#西郷どん 鈴木亮平と瑛太が素敵でうれしい。吉之助の、柄が大きく、でも(若くて未熟というだけでなく)どこか危ういほどの利他的な気質。熱。正助の、賢く、ちょっと神経が細そうだけどまっすぐな気性。瑛太すばらしい滑舌!撮影もいい(序盤だからってのもあるけど)。脚本さえ続けば…
#西郷どん 1話、2話を見て、西郷の失敗や挫折をとことん描いていく意思を感じる。糸についても然り。少なくとも西郷と添うまでは挫折続きなのかな。大久保は、「いつどの地点から当事者になれるか」って感じ?
#西郷どん 西郷の斉彬至上主義、救世主指向みたいなのが気になるというか、危うさを感じる。でも結局、西郷隆盛って結局のちに自分が救世主にと望まれて、そこで挫折して死ぬ(でも人々の内面で永遠の英雄になった)人だから、意図的な描き方なのか?
#西郷どん 作劇上、斉彬と会えず、ふきも救えずで今回の挫折を描いたのわかるんだけど、身分乗り越えて調所とも会えたんだからいっそ斉彬にも会ってほしかったわー。莫大な軍事予算を起こそうとしている彼が民の窮状を聞いてどう反応したか? 政の難しさや矛盾、これから踏み込んで描いていくかな?
#西郷どん 薩摩の二才仲間が豪華。特にユッキーヤがいるのが超うれしい・・・?
「貧しさにもレイヤーがある」ということが描かれてた。
借金だらけの財政をようやっと立て直したけれど、基本的にカツカツの薩摩藩。
正式な禄だけでは食べていくのが難しい、下級武士の大家族。
米を食べたこともなく、娘を売らざるを得ない百姓。
家老や役人は半ば公然と賄賂をとり、百姓は隠し田を作る。という「抜け道」もある。
若い吉之助は、貧しさにも、抜け道にも納得がいかなくて懊悩するが、そこで「斉彬様に訴えたい」になるのが、若さっちゃ若さなんだろうけど、これらの諸問題を今後どう描くのか、不安にさせるところでもある。
今回、吉之助は斉彬に会えなかった。それは、劇中ではふきどんを助けに行ったからだが、メタ的には「1話で斉彬に言われた“強くなったらまた会おう”の要件をみたしていないから」ということになる。
であれば、強くなったとき(吉之助が何らかの成長を遂げた時)斉彬に会えるんだろうけど、「会える=解決の道がひらける」になりそうな予感が・・・。
ほんとうは、ツイートもした通り、斉彬がすすめたい軍備拡張には莫大な予算がいるわけで、そのためには基本的に、年貢の取り立てをゆるめたり、下級武士のお給料アップをしたりなんてできないわけで、つまり斉彬に会って彼の考えを知れば、さらに袋小路になるはずなのだ。そこまで踏み込む作風の作品じゃないだろうなー、とは思う(それが悪いわけではない)。
みんな薩摩弁がいい! ずっと聞いていたい! 鈴木亮平は英語も堪能(らしい)し、耳がいいのかな。キャラ設定上、朴訥としゃべる西郷に比べて、ずっと早口でしゃべるので、瑛太の薩摩弁はさらに耳に心地よい。そしてユッキーヤの美声が入る豪華さ。西郷と大久保の三角関係はイラネって思っちゃう私です。
仙厳園ロケ、場所がわかるだけにすごく楽しい。西郷の家のセットもいいし、赤山先生の家のセットも! セット自体大きいんだろうし、広く見せる撮り方をされていて、すてきだ。そして、西郷どん、オープニングテーマがとてもいいよね。曲も、タイトルバックの映像も。
鹿児島、仙厳園などに行ったときのログ。もう5年前ですか。