卯月の四 / 油山 / 気のいいやつ

●4月某日: 4週間ぶりのお弁当作りは、自分のとサクの、2つ。おにぎり、ハンバーグ、たまごやき、さつまいも、きんぴらごぼう、ブロッコリー、ミニトマト。

おしぼりや敷物と一緒にリュックサックに入れて、今日はどんぐり文庫で油山散歩。山の駐車場まではK田さんの車に乗せていってもらう。仲良しのNくんもいっしょに連れていく。車中、K田さんの、子どもたちの話の救い方、受け止め方のうまさよ! 山の桜は公式発表では「4分咲き」とのことだけど、やはり個体差があって、ときおり、何本かの連なりが見事なピンクのカーテンになっている箇所もあり、そのたびに後部座席の子どもたちも歓声をあげていた。

大人、子ども、合わせて20人くらいのツアー。はじめに、木の太い幹や切り株が椅子になった小さな広場で、なぞなぞ遊びや絵本の読み聞かせ。今日はうららかな春の日和で、風にそよぐ木の葉の音や、鳥のさえずりを聞きながら、エッツの絵本をみんなで見る幸福感!

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その後、自然観察センターの山歩きツアーへ。虫が大好きなさんちゃんと、鳥が大好きなマッキー、2人が案内してくれる。ヘビ草や、いろんなすみれ、椎茸などを見たり、蛙の声を聞いたりしながら歩く。マッキーは、鳥がちょっと鳴いただけで「これは、○○」と名前がわかる、サクにとっては神様のような存在であるw 道中、偶然、ヤマガラというかわいい鳥を間近で見られて、「今日はラッキーですよ」と。最後はおたまじゃくしの池。上は10才くらいから、下はよちよち歩き&抱っこの小さい子まで、多年齢のツアーだったので、サクにはそうハードなツアーではなかったけど、十分楽しんでいた。山歩き、気持ちいい。

くすの広場でお弁当を食べた後は、子どもたち、みんなで遊ぶ遊ぶ。鬼ごっこに始まり、かくれんぼ、あぶくたった煮え立った、ハンカチ落とし、だるまさんがころんだ・・・。最初の鬼ごっこにうっかり(?)入ってしまったので、その後も、

私「私もやるの?」
子どもたち「もちろん!」

と、ガチで参加することに・・・。や、楽しかったですよ。帰宅は4時ごろ。よく遊んだ1日。夜ごはんは、餃子、ハンバーグ、味噌汁、五目豆。なんと餃子の表面が黒焦げちゃんに。
 
●4月某日: ここ数日、睡眠不足ぎみな中でアクティブに過ごしたしわよせが、一気にやってきた感じ。ゆうべも早く寝たのに、眠いのなんのって。うんうんツケを払えばいいんだね、ってことでゴロゴロする。といってもサクがいるので、買い物がてら、近所をぶらぶらまわって桜の開花チェック。緑地の大木がこの数日でほぼ満開になっていて、歓声を上げる。

昼はシェフ・サクにホットケーキを作ってもらう。ひっくり返そうとフライ返しをつっこんでみたらまだまだで、フライ返しには生地がべったり、丸い形も崩れてしまった。「あーあ、落ち着いて待って、そーっとやらないからだよ」と私が苦言を呈するのを悔しそうに聞いていたサク、もう1分待っても生地の様子が変わらないのを見て「おいおい、これ、火がついてねーんじゃないのか?」 はっ! 火の世話だけは私の仕事だったのだが、ええ、付け忘れてましたねw 「かーちゃんのしっぱいだったな!」とサク。責めたてず、爆笑するところが気のいいやつだと思う。

夜ごはんは、小アジの南蛮漬け(夫が日曜日に仕込んでいたもの)、たいのアラ煮(義父からもらったもの)というW主役。春菊の白和え。子ども用にチキンライスを作ったのだが、この材料もサクに切ってもらった。