弥生の十二 / 2本立て、デンマーク勉強会 & ママの会

●3月某日: 
facebookより)

台湾からお戻りになった王さんの主宰、「世界の女性を知る会」に参加してきました。今回のお題はデンマーク
というわけで、はい、またこの記事にリンクを貼る時がやってまいりましたよ(第1弾)

友人茉莉ちゃんから聞いたデンマーク研修の話をまとめて、書かせてもらったものです。あれから1年半ですか。ブログってこうして振り返れるのが便利ですね。

今日オオッと思ったのは、デンマークって、女性参政権スタートからもう100年経ってるんですって!

ここで歴史オタク(私)からの問題です。
1915年。そのころの日本ってどんなだと思います? 大正時代ですけども。
なんと、男性にすら、まだ選挙権がない!!
華族とか、お金持ちの人以外は。)(日本の普通選挙法(男子)施行は1925年です)。
しかし、それから100年経ってるんだからもうちょっと進歩したいものです。

最近のデータ。女性議員(国会)の割合。
デンマーク、37%。日本は、9%ですよ。
世界には、女性議員が3割を超えてる国が、40か国もあるのに。儒教の考え方が根強い韓国ですら、17%なのに。日本…。悲しいよ…

「クレヨンハウス」の落合恵子さんが書いていたこと。
帰宅後、確認しました(これもブログに書き留めてました。ブログ超便利!)

「女・子どもというのは、別の問題ではなくクロスしたテーマ。
 子どもの幸せのために母親は「母」であることだけを考えろ、というのも違うし、
 母親が、女性である自分を優先しすぎて、子どもが犠牲になるのも違う。
 恒常的な男性社会の中で、 “女と子ども” という、声の小さい側が、互いの権利の食い合いをしなければならない社会構造を変えたい。」
これなんですよ。

今日も、放課後の学童保育について、
「子どもたちを思い切り遊ばせてあげたい。でも、帰宅時間が遅いことを思うと、学童で宿題させないといけない」
というジレンマの話が出てました。まさに、女性と子どもの権利の食い合いですよね。

こういうのを変えていくには、やっぱり、座して待っててもダメなんだよね。
デンマークでは、すでに100年以上前、女性たちが2万人も繰り出してデモをしてたそうです。デンマークって、総人口500万ですから。すごい割合!

「私たちの問題は、社会問題。私たちが声を上げて、社会に訴えていこう。私たちには、社会を変えるパワーがある」
そう信じる力。
信じて声を上げる力を、日本でももっと育てていきたい。
こういう会で、外国の話を聞くと、いつもそう思うのです。

あ。あとね、茉莉ちゃんが言ってたデンマーク人気質
「意思表示をハッキリする・面倒見がいい・ほどほどでいいかげん」
ってのがすごくイイと思った!
デンマーク人って、北欧のラテン系って言われてるんですって。

日本人(特に女性)って、奥ゆかしくて、余計な口をきかず、万事 “ちゃんとしてる” のが良いとされがちじゃないですか。私は自他ともに認めるオオザッパーな人間だからさ~、困るんだよね(嘘。困ってないくせに。厚かましいから)。でも、そのかわり、大らかだよ。
子どもにも、「お母さんぐらい雑な性格のほうが、生きやすいんだよ~」と言ってます。

王さんの「世界の女性を知る会」から、赤坂に移動。
後藤香織さん主催「ママと政治をつなぐ会」の交流会におじゃましてきました。
というわけで、はい、またこの記事にリンクを貼る時がやってまいりましたよ(今日の第2弾)。

mamajanaiwatashi.hatenablog.com

待機児童、家事育児のワンオペ、学校のこと、教育費、妊活・・・
子育て周辺にもたくさんの問題があり、それぞれの問題への専門的な取り組みも必要でしょうが。
まずもって、子育て世代と政治との距離が縮まらないもんかな~、と。

政治に期待しない、興味も持てない。誰がやっても同じでしょ?
って感覚・・・

今、そうなってるのは、政治の責任でもあり、教育のせいでもあり。
でも教育を変えていくにも、政治の力が必要なんだよね。

政治っていっても大げさに考えず、何かもうちょっと身近にならんかなーと思います。
政治って、私たちの生活や、子どもたちの未来のためにあるんだからさ。

リンク先の記事は、去年の7月ですか、
まだ国会議員に再当選する前の稲富修二さんを囲んで、子育て世代の主婦たち(←特に稲富さんをよく知ってたわけでもない(笑))が興味本位で集まった時のレポートです。

一度でもこういう会に参加した経験ってけっこう大きくて、「これを機に政治を身近に感じるようになった」という方が多くて。

というわけで、明後日22日は、市議会のヒアリング(傍聴)にも行きます!
興味ある方、今からでも、当日でも、お気軽にお問合せくださーい♪
ゴリゴリに政治を語り合うってわけでもなく、社会科見学ノリの、参加することに意義がある的な、ゆるい会です!

修了式の日、ハウステンボスに行くよ~とサクに明かすと、目ん玉真ん丸、「えーっ!! どんだけ~~~!(古)」と腹から声を出して驚愕、興奮していたw 夜ごはんは、ぶりのあら炊き、チャーハン、フライドポテト、サラダ・・・というなんだかよくわからないメニューだけどこれでいいんです!!な、ザ・家庭の食卓。