長月の二 / 「あまちゃん」で震災が起きた 1

●9月某日: 横向きに寝ていたせいか、昨日違えた首筋の痛みが、起きると、左側にごっそり移動してる。なんか面白いぐらいだが、痛いもんは痛いので、起きてすぐから湿布を貼っておくと、出かける前までにはかなり回復した。湿布をはずして出たけど、残ってたでしょうねぇ、残り香。すんません。午前中、育児サロン。育児サークル(まぎらわしいけど両者は別活動なのであーる)の役員さんたちと、クリスマス会の助成金を区に申請するための手続き等、打ち合わせ。はぁ。2013年も年末へ向けてのカウントダウン開始…ってか。お友だちと楽しく外遊びしてから帰宅。サク、おえかき帳をハサミで長方形に切り取って、自分の腕や足にセロテープではりつけてる。「しっぷー」ですと。夜、夫に引当金やら減損やらの会計処理をレクチャーしながら酒を飲む。

今日は「あまちゃん」の世界で震災が起きた。すごかった。まず、アバンタイトル地震の揺れがきてからOPテーマになるのがすごかった。あの、ちゃらっちゃっちゃっちゃ…の軽快なOP曲だからね。最初にOPやるとか、今日はOP省くとか、しそうなもんじゃないですか、普通。それが、ものすごく不穏なアバンのあとにいつものOP。津波や…直接的な映像を何ひとつ使わずに、あのときの(被災していない人間の)衝撃が底知れない不安に変わっていく胸苦しさを描いて、そして、北鉄。「大津波警報です! 退避します!!」と切羽詰まった吉田の無線、お客さんには笑顔で接しつつ、トンネルの中を歩く大吉、自分を奮い立たせるゴーストバスターズ、「ユイちゃん、見るな」と言いながらとめどなく流れる涙…。ほんの断片。ほんの断片しか描いてないのに、こんなにも胸にくるのはなぜでしょう。