葉月の四

●8月某日: サク、3歳児健診。いちばん心配だった検尿用の尿の採取が超うまくいったことに朝からガッツポーズ! サクの性格的に、事前に練習してみてダメだったら、当分のあいだ激しく拒否する気がして、当日の一発勝負という賭けに出たのだ! …って熱く書き残すようなことじゃないですね。自転車に乗って保健センターへ向かう道すがら、「どこいくの?なにするの?」と聞かれたので、「今日は、まず、母子手帳をハイどうぞ、って出して、それからばーちゃんが待ってるところにいって、一緒にごはんをたべて、そのあと、母子手帳を出したところにもう1回行くんだよ。サクちゃん3歳になったでしょ? 3歳のお友だちがいっぱい集まって、どれくらい大きくなったかな〜、虫歯はないかな〜、ってやるんだよ。お友だちがいっぱいいるから、「さくたろうく〜ん」って名前が呼ばれたら、「はーい」って返事してお部屋に入るんだよ。名前を呼ばれるまでは、ママと、ばーちゃんと一緒に待つからね」と、テケトーにだが大まかな説明をしといた。サクはうん、うん、と聞きつつ、路上を監視する目もゆるめず、「あっ、ねこトラック!(←クロネコヤマト)」とか、「あっ、パパといっしょの くるま、はいいろ!」とかいう具合に、発見に随時、声を上げては、「それで?」と話の続きを促していて、まあ、長い説明だし、3歳なりたてにはわかりにくい部分もあろうと、別に「言い聞かせた」つもりはなかったのだが、その後、母と一緒にお昼を食べたファーストフード店で、キッズコーナーで遊ぶのを切り上げさせるとき、最初は「いやだー、もっとあそびたい」と言っていたのが、「ほら、お話したでしょ? 今から、お友だちがいっぱい集まってるところに行って…」と試しに言ってみると、「わかったよー」と靴を履くことを承諾してびっくり。自分で説明しといて言うのもなんだけど、わかってたのか! で、健診が始まってまたびっくり、身体測定はおろか、聴診器も、虫歯の検査も、何されても嫌がらず、じっとしてる。待ち時間もそれなりに(あくまでそれなりに、だが…)おとなしい。すげーぞ3歳! 受付したのが12番目ぐらいだったので、待ち時間は少なめで、全部で1時間ほどで終わったんだけど、多少疲れたのか、帰宅後はけっこうたっぷり昼寝。えらいぞ、ありがとう3歳! 

●8月某日: 午後、姉が来る。サクに服をたくさん買ってきてくれた。サイズはほとんど110。着るのは来年かな〜。近況をいろいろ聞いて驚く。あと印象的だったのは「最近は周囲に心を病んでいる人が本当に多い」って話。店(花屋)の常連さんでも、毎日店に電話をかけてくる人とかいるんだって。こういう場合、友だちでもなく、けれど事務的な間柄でもなく、対応は難しいだろうなあ。自分のお気に入りのおもちゃや絵本を次々と披露して得意げなサクの相手を頼みつつ、お弁当(らしきもの)を作る。姉が帰ってからバタバタ準備をしてバスに乗り、福岡ヤフオクドームに出発!! 昼寝もしてなかったのに、混雑して1時間弱かかる道のりを、寝ることもグズることもなく乗っているサクに感心。バスを降りたところで夫と合流!

サクが小学生ぐらいになったら外野席の熱波にのまれるのも楽しいだろうけど、今はまだ内野指定席がいいな。ビールもゆっくり飲めるし(ここ重要)。今年の席(夫の会社が所有している)はピッチャーや内野手がすぐ近くに見えるばかりか、すぐ前が通路になっていて広いので、非常にありがたい。試合は両チームなっかなか点が入らずやきもきする展開だったが、お弁当(らしきもの)とビールがおいしくてテンション上がる! ビールも野球も大好きだ〜〜〜!(よっぱらい)