長月の十二

●9月某日: 朝ランの時点ではそうでもなかったが、昼過ぎに再び家を出ると、風が強い。ちょっと油断すると手荷物なんか飛ばされそうな、明らかに尋常でない風である。暴風域からはるか遠いここ福岡で、これか。ということで、台風である。18号。四国・近畿あたりより東がひどく蹂躙されている様子をNHKがずっと流している。こんな大きな台風も久しぶりかも…。しかし、集中豪雨、竜巻など、異常気象が甚大な被害をもたらすニュースは、しょっちゅう見ている感覚である。本日は義実家、泊。義両親はお盆からこっちとても忙しかったのだが、元気そうで何より。朝から、義父はゴルフコンペへ、義母は地域の敬老会のお世話&余興に出かけていたらしい。夕食時には、先ごろ亡くなった縁戚の葬儀の話、思い出話などがあり、私も思わずもらい泣き。

●9月某日: 今日もNHKでは基本的にずっと台風情報だが、申し訳ないくらいいい天気、福岡。ひと足早い台風一過である(見舞われてないけど)。昼ごはんのあと、みんなでテレビを囲み、ブロック等でサクを遊ぶサクの相手をしつつ、ソフトバンクホークス大場のピリッとしないピッチングにあれこれ言いながらも試合観戦。柳田について「こいつはケガが多いんだよな」「でも身体能力はすごいらしいよ」などと話していると、当人が見事ホームランを打ったのだが、不必要なぐらい特大だった(笑)。サクも既に「いざゆけ若鷹軍団(公式応援歌)」に通じているし、私は昔から、実家といい、付き合う人といい、会社や、配偶者やその家族も、かなり「ホークス=共通言語」といった環境にいることが多かったので、ここ福岡といえども、自分の家を一歩出るとそうでもないこともままある、という事実をたまに忘れそうになる。夕方、帰宅。私「八重の桜」→夫「半沢直樹」と昨日の録画消化。熊本バンド登場、面白かった。面白いと、ブログ記事もすいすい書ける…とも限らないけど、少なくとも「早く書きたい!」ていう気持ちに突き動かされる。