1/31 毎日新聞 杉原千畝の国際研究が進んでいる
1/31毎日、杉原千畝に関する国際研究が進んでいるという話。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年2月2日
1.リトアニア領事代理だった杉原は、ユダヤ系難民たちに日本の通過ビザを発給したが、リトアニアから日本に向かうにはソ連領内を経由するしかなく、ソ連の通過ビザが必要。ソ連は当時厳しい鎖国政策をしいていた #新聞
2.鎖国政策を敷いていたソ連はなぜ多数のユダヤ難民の通貨を認めたのか?
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年2月2日
まずは「経済的要因」。ソ連領内の移動は国営旅行会社が独占していて、シベリア鉄道の旅費やホテル代などで難民から多額の収入を得ていた。戦時下のソ連にとって難民の移送は外貨獲得の有効な手段だった #新聞
3.もうひとつの要因として、ソ連はユダヤ難民をスパイとして世界各地に送り込む狙いがあったとみられている。実際にスパイとなった例があるかは不明だが、難民の中には「通過許可がほしければスパイに慣れ」と持ち掛けられたという証言もある。#新聞
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年2月2日
4.当時ソ連はリトアニアに軍事侵攻していて、現地の責任者デカノゾフが「難民を留置するより、早急にソ連通過を認め出発させたほうがよい」とスターリンに指示を求め、4日後の7月29日にスターリンの署名入りで通過許可が出た(最近、ホロコースト研究者がソ連時代の公文書を入手)#新聞
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年2月2日
5.杉原は7/9から8/31まで計2,140人にビザを発給したが、その数は7月29日に急増。ソ連指導部の動向を把握したうえで大量発給したのだろう。研究者は、杉原とデカノゾフが事前に協議していた可能性があると推測している(メモ終)#新聞
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年2月2日