皐月の十三 / いしのようこ@スタパ
●5月某日: ぎゃあぁぁぁ家を出る5分前に雨が降りだしたぁぁぁ。レインコートで登園。なんか、自転車の子どものカゴに、パカッとかぶせるレインカバーあるらしいのね。それが欲しい。取り外し簡単なんだろうか、調べてみよう…。園に、入園式と歓迎遠足の写真が展示されている。番号を書きとって袋にお金を入れて購入するアレ。懐かしいわ。30年前と同じ仕組みなんだなあ。進んでるとこは、ネットで閲覧してネットから注文できたりするんだろうけど、うちの園はそういうのとは無縁。それにしても、写真、高っ! 調子こいてたらすぐ3〜4千円いく。集合写真の600円って値段に泡吹いたよ。
降園。一度、歩かせてみたかったので、バスで行く。私の足だと8分ってとこだけど、サクが歩くとその倍近く、まあまあの雨の中レインコート+傘だと、さらに倍してドン!て感じで時間がかかる。降車バス停から家まではサクが(晴れの日に)歩いても3-4分てとこなんだけど、もうバテててテンションも落ちてて、やっぱり倍倍ゲームであった。うーん、これならやっぱり、自転車のほうがいいかも…。
●5月某日: うってかわって今日は晴天! 暑くもないし、すがすがしい。しかし午前保育はアッという間じゃのう。平日のひとり時間をダラダラ過ごさず充実させるために、毎日、「To Doリスト」を優先順位順に作ってるんだけど、水曜日はチョビッとだけ。入園までに比べると劇的な日々の変化なんだけどね。それに、基本的に、子どもとの時間って減っていく一方なんだよね。「もっと一緒にいた〜い」っていつか思うときもあるんだろうな。
・・・とは思うが、お昼に帰ってきたサクさん、超元気です。パワーを持て余してます。スーパーではメロンパンを見て「おっぱい! おっぱいみたい!」と連呼。とにかく、おっぱい・うんちと言いたくて仕方ないのです。空き段ボールに自分のおもちゃを目いっぱい詰め込んで、「はい、プレゼント! ネコトラック(=クロネコヤマト)がもってきましたよ。あけていいですよー」と渡しては、ママが1個ずつ出して大げさに喜ぶのをワクワクと見守っていたり。うん、かわいいけど疲れるね!(にっこり)。
「銀二貫」の6話を録画で。これ、ものすごく良いドラマなんである。なにげに今クールでいちばん楽しみにしてるかもしれない。津川雅彦はともかく、林遣都・松岡茉優・塩見三省・いしのようこ・尾上寛之・板尾創路・ほっしゃん。・・・と、キャストはとても地味ながら、ひとりひとりが本当に良い味を出している。笑って泣いての、イヤな感じのしない江戸時代の上方の人情ドラマ。続けて、そのキャストのひとり・いしのようこが出演のスタジオパークを見る。
少女時代、フィギュアスケートで将来を嘱望されていたとは知らなかった。姉の真子が芸能界デビューして、母親が忙しくなったことなどがきっかけで、「競技で良い成績を残せないならやってもしょうがない」とやめたのだという。「銀二貫」での彼女は本当にすばらしい演技をしていて、私なんかは「こんなに良い芝居ができる人だったのか」とびっくりした口なんだけど、志村けんにコントで鍛えられたのが彼女のキャリアの中で大きな財産になっているらしい。なるほど・・・。「銀二貫」での彼女の役どころ、「お里」はドラマオリジナルキャラだと知ってびっくり。台本になくても泣いちゃうことがしばしば、と、言っていた。「お里さんと同じタイミングで僕も泣いちゃうんです」とは、番組のアナウンサー。なかなかやる気が空回りすることも多いアナだが、これはナイスコメ!! 彼、かなり本気で銀二貫ファンっぽかった。