『ごめんね青春!』 第2話

一時間終わったら、「めちゃくちゃ面白くて笑ったんだけど、何が面白かったんだっけ?」ってなる。もう、覚えてらんないほどの情報量! 鬼詰め込みのクドカン・・・! 小ネタで好きだったのはLINEのスタンプめった打ちと「そういうのはジップロックに入れて…」と「湘南乃風か!」。ピンクのブラジャーをめっちゃ笑顔で振り回す錦戸くん、よかったw

てか、平助がすこぶる魅力的だよなあ。優しくて、弱くて、マザコンで、生徒たちの兄貴みたいで。私の中の「ドラマの名先生」シリーズに加わりそうな気がするよ。もちろん脚本がいいからだけど、錦戸くんの柔らかい雰囲気に味がある。

それにしても、先週の平助のHRでの「無意識でセクハラ発言連発」の検証はすごかった。それに対応する、蜂矢の堂々たる処女宣言。最高。こういうとこ、クドカンってホント、時流に天才的に敏感だと思う。しかも扱い方がすばらしい。優しいし、教条くさくならないし。人格を感じる。

委員長が「茶化さないで」と言ったり、蜂矢が企画書お願いします、と言ったりですごいカタルシスを感じるのは、やっぱり、もうこのドラマやキャラクターにすっかり感情移入してるんだよね。クドカンの掌の上ですよ。で、早々にサトシ登場、と。

当時の波瑠の気持ちは、どうやって語られるのかなあ。礼拝堂焼失事件にはきっと真相があると思うんだけど、お母さんがどうして亡くなったのかもまだ説明がなくて、あのとき「お父さんどこいったか知らない?」って森下愛子が言ったのも含めて、ちょっと気になってる。