小澤征爾インタビュー by 有働さん@news zero
小澤
「個がちゃんとしてなかったら、ちっとも面白くないんだよね。
オーケストラって、1人1人違う。いろんな人がいて、いろんな考えがある。
その違いをまとめてるから、面白いんだよ。全然違う人たちが、1曲 いっしょにやるから味が出る」
「個がちゃんとしてなかったら、ちっとも面白くないんだよね。
オーケストラって、1人1人違う。いろんな人がいて、いろんな考えがある。
その違いをまとめてるから、面白いんだよ。全然違う人たちが、1曲 いっしょにやるから味が出る」
小澤「学校や会社だって同じだと思うよ。1人1人に個があって、集まる。そのほうがいろんな価値が出てくる」
有働 「個になりたくてフリーになったけど…個になることを嫌う人は多い。「周りの人は私のことどう思ってるかな?周りの人が私をOKと思ってくれればいいけど」ってなりがち。学校にしろ会社にしろ、周りと合わせれば楽な部分がある」
インタビューはかなり編集してあったけど、有働さん、たぶんちょっと泣いてたと思うんだよね。何の涙かは、想像の域を出ないけど…
小澤「個であることは、それだけ大変なんだよね。絶対に、そう。でも、結局は『個』でしょ。あなただって」
有働 「個でいることは、しんどくないですか?」
小澤「僕も考えてみたら相当むちゃくちゃだったもんなあ。むちゃくちゃっていうか無謀(笑) でも、有難いことに、がんばってれば助けてくれる人がいる。これだけ地球がでっかいんだから、若い人は地球人になるべき。音楽には国境がないけど、国境がある分野でも、絶対にそうするべき」
おおおお!!!と歓声をあげた彼が「かーちゃん、すげーな!」的に賞賛してくれるかと思ったら、「本って、すげー!」と言うので驚いた。そうか、本のすごさを感じたか。まぁ、そんな息子の愛読書は最近、もっぱらコロコロコミックですが。。。