『マッサン』 第8週『絵に書いた餅』


存外な遠回りを見せてきた「マッサン無職編」がこういうとこまで来るとはねぇ…と、なかなか感慨深い一週間でございました。ツイートもしたけれど、視聴者は2人の後年の成功が分かっているからこそ「遠回り」として見られるけど、やってることは、人生の厳しい峻別であり、孤独に耐えきる決意ですよね。

このドラマでは、「何かを得る」ことの対価として「何かを失う」ことを執拗に描いてるなーと思います。それでも、優子とエリーには友情が芽生えたし、広島の父母・姉妹も心の中では(複雑な心境であれ)2人を応援してくれてる。別れや喪失も苦いだけではないんですよね。

・・・・って、あれ?! 先週末の予告でも、むしろ放送前からの番宣でも盛んに流してた、八嶋さん(俊兄)とエリーの肘ダンス(?)のシーン、まさかの本編カット?!