睦月の二 / 箱根駅伝 / 「ファミリーヒストリー」武田鉄矢

●1月某日: 今日もまだまだ寒い。サク、起きると「きょうはどこいくの?」連発。「ばーちゃんたちとみんなで昼ごはん食べに行くよ」というと「やったー!」、そこからは「まだ?まだいかない?」連発。9時ごろから雪が降り出し1時間くらいでみるみる屋根などに積もってゆく。「いけるかな?だいじょうぶ?」「でもゆきだるまつくれるね」。行くころにはやんでいた。私は箱根駅伝往路を泣く泣く離脱(笑)。ごはんは、しゃぶしゃぶ。肉がうまい。男性陣は昼から生ビールをおかわりしていたが私は夜に美味しくいただくためにウーロン茶。大人になりました(笑)。姉からサクにお年玉代わりといってたくさん服をもらった。4歳児なんだからお年玉にしたほうが絶対安くついたと思う…。サクはお礼にぞうとか車とかアンパンマンとかの絵をその場で描いて姉にあげていた。

帰宅して驚愕、青学が往路優勝したのか!! 夫が高校サッカーを見ている間に退屈しているサクと、余っていたホットケーキミックスでクッキーを作ってみた。絶対に外には出せないシロモノができた(笑)が家庭内ではすぐになくなった(笑)。夜はお好み焼きとブリのカマ焼き、がめ煮の残り。もちろん(?)夫プレゼンツなのだが、サクが超はりきっている。先月、私が飲み会に行ったときに夫とふたりでお好み焼きをしたらしい。「まえは おかあさん おらんかったけん、たべたいやろ? きょうの おこのみやきは さいこうに おいしいよ」。ソースやマヨネーズ、かつおぶしをかけるのはサクがやってくれる。すごく美味しかったです。

だいぶ前に録画していた武田鉄矢の「ファミリーヒストリー」を見る。武田鉄矢は同郷なので、お母さんのキャラクターや実家の生活が苦しかったことなど何となく知っていたが、番組で調べてわかったのは、武田鉄矢の母イクは、実は阿蘇の豪農出身で、子どもの頃はお姫様のような生活をしていたとのこと。徳望あった祖父の死後、家業(農業と林業)に不熱心で先物取引に手を出した父が破産したため一家離散となり、イクは博多に来たらしい。全編、泣きまくる武田鉄矢にもらい泣きしながら見てしまった。

そういえば1週間ほど前か、尾木ママの「ファミリーヒストリー」再放送を10分ほどチラ見して、そのときもやはり尾木ママの母の不遇な娘時代をやっていたが、尾木ママは泣いたりせずしっかりと見てしっかりと喋っていたのが印象的だった。口調も内容も、その語り口は彼が教師であったことを強く感じさせるものだった。

●1月某日: アラームをかけていたがゆうべ遅かったのでどうにも起きられず、やっと起きると6区が終わっていた箱根あるある。青学はさらに独走していた。私はテレビの前から離れられないので(笑)夫とサクは午前中、2人で靴などの買い物に行っていた。昼ごはんは3人できなこもち。

箱根が青学の初優勝しかも圧勝・完全優勝で幕を閉じ、創価大まですべてのチームがゴールしたあと、近所の神社に初詣でに行く。3日だけど参拝客はまだまだ多く、境内はお正月ムードにあふれている。おみくじもお神酒もお守り等の販売もやっている。散歩がてらコンビニによって新聞を買ったりして帰宅。

夜ごはんは、砂肝・キャベツ・カツオ菜の辛い炒めもの、ほたてと野菜のパスタ、野菜ときのこの煮物。サクにはオムライス。ほたてパスタばりうま。夫の料理が正月から炸裂しております。ビールと赤ワイン。サクを寝かせたあと、一昨日のNスペ「戦後70年」をもう一度見る。すごく面白かったので夫も誘った。