ドラマ見て、悲しくてこんなに泣いたのは久しぶりかも。かなり心の準備をしてから見たんだけど、見終わってからも涙止まらずーうーぅぅ。#マッサン
TLでは先週から、流産の描き方、夫婦が子を授かれないことの描き方について、さまざまな意見があるようだ。それだけ、妊娠や出産、夫婦の在り方って、十人十色の世界なんだと思う。だから違和感を覚える人がいるのは自然なんだろうけど、ドラマのケースを否定する向きには疑問を感じる #マッサン
子どものいない夫婦は世の中にたくさんいる。子どもがいない=いる夫婦よりも不幸、ってわけじゃない。だけど、「望んでも授かることのできない悲しみ」というものが、この世の中にあることは事実だと思う。このドラマでは、そういうケースを描いてるんだと思う。#マッサン
先週からの展開・描写は「夫婦には子どもがいることが普通で自然で、すなわち、子どもがいないことを不幸だとするステレオタイプな描き方だ。子どもがいない人を傷つける。ひいては世の中の多様性を否定する」ってことじゃないと思う。#マッサン
むしろ逆だと思う。「子どものいない人の中にはこういう悲しみを味わった人もいる」という多様性の一つを取り上げた描き方だと思う。その悲しみが痛いほど伝わってくる。「子どもがいないことは不幸じゃない」けれど、「流産 / 授かれないことを悲しむ心」は誰にも否定できないと思う。#マッサン
現実に、流産を経験したら「一度授かったのだから、きっとまた授かる日がくる」と信じて悲しみを癒し、前を向こうとする人が多いと想像する。流産当初のエリーとマッサン、周囲の人の反応の描写はごく自然だと思う。その希望の種を完全に否定されたのだ。絶望に近い気持ちにもなるだろう #マッサン
かわいいかわいいお腹の我が子を毎日感じ、気持ちの上ではもう抱いていたのだ。それを、簡単に(しかも永久に)「なかったこと」になんてできるはずがない。この世に存在している我が子が「もしいなくなったら」なんて、どんな親も想像もしたくないだろう、それと、少しも違わないことだ。#マッサン
まして二人は、周囲の人々に恵まれているとしても、やはりマイノリティの夫婦で、子どもをもつことを当初はためらい、悩み、そのうえで決意して「子どもが欲しい」と願い、授かったのだ。障壁なく結婚して自然の流れで授かり、出産できたのとはわけが違う。悲しみがひとしおなのも当然。#マッサン
たとえば似通った悲しみを経験した人が、今のこの展開、この描写を、「見ていられない」と思うのは当然だし、「こういうのは苦手」と思う人がいるのも自然だと思うけどね。これが多様性を否定してるってのは、何か違うと思うなあ。こういう悲しみは存在するし、ドラマは作為に走ってはないと思う。
でんでん太鼓や風車を引きちぎって投げ捨てて、そのバラバラになってしまった姿に胸を衝かれて拾い集め胸に抱く・・・エリーの演技も迫真だったけど、すごい描写だと思った。赤ちゃんはもう戻ってこないと刺さるように伝わってくる、悲しすぎる描写。#マッサン
#マッサン 木曜からの感想。ああいう設定を念頭において「種子」って名前をつけたのか。やるな…。現ダンナさん全然出てこないんで、いま「幸せ」って言われてもちょっとピンとこないけど、国際結婚ラブラブカップルが2組存在するとドラマの印象ぼやけるから、とりあえず出してないんだろうね。
元気に振る舞ってもふとした拍子に涙が出てくる。エリーの悲しみの表現が秀逸。エリーを気にかけながらも工場に戻ると演説してしまいそうになるのも #マッサン らしい。そしてスコットランド留学を思い立つ英一郎・・・・心配な子だな・・・(笑)
太陽ワインの売り出し、大将の仕事への没頭は、亡き妻との約束でもあった。って、非常にわかりやすいエピソードなんだが堤真一の告白の演技が絶品・・・! 影を孕んだことでますます素敵な鴨居の人物像・・・この回もちろん保存します! #マッサン
「出産できない体質のエリー」と共に、「やはり子を授からなかったため離縁された人」「幼い我が子を遺して逝かなければならなかった人」「その亡き妻との約束を胸に励んできた人」のエピソードが語られる。自分がつらいときには人の悲しみもことさら胸に沁みるもの。と同時に→ #マッサン
→「人はみな、それぞれの悲しみを抱いて生きている」と、エリーにも、視聴者にも示したのでは。エリーの悲しみは、もちろんこの世で最大の不幸などではないけれど、この世に存在するさまざまな悲しみの中の確かなひとつで、種子や鴨居のように彼女もここから立ち上がっていくのだと。#マッサン
お披露目会での「このウイスキーにはラブが詰まってる」演説。”いやいやここでそーゆー話が聞きたいんじゃなくて”感たっぷりなんだけど(笑)、これこそが、このドラマはマッサンとエリーの愛と冒険の物語であるという高らかな宣言であって、ドラマ的には一切ぶれがないんだよね。#マッサン
エリーの流産や出産できない体質を一貫して「“わしら”の問題」として扱い、「エリーと一緒におれるならなんにもいらん」と言い切る夫、政春。それは最大のファンタジーかもしれないけど、そこはアリ! 許す!!(泣きながら)(何様目線)