葉月の十三

●8月某日: 特に目的はないが、キャナルシティ博多へ。特に目的もなく、ぶらぶら。あーそうだ、サクに、ウォータースプラッシュとやらを見せようではないかと思ったのだった。30分おきに、ものごっつ大きな噴水ショーみたいなのがあるのね、音楽に合わせて。去年も同じのやってたんだけど、ものごっつ怖がってすぐさま撤収、二度とそこに近寄りたがらなかった。今年は、じーっと見てた。じーっと。噴水の目前に、子どもたちのための「ここに上がっていいですよ〜ばんばん濡れるけど。大型水鉄砲で狙い撃ちもするけど。楽しいよ☆」ってコーナーが設けられているんだけど、そこには上がらなかった(言ってみる?と聞くと、「いや、いい、いい」)。あとで、2階から見せると、吹き出し口(なんていう名称だろう?)から水が出てくるのがよく見える、的なことを言いながら見てた。午後、コーヒーを飲んでから、すごく体調が悪くなる。貧血ぎみ? 吐き気も。夜ごはんは全部食べたけどww ←だって夫が作ってくれるし…w 食後もずーっとふとんに横になってた。夫が、ポテサラとコロッケだねを作るのにサクを動員してくれたんで、とてもよく休めた。

●8月某日: 体調、回復。数日、30度を下回るぐらいの日が続いたが、今日はまた夏。それでも32度くらいかな。まあ、公園にいると汗だらだら。サク、柵の影がちょうど線路に見える!と思ったらしく、えんえんと電車&新幹線ごっこ。ベンチが駅に見立てられていて、乗ったり降りたりさせられる。電車と新幹線では手の形も、音真似も違う。電車は、腰の周辺で汽車ぽっぽ〜って感じに回しながら「デデッドドー、デデッドドー」って感じ。新幹線は両手を指先までピンと伸ばして胸の前から斜め下に向けて、流線型を形づくっているらしい。音は、カタカナで書きにくいんだけど「シューーーーー」って感じ。英語の発音記号の[∫]みたいな。確かに新幹線は静かに発着するもんな。午後、「おひるねしたくなーーーーい」と30分ほど大号泣。ひさびさだー。「じゃあさ、起きたら、アイス食べようか」と適当なこと言ってたら、その場では「たべないもーーーん」と一顧だにせず泣き続けていたが、泣き疲れて寝て90分後起きてきた一言目が「もう だいじょうぶだよ。アイスたべよっか」。ちゃんと聞いて覚えてたんだな…。夜ごはん食べながら、夫と、とある親戚づきあいについて話をしていたら、珍しく真剣な様子の両親にサクがすごくびっくりしたらしく、自分が蚊帳の外なのも不安になったらしく、「どうしたの。ねえ、どうしたの。やきゅう(ソフトバンク戦のテレビ中継をつけていた)、きこえないよ。ねえ、ねえ!」と大声で割り込み続けていた。