1年以内に憲法改正が決定する可能性がある、と!!!
どうも。新聞紹介するマンです(笑)。
私、福岡市男女共同参画サポーター養成講座(全10回+2回)を受けてるんですけど、今この業界(?)で一番ホットなテーマは
「防災+減災」
育児世代や働き盛り世代にはピンとこないかもしれませんが、
震災や各地さまざまな災害に教訓を得て、
防災訓練やら、ハザードマップやら、トイレや食事への備えやら、
避難所運営に関するエトセトラやら、すごいノウハウが蓄積され各地域に共有されています。
それらを学びながら、最近よく思うこと。
ひとつは、
「このノウハウが、武力行使への対応として生かされる日が来ませんように」
もうひとつは、
「防災レベルの情熱で、
平和を維持するための活動が広がったら、だいぶ違うんじゃない?」
衆院選で、与党+改憲に賛成する野党が多数の議席を獲得したことで、
憲法改正への「最速日程」が毎日新聞(10/24)に示されていました。
それによると、
今年中(あと2か月よ!)に改正案をとりまとめ、
来年の6月に国会で発議し、
来年9月に国民投票を実施!!
・・・・・・というスケジュールが可能なんだって。
目ん玉飛び出そうになったよ(@_@) そんな速いん!?
あと1年なんかじゃ全然足りないと思うよ。
憲法を変えるかどうか、
変えるならばどこをどう変えるか、
国民みんなに周知し、議論しなきゃいけないでしょ。
今の憲法がどうなっているか?
どういう歴史を経て(近現代の歴史全般が関係するでしょう)
こういった憲法が制定されたのか?
なぜ、制定以来70年も変わらずにきたのか?
どう変えるか以前に、
私を含めて、現在の憲法に関する基本知識に乏しい人がほとんどじゃない?
学校でも、世間でも、教えてもらう機会ないもんね。
3つの柱だって、パッと出てこない人、少なくないんじゃない?
もちろん、現在の各国の憲法や、国際情勢も知って、
そのうえで
「どんな国をめざしたいか。どんな憲法を将来の世代に残すべきか」考えたい。
スピード感が求められる企業の経営判断とは違う。
何十年先までかかわってくる問題だから。
「今の時代に合ってないから~」みたいな
漠然とした感覚で ○×判断するのは危険だと思う。
そんなの理想論だ、みんな忙しいんだから・・・って言われがちだけど、
防災に関しては、昔と比べると雲泥の差でノウハウの蓄積・共有は広まってる。
やれば、ある程度はできるんだよ。
それこそ、公民館とか校区レベルで、広い世代を巻き込んで、
防災くらい熱心に、専門家呼んだりワークショップしたりしてほしい。
・・・・・しないんだろうな~。
政治的スタンスを、地域や校区みたいな「公共の場」で話すのは日本のタブーだもんね。
そこを打破しないと、まともな議論なんてできないと思うんだけど。
立憲民主党や市民連合が中心になって、どこまで議論を盛り上げていけるか。
自分にできることはないかな~。
防災の講座でよく言われること
「人は、経験や想像したことのない危機には、対応できない。
だから、災害が起きる前から備え、考えよう」
憲法についてもまったく同じだと思う。
この憲法ができる前、戦争で何百万人も死ぬ、ひどい世の中だった。
同じ事にならないように、よくよく考えたいものです。