サクことば46 ・ いくつもの修飾を含んだ複文

レストランごっこを始めたサクが、すらっと言った。

「ここは、さいこうに おいしい りょうりが たべられる レストランだよ。」

こんなに複雑な構造の文を喋れるようになったのか、と感嘆。

つまりは、こうだ。

主語(S)、述語(V)だけを抜き出して要約すると、「ここは レストランだよ」という文。

そこに、「どんなレストランなのか?」という修飾句(連体修飾句)があるんだけど、
その修飾句もSとVを備えた文構造になっていて、「料理が(S') 食べられる(V')」レストランだ、と。

じゃあ、「どんな料理が食べられるのか?」というと、「おいしい料理」、しかも、「最高においしい料理」が食べられるのだ、と。

いくつもの修飾を含んだ複文ですよねえ。

テレビとかでよく聞く言い回しとして、なんとなく覚えていたのかもしれないけども、呪文や定型句を唱えるというよりは、意味をわかって言ってるように聞こえたな。普段から、複文を含む長い文章で喋ってると思う。