如月の一
●2月某日: なぜか早起きのサクが嬉々としてカレンダーをめくり、バランスバイクで早くから開いているスーパーに行く。伴走は夫。私はひとりでランニング。9.5km。親友しずがこないだ寄贈(という名の処分(笑)。元の職場でもらったもの)してくれた「福岡文学散歩」の本を見て、西大橋の中洲側に原田種雄の文学碑があるというので走って見に行った形。そこには昭和初期、「ブラジレイロ」という白亜2階建ての喫茶店があって文士たちのサロンになっていたという。碑には「昭和19年に強制疎開させられた」とあったが、帰宅してから検索してみると、ブラジレイロって今も店屋町に健在じゃないのよ。行ってみたい。
午後、夫とサクは再びお出かけ。クルマ屋さんでタイヤかなんかのチェックをしてもらったあと、大濠公園をバランスバイクで1周したそうだ。2キロ。いいねーいいねー。夜、なぜか写真を飾りたいと言い出したので、サク生後2か月の家族写真を印刷してやると、ひどく喜んでた。赤ちゃんの頃の話をすると、いつもすごく喜ぶし、私も懐かしくてあったけー気持ちになる。夜ごはんは、塩サバ、厚揚げと野菜の煮物、味噌汁、大根おろし。「花燃ゆ」を見ながら針仕事。