水無月の十一 / W杯ギリシャ戦

●6月某日: W杯が始まっての僥倖。「花子とアン」をリタイアできた! 朝のテレビは時計代わりにちょうどよく、Eテレに変えてサクの準備が滞るのも困るし、かといって民放の情報バラエティも嫌いだし、仕方なく、破たん気味の脚本に毎朝イライラしながらも見ていたのだが、今はサッカー一色!毎朝すがすがしいし、W杯のサッカーはどんな試合でも面白い! あと二週間はこれでイケるとして、問題はそのあとよね〜。今日は、今週でほぼ唯一、昼の自分時間に集中できる日だったけど、焦り気味で思うように進まなかった。そして昼ごはん食べたら超眠くなって15分寝た。幼稚園では、降園後に文庫から絵本を借りられる日。絵本当番だった相方ママと、当番の仕事が終わったあとに、夏祭り関係でちょっと打ち合わせ。今日も飾らずサラッとした服装が決まってるな〜。涼しげな顔立ちも本当に素敵。サク、お弁当はいつも完食。ゆうべの夜ごはんでは「絶対に食べない」と固く拒否ってたポテトサラダもきれいに食べてきて大威張り。だいたい、ポテサラをそこまで嫌がる意味がまったくわからんのだが(グリーンピースとかセロリとか入れてるわけでもないし)。

●6月某日: 日本時間朝7時、日本−ギリシャ戦キックオフ。両チーム初戦を落としているから、絶対に負けられない戦いである。「攻撃的なサッカー」を身上としてきた日本は、立ち上がりから良い雰囲気。こないだのコートジボワール戦の硬さとは全然違う、これはそのうちゴールをこじ開けられるかも…という期待をもって見ていると、あれよあれよという間にギリシャの選手がイエローカード2枚で退場。10人になった相手は、「何が何でも守るだけ」とキッパリ決めた動きになって、かえってゴールが遠ざかってしまった…。0-0のドローのままでの試合終了に盛大に力が抜ける。あ、前試合、父親参観で見られなかった夫は、今回、午前休とってましたからね。私も今日は、試合終了まで見てから当園です。10分ほど遅刻しました。ハイ。ま、登園後1時間ほどは園庭での自由遊びなので。はぁー。それにしても、これでまたグループリーグ突破が遠ざかった。と悲しんでいたのだが、あとでネットを見ていると、「今回は引き分けがベスト」説が。今日ギリシャが負けていれば、最終戦は完全な消化試合になるので、控え組を出すなど「思い出づくり」でボロ負けする可能性がある。また、2勝して勝ち抜けが確定しているコロンビアは、次戦は軽く力を抜いてくる。そこで、日本−コロンビア1-0、ギリシャコートジボアール1-0で、日本決勝進出。うん、まあ、そう簡単にいかんのはわかってるんだけどね…。

さて、登園後、私はそのまま、園ママたちの人形劇サークルへ。そこで、持参してたお弁当でお昼ごはんにして、その足で、年少組の懇談会をこなし、お迎えに突入。という、園関係で過ごす一日だった。母親の懇談会は既に3回目。今日は2時間の枠がとられているのだからなんとも懇ろである。始まる前は長いよナーなんてぶつぶつこぼしてるんだけど、やっぱりいろいろな話が聞けて充実する時間ではある。帰宅後、なんだかんだで疲れたよなーと思っていると、夫より「意外に早く帰れそうだから、ワイン買って帰る」とメールあり。やたっ! お刺身盛り合わせも買ってきてた。サーモンはサクが総取り。まだまだ余ってるもらいもののタケノコでチンジャオロースも作った。割と飲んで、良い感じのほろ酔い。楽しい金曜日の夜。