文月の十九 / 好きな本が読める!

●7月某日: 試験が終わって、好きな本が読めるー! めっちゃうれしい。宮本常一について網野善彦が書いた本を読んでいる。学問的にどーかっていうアレはあるけど、宮本常一のハードなフィールドワークは読むたびに胸を熱くさせてくれる。それにしても戦後まもなく、戦災の被災者等を北海道の未開拓地に「棄民」したってエピソードはいつ読んでも胸が凍るね。戦前・戦時中と戦後とは、明確に線が引かれているわけではなく、地続きなんだと強く思わされるね。

宮本常一が見た日本 (ちくま文庫)

宮本常一『忘れられた日本人』を読む (岩波現代文庫)

最近では、三谷太一郎の『日本の近代とは何だったのか』で、「明治維新から戦前は富国強兵だったが、戦後は「強兵なき富国」が続いた時代で、そのレジームは東日本大震災まで続いた」という論が非常に強い印象を残している。

イッテQで、イモトと安室ちゃんの対面の回を見る! 人と年月とが紡げるもっとも美しいもののひとつを見せてもらった感じ。イモトも、安室ちゃんも、甲高い声できゃいきゃいしゃべらないのがとてもいい。

夜、iTunesで音楽をダウンロードしようとして、iTunesの(PCの、というべきか?)不具合を解消するのに2時間近くかかった。疲弊・・・。夜ごはんは、鶏となす・ピーマンのしょうがオイル炒め。もやしとハムのさっと炒め。サラダ。


●7月某日: 一週間以上前、プールに忘れた日傘をとりに行く。あった。日本は平和だ。

サク、久しぶりにダンボールハウスを作る。小さい段ボールばかりだったが、うまく組み合わせたりつぎはぎして、屋根と床、扉も備えた立派なハウスを作り上げている。ガムテが尽きると、ダンボールの双方に切り込みを入れてはめこむという技を思いついて、つなぎ合わせていた。すげい。

夜ごはんは、ドライカレー、サラダ、めかぶ。サクが寝たあと、夫と飲みつつ、『コンフィデンスマンJP』の最終回をやっと見る。まさみが美しかった・・・!

●8月某日: サク、ガムテープを買い足したので昨日作った段ボールハウスを補強。そして、「家の中に、テーブルつけよう」「そうだ、まめでんきゅうあった」「!! 家の中にプラネタリウムつくろ!」と、次々思いついては実行している。夏休みってこういうことができる時間があるのはすばらしいと思う。

会話の中で、「おま、そんぐらいしきらな、つぁーらんぞ」とサクに言ったら、「なんだそれ、いみわかんねー」と大ウケしたので、つぁーらんを連発する1日。夕方、スイミング。進級して(新しく買わされたw)白いスイミングキャップになって初めてのレッスン。

夜ごはんは、厚揚げ、キャベツ、ニラなどのそぼろ炒め。豆腐としめじの味噌汁。サラダ。旅行前、冷蔵庫はいい感じに使いきれたかな。