師走の三
●12月某日: 朝ラン。桜坂を目指すつもりで家を出てから、「そうか明日は福岡国際マラソンだった!」と気づいて、毎年恒例、“ひとりコース試走”に変更。10キロ弱、走る。10度くらいで、風も弱く、とても走りやすい。
今日は家族忘年会で美味しいものを飲み食いする予定なので、ランニングにも気合が入るってもんである。そして気合入れて走ったからたくさん飲み食いしてもいいよねーってなるんである。体にいいんだか悪いんだかわからない。多分悪い。
マラソンは足腰だけじゃなく内臓もかなり疲弊させるものだよね。飲んだ翌朝に普通に走ってて、たまに「むしろ体に悪いかもな」と思うことがある。とはいえマラソンするわけでもなし、10キロ程度ならそんなに気にしなくていいのかな。
三浦しをん「風が強く吹いている」では、登場人物が「長距離ランナーに酒が強い人が多いのは、内臓代謝がいいからだ」説を喋るシーンがあった。私はランニングが好きで酒も結構飲めるので、けっこう信ぴょう性あるんじゃないかと思ってる…周りを見てもそういう人けっこういるし・・・
なんてね。10キロぐらいは、段階を踏めば誰だって走れる距離なんだけど。そして10キロ走れれば誰でもマラソンが走れる、ともよく言われることで、要は歩く・走るはかなり共通の能力なんだよね。昔の歩兵の行軍も、装備かついで1日40キロとかだっけ。農耕民族の足腰・・・
なんてね。10キロぐらいは、段階を踏めば誰だって走れる距離なんだけど。そして10キロ走れれば誰でもマラソンが走れる、ともよく言われることで、要は歩く・走るはかなり共通の能力なんだよね。昔の歩兵の行軍も、装備かついで1日40キロとかだっけ。農耕民族の足腰・・・
飲酒と相まった内臓疲労の問題はおいおい考えるとして(飲酒を減らせばいいだけだ)、ランニングで血流がよくなるのは確か。汗をかくのも老廃物排出や美容にすごくいいし腸の健康にも良いとランニング雑誌で読みましたぞ
昼寝したかったが、いろいろやってたら時間がなくて、そのまま出発。今日は家族忘年会である! サクも大ハリキリ。初めて行く店だが、店選びにかけては年季の入った夫が「ここはきっと、当たりな気がする!」と自信を持っていたとおり、よい店だった。
牛蒡スティック(予想を裏切って、太いまま、揚げてある!)。海鮮サラダ(細切りの野菜たっぷり。美味しい海苔が一緒に供されて、巻いて食べる)。あんこうの唐揚げ。鯛の味噌漬け焼き。白子ポン酢。そして、握りセットを頼んだころ、途中まで順調に食べていたサクの様子がおかしい。こ、こ、これはもしかして、吐き気がきてるやつ・・・? 「さくちゃん、具合が悪かったらすぐ言ってね。いつでも帰っていいんだからね」と言うと、「かえりたい」と即答。こ、この、居酒屋好きのがきんちょが・・・・! これは大ごと。料理もまだあったし、握りはきたばかりだし、美味しいシャブリも1/3ほど残っていたけど、割り切って即座にお会計。握りは、ササッと包んでくれた。
ところが、外に出ると間もなく、「あ、よくなってきた。これぐらいがいいね」も、もしや店内の暖房が暑すぎて気持ちが悪かったのか・・・? 「バスで帰れる?タクシーにする?」「バスでかえれるよ(にこ)」がくっ。いや、まあ、良かった、元気そうで・・・。帰宅後も元気そのもので「アイスたべたい」とか言ってるから、風呂に入って、軽く2次会をした。でも、睡眠不足気味だったので、私もサクと一緒に寝てしまった。
●12月某日: 一年半ぶりくらいに佐賀のyumiさんと会う。店はvar vitaを狙っていて、友だちから「12時には満席になるよ」と聞いたので、11時45分くらいに一人で先に入って、席を確保。yumiさんが来るまで、ハートランドと、ペペロン枝豆をちびちびやりながら、文庫本を読んで待つ。うーん、なんつー贅沢な時間! 思わずfacebookにリア充投稿しちゃったぜ。
yumiさん到着後は美味しいパスタランチをいただきながら、いろいろお話する。彼女のお仕事についての話に興味津々。日ごろ考えていることともリンクするので、ついついいろいろ質問。その他、ドラマや役者さん、ミュージシャンの話も。yumiさんはこのあと、ウルフルズのライブに行くという。
夫はサクを連れてショッピングセンター等に行っていたらしい。「衝動買いしちゃった」とてへぺろするので何かと思ったら、サクのスニーカーだった。夜ごはんは、肉うどん。えのきと春菊もたっぷり。ほうれん草のお浸し、カブのピリ辛漬け。うちは日曜の夜は焼き魚&味噌汁定食が多いので、なんだか新鮮。私、いろいろまとめるものがあって寝るの遅くなる。