霜月の十一

●11月某日:

f:id:emitemit:20180126174650j:plain

会議室で歌うサニー氏(笑)。

雁瀬さん主宰のワーバラプレゼン勉強会、今月のプレゼンターは、サニーさんこと安田クニヒデさん。

15年間、アマチュアミュージシャンとして活動してきた経験から、
「ライブハウスってどんなところ?」
「趣味を持つことについて」
「僕の目にうつる今の若い人たち」
など、話してくれました。

アマチュア音楽というひとつの世界。
その世界ならではの固有の文化や慣習があり、一方で、良くも悪くも、
現代社会の縮図や尖端のような現象が見られたり、私たち大人の在り方が、否応なく、
若い人に影響を及ぼしていることも感じました。

音楽が好きで始めたはずなのに。
家庭とも職場(学校)とも違う、大切なサードプレイスのはずなのに。
自由な表現ができるはずなのに、
性別や年齢、環境などの制約があって、苦しくなったり、続けられなくなったりすること。いろんな趣味や活動における、あるあるですよね。

自由って難しいなあ・・・。
それでも、自由のかけらを求めて、みんな手を伸ばし続けてるのかもしれない。(ヘタな歌詞か? 笑)

な~んて思いながら、弾き語り「朝食に花を」を聞いたのでした。

いい年になったわたくしとしては、とにかく、若い人には自分を大事にしてほしい! とも思いました。減るもんじゃなし、じゃないんだよ。気づかないうちに少しずつ、すり減っていくのです。若い時にはわかんないもんなんだけどね~。

私たち大人が、若い人を尊重するのは大前提ですね。
あと、若い時こそヒマが大事だとも思いました(またかい)。
で、このレジュメ!! ずるっこいくらい可愛い!

f:id:emitemit:20180126174956j:plain

実は4枚つづりで、超力作。こういうことができるって強みだよね!

後半のディスカッションでも感じたのだけど、「ママだけ」とか「同業者だけ」のような集まり方の場合、共通点があって話しやすいけど、反面、その世界だけで完結しがち。

ワーバラプレゼン勉強会は、性別、年代、業種、キャリア、地域など、いろんな人が雑多に集まるので、いろんな視点からの意見を持ち帰ることができて、とても面白いです。

ランチしながらさらにいろいろ話す。夫とサクは大好きなマリノアに行ってたらしい。とても寒い日。夜ごはんのお味噌汁が美味しい。焼きサバも。「直虎」悪女について。菜々緒さんに泣かされる日が来るとは。

●11月某日: 連絡事項、シェア事項、ママじゃな原稿。ウォーキングして新聞閲覧して買い物して帰って、夫が昨日から仕込んでいるおでんに練り物を投入する簡単なお仕事。

帰宅したサク、「はぁ~、このおでんのにおい、たまら~ん」とうっとりしている。幸せだね、家庭の小さな幸せを当たり前のように味わうことができて。小さな幸せを子どもに当たり前のように味わわせることができる僥倖をお母さんも感じているよ(つまり、夫がおでんを仕込んでくれることに感謝ということかもしれない…)。

この数か月で、サクがテレビのクイズ番組大好きになって、今日もネプリーグを見てる。小学生のいる家って感じだなあ…。大人は、子どもが寝た後に『陸王』の録画。単純明快で、前のめりで見るにはあまりにも物足りないけど、その分、おしゃべりしながら気楽に見られるので、お茶の間向きかもしれない。役所広司と山崎賢人のかわいさにすごい価値があるし。焼酎のお湯割りが美味しい季節になりました。