が2つ。
1つは 「公立学校の空調整備事業の充実を求める意見書」、
もう1つは 「国による障がい者雇用率偽装問題の徹底解明と再発防止を求める意見書」。
どちらの意見書でも、右側半分強の議員さんたちが、賛成の手を挙げない。
そう、自民党系の議員さんたちが、反対なのです。
「福岡市の公立小中学校は、基本的に教室には空調が完備されている(はずだ)けれど、特別教室や体育館はまだまだ。特に、体育館は避難所としても利用されるため、小さい子や高齢者など体力が弱い方には命にかかわる問題」
「各省庁や行政機関が障がい者雇用率を偽装していたのは言語道断。2か月の調査期間を経ても、2016年以前のデータは明らかにされていない。障がい者権利条約を批准している国としても、徹底した調査が必要。」
・・・と、野党系の議員さんから意見がありましたが、与党系議員さんたちはピクリとも動かず。
これを否決するのは、子どもに対して説明がつかないように思うのですが…
自民党系の議員に投票するって、こういうことなんだよね。とハッキリ知らされた瞬間でした。
ちなみに、可決された意見書は
「室見川等の氾濫防止対策を求める意見書案」
「地方財政の充実・強化を求める意見書案」
「キャッシュレス社会の実現を求める意見書案」の3つです。
キャッシュレス社会 > 学校の空調 & 障がい者の雇用問題
ということですね。
本会議は、高らかな鐘の音とともに開会しましたが、フォーマットに則った淡々とした進行でした。必要な議論や審査は、既に前日までに終わっていて、最終日はシャンシャンと採決が行われるようです。
だからといって、開会直後から寝かぶってる議員さんたちはどうなんだ~~
右手側(与党側)に多かったぞ~~~!
本会議場、写真撮れないのが残念です。
高島市長は、今日は進行の関係上か、一言の発言もなし。
開会の鐘の音が鳴り始めてから、誰よりも最後に議場にINでした。これが様式美ってものなのかな?
傍聴の人数、少ない。私たち以外には、3~4人といったところ。人気なし。
タダだし、予約もいらないし、みなさん気軽に足を運んでみることをおすすめします。
今後の投票の参考にもなるし、居眠り議員さんたちにはたくさんの市民の視線が必要かと思われます。
ご参加のみなさま、おつかれさまでした。
赤ちゃんを連れて参加してくださった方、福岡市に転入してきたばかりの方、お仕事の合間を縫って駆けつけてくださった方など、来てくださってありがとうございます~~~!!!
私が食べたアジのなめろう丼、おいしかったですよ!
次回は12月です。市長選のあとですね。
高島さんは立候補するかまだ不明ですし、もしかしたら、新市長が誕生しているかもですね~
◆
王さんが、寝ている議員を超チェックしていたw
夜ごはんは、ぎょうざ、野菜たっぷり焼きビーフン、トマトなど。サクが寝た後、「グッド・ドクター」録画を見たり(泣く)、「海街diary」を読み返したり(泣く)して、夜更かしになる。