如月の三 / スイッチインタビュー 吉田鋼太郎×宮川彬良
●2月某日: 今日明日は寒気がゆるむといっている。が、朝は寒い。サク弁、おかかごはん、ハンバーグ、卵焼き、ひじき煮、糸こんにゃくとさつまあげ。今日から、お弁当袋じゃなくてハンカチ包みでもっていく。前日に、年長さんがそうしているのを見せてもらって、やり方を教わり、「みんなももうすぐ年長さんになるもんね」とやる気を刺激されたらしい。昨日、大いばりで「こうやるんだよ」と“結んでほどいて”をやってみせていたサク。今朝も恭しい手つきで計4回結んで、完成させていた。
夜、サクの話を夫にしようと思ったら、当の本人がきまり悪そうにしているので、「やめとく?」と聞いてみたら「うん。てれくせぇ」だって。照れくさいなんて語彙をもってるのね。夜ごはんは、サバの塩焼き、豚汁、大根おろし、ひじき、糸こんにゃくとさつまあげ。
Eテレ「スイッチインタビュー」で吉田鋼太郎×宮川彬良の回を見直してたんだけど、これアンコール放送もうあったっけ? ほんとすごくいいよ! 鋼太郎さんのこと大好きになるよ。小栗くんや藤原竜也くんと絡んでいるときとはまた別の、鋼太郎さんのトークが見られるよ。すごく魅力的(ボキャ貧)
花アンはあまり好きではなくて2か月ちょっとで脱落したんだけど、嘉納伝助の役がいかに鋼太郎さんに合ってたか、これで大ブレイクしたのは必然だったのねって思う。吉田鋼太郎自身にも屈託を感じるんだけど、その屈託がとても魅力的。
鋼太郎さん、とてもフランクで真摯な話しぶりなんよ。でもどこか少年のような羞恥心を感じる。でもでも、「少年のような」だけであって、ちゃんと大人なんよ。そこが素敵。
対談相手の宮川彬良が圧倒的な知性の持ち主で仕事でもすごく成功してるんだけど、鋼太郎さんはそのすごさを存分にわかっていて、嫉妬や卑屈な気持ちもちゃんと端々に滲ませることができて、でも心から彼を尊敬してるのがわかる。自分とは別ジャンルで才能ある人を心から尊敬できる人なんよ
「鋼太郎さんのセリフは音楽的」と言う作曲家・宮川彬良が、その秘密に迫るくだりや、50過ぎて映像で大ブレイクした正直な心境などを聞きだすところもすごく面白かった、鋼太郎さんの言うことも話しぶりも1つ1つがすごく興味深かったんだけど、
宮川→鋼太郎 のインタビューのターン後、「ああ、喋ったー。彬良ちゃんうまいんだもん。導き出されるように喋ってた。こんなに自然に話しながら、確実に質問事項をこなしていく彬良ちゃんすごい。俺、次、こんなにうまく(インタビュー)できないよー」って言う鋼太郎さんが最高にかわいくてだな!
でね、実際の鋼太郎→宮川彬良のインタビューターンがどうなったかといえば、これがやっぱり無茶苦茶面白いんですよ。確かに宮川彬良の圧倒的な知性とユーモアによる話術があるんだけど、それを聞いてる鋼太郎さんの素直さが…彼を心から尊敬してるからこその聞き役ぶりなんですよ。
ちなみに番組中、藤原竜也・小栗旬・吉田鋼太郎・白石加代子らが共演した2009年の舞台『ムサシ』(作 井上ひさし)の1シーンも流れます。海外公演でも、どの国でも大うけした場面らしい。美味しすぎる番組・・・