師走の十九 / ファミリーヒストリーにオノヨーコ
●12月某日: サクの仲良しの友だちが遊びに来る。開口一番「サンタきた? こっち、ファミコンきた!」と。サクは、彼が仮面ライダーを見てないことを知っているため積極的には宣伝しないw
ちょっとした曲折を経てプラレールをやろうとなった彼ら。しかしレールの大半を高い所にしまいこんでるんだよね、最近はもうめったにやらないから。「レールこれだけ?」「うん、今これだけ」 出してやろうかな~とも思ったけど、むしろ制約があるほうが面白い遊びが生まれるかも・・・と様子を見てたらやっぱりそのとおりで、なんだかんだ工夫してものすごく盛り上がっていた。えがっだ、えがっだ。
ファミコンを見せたい彼が、午後はうちで遊ぼうと誘ってくれたので、サク、行く。さて、サクもそのうちファミコンを欲しいと言い出すのだろうか? ゲームのことはfacebookでちょっと書いてみたらいろんなコメントをもらえてすごく興味深い!
夜ごはんは、餃子、白菜とベーコン煮、厚揚げ煮。放送大学の試験、来月28日だと思ってたら21日だった。そして過去問を見てみると、何これめっちゃ難しい。これ本気で落ちるかも・・・・
●12月某日: 風邪ぎみ。母と昼ごはんを食べよう~という約束。サクに「普通にどこかお店で食べるのと、カラオケ行くのとどっちがいいかね?」と尋ねると、「そりゃカラオケだろ!」と即決。でも別にカラオケ慣れしてるわけじゃないので、いざとなるともじもじしたり、ふざけたり。うんうん、いいのよ~。
私はと言えば、久しぶりに歌うのがことのほか気持ち良かった(笑)。「ひよっこ」をよく見ていた母は『若い広場』に喜び、カルテット・ドーナツホールの「オトナの掟」に『す、すごい』。そして星野源『Family Song』のPV映像を見て、「楽しそうね~」とすごくうけていた。どの歌も、サクがところどころ一緒に歌うので「サクちゃん・・・こんな難しい歌、どうやって覚えるとね・・・」。最後にかっこよく歌おう、とサクを誘って『フクロウの声が聞こえる』。堂々と歌い上げるサクに母、驚く。
長崎のおみやげをあげたが、母からもお歳暮のおすそわけとかでカステラなんかもらってしまったw よかったよ、こっちはカステラじゃないのにしといてw 夜ご飯はアジの煮つけ、野菜たっぷり焼きビーフン。
22時まで勉強して、それからお酒飲みながらオノ・ヨーコの『ファミリー・ヒストリー』を見る。最高・・・。すごい泣いたし感動した。この感動を書き留めたいんだけど時間がない~!
母はオノ・ヨーコが大変なお嬢様家庭出身だという認識をもっていた。昔の人はみんな知ってることよ、と言ってた。私は3、4年前に『日本の血脈』(石井好子)を読むまで知らんかった。30年でそんな違いが出てくるんやなーと思う
すごいなオノ・ヨーコ、歴史の生き証人だな。でもどんなすごい歴史もあっという間に時代の波間に消えていく。個人の命より長い時間生きる作品を、名作と呼ぶのかもしれないな。言い換えれば、名作を下支えしてるのは歴史ってことよ。個人の歴史と、集団の歴史。
オノ・ヨーコのほか、小泉純一郎、中島みゆき、小沢一郎、小澤征爾、堤康次郎、紀子妃や美智子妃などのファミリーヒストリー。堤康次郎ってのも、もう私以下の世代では知名度低いんやなかろーか。