レストランごっこを始めたサクが、すらっと言った。
「ここは、さいこうに おいしい りょうりが たべられる レストランだよ。」
こんなに複雑な構造の文を喋れるようになったのか、と感嘆。
つまりは、こうだ。
主語(S)、述語(V)だけを抜き出して要約すると、「ここは レストランだよ」という文。
そこに、「どんなレストランなのか?」という修飾句(連体修飾句)があるんだけど、
その修飾句もSとVを備えた文構造になっていて、「料理が(S') 食べられる(V')」レストランだ、と。
じゃあ、「どんな料理が食べられるのか?」というと、「おいしい料理」、しかも、「最高においしい料理」が食べられるのだ、と。
いくつもの修飾を含んだ複文ですよねえ。
テレビとかでよく聞く言い回しとして、なんとなく覚えていたのかもしれないけども、呪文や定型句を唱えるというよりは、意味をわかって言ってるように聞こえたな。普段から、複文を含む長い文章で喋ってると思う。