●7月某日: サク、寝る、寝る。ゆうべも早く寝たらしい(夫談)が、朝、起きないこと起きないこと。疲れてたんだね。昼から雨が降るというので午前中のうちにランニング。二日酔いはないけどゆうべはかなり飲んだうえにこの暑さ、4キロ弱で軽めに終了。汗だくで帰ると、「おっかえりー!」と目をキラキラさせた子どもが転がり出るように玄関に走ってきた。寝るも起きるも子どもは全力ですな。
去年、西松屋で買ったサクの麦わら帽子がリンゴの皮をむいたように裂けてしまったので(本人は「ホースだよー」と水を撒くマイムをして遊べるので楽しかったようだが)、また西松屋に行って麦わら帽子を買う。昼ごはんは夫作の海老のペペロンチーノ。めちゃうまい。午後はゴロゴロ、読書など。『ボクらの時代』小日向文世×松重豊×八嶋智人の回、見た。
三谷さんの「国民の映画」(2012)、さらにその翌年の串田和美の舞台で「もう舞台に立てない」と思うほど追いつめられていたん、と。コヒさんほどの役者でも、今なおそういうことがあるのか…! 藁にもすがる思いで息子たちの前で演じ、「もうどうしようもなくて、ウケるほうをやろうと思った」
コヒさん、奥さんと毎日チューしてるって話も面白かったな。毎日してると、唇の感じで奥さんの気持ちや状態がわかるそうだ。柔らかいときもあれば鋼鉄のように固いときも(笑)
コヒさんは苦悩し続ける芸術家、マッチゲさんは賢明な人格者、ヤッシーは素直な青年って感じ。
マッチゲさんが若いころ甲本ヒロトと同じ中華料理屋でバイトしてたのは有名な話。「楽しかった。ああいう時代が過ごせることを思うと、すぐ売れて有名になっちゃうのはもったいない。道を踏み外しそうになってギリギリで踏みととどまる技術みたいなのを身につけるのも大事だし」マッチゲさん賢い人
キムタクさんにはやっぱりカリスマがあるんだな? そうやって自分から距離を詰めて相手を虜にするのもカリスマ性。キムタクさん偉大なり
ヤッシーもコヒさんもHEROという作品の偉大さに触れてた。コヒさん「あれは絶対外せない、あれで名前と顔覚えてもらったんだから」
朝はあんなに晴れわたっていたのに、昼下がり、一転して豪雨に。一度、ごく近くに落雷したようだった。夕食前からサクが「お腹が痛い」と言い出しソファに転がってボーッとしてる。非常に珍しいことなので心配していたら、小一時間たったころ、「と、といれ」と切迫した声で言い、大人のように立派なものが出て行った瞬間、「なおった! ごはんたべる!」とヒーロー(のつもりらしい謎の)ポーズをとる。変な踊りをしながら謎の歌を歌う様子に、「そうだよねー具合が悪かったあとって、元気のありがたみを感じるよね~」と二日酔いが治ったときの感じを思い出す私であった。夜ごはん、もつ鍋。夏にする鍋も大好き。『ど根性ガエル』、「食わず嫌い」の吉田羊×佐藤隆太、『HERO THE TV』など録画をいろいろ見る。吉田羊の出世っぷり。「若い女」としてじゃない女優のブレイクでは、近年にない勢いじゃなかろーか。吉瀬美智子のときだってここまでなかったような。キムタクと松たか子のアポなしデート、面白かった。松たか子は貫禄ありまくりの容姿とオーラになっているが、昔通りに「オマエ」呼ばわりして扱うキムタクはお流石!て感じだった。