文月の十五

●7月某日: 思い通りにはいかないもんですね。今日はちゃんと、返すべき本を小脇に抱えて家を出たんですが、まずは隣の公園でサクを遊ばせて、というところで、初めて会った姉弟とサクが意気投合。そろそろ・・・とちょくちょく声をかけてみても、「かえらない、としょかん いかない、もっとあそぶ」の一点張り(三点張りか)。そばに近よるだけで「ママ、あっち (行っといて)」と干渉を嫌がるのが絶好調サインであるサクだ。12時ごろには家に戻って昼ご飯を食べ、ひと段落して13時半〜14時ぐらいから昼寝させるのが理想なんだけど、結局今日も13時過ぎに帰宅し、14時前に昼ごはんを食べて・・・(以下割愛)。それにしてもサクは楽しげに遊んでいた。そして(もちろん電車や新幹線の)本を嬉々として読むから図書館も好きっぽいのはありがたいことだが、最近では、スーパーの雑誌コーナーで立ち読みするのも日課のようになっている…。今の時代、あるのよ、チビ鉄オタ向けの雑誌が…。夫、2日連続の飲み会で、私とサクは昨日→チャーハン、今日→ケチャップライス を食べた。ごはんあまるんだもん…。

●7月某日: 自転車の空気を入れようと靴箱からひっぱりだしたら、全然入っていかなかったんですけど、手動のアレ、壊れることってあるんですか? わりと単純そうなものでも全然仕組みがわかってない、文系かつ現代人のわたしである・・・・。結局、自転車屋さんに行って注入。帰路の、ペダルを漕ぐ足の軽いこと! いつもはタレだけで食べてる納豆ごはん。ふと小ねぎを入れてみたら、やっぱり美味しさ倍増ですな! と言いつつ、今、ここ数年で一番の口内炎を作ってしまった私です。きのう実家に美味しい果物をたくさんもらったんだけど、相当糖度が高いのに、ミカンが、し、しみるぜ。そしてそんなときに、何をトチ狂ったのかピクルスを作ってしまった。バカだ・・・。

●7月某日: 自転車に乗って友だちの家へ遊びに〜。汗をふきふきおうちに上がって、そーっと襖を開くと、赤ちゃんが背中をこちらに向けてぐっすり寝ている。寝ている赤ちゃんの背中ってどうしてあんなにかわいいんでしょう。「そーっとね、寝てるから、そーっと」と言い聞かせてたけど、サクがそーっと手を握って起こしていた…。お昼は、ナントカ素麺という(名前を聞いたけど忘れた)冷麦ぐらいの太さの素麺をいただく。すりおろした生姜が小皿に入れてあって、随時、薬味にする形。とても涼しげでおいし〜。サクもけっこう食べてた。最初、お茶と間違って、つゆを飲んで「ぺっぺっぺー」ってなってたけど笑 冷奴に、きゅうり他お野菜の浅漬けを添えてあるのもおいしかった。わたくしからはコンビーフで作ったジャーマンポテト風のものと、口内炎なのに作りすぎたピクルス風のもの、そしておやつに巨峰など。大人(+幼児)のお昼のあとは、赤ちゃんの離乳食ショー。もぐもぐ、おいしそう。そして食べ終わったあと、ママがおやつの準備をしている間に、ひとりで静かに寝入ってしまった…。うう、いたいけ。けなげ。遊びきったサクは帰りの自転車で寝る。も、着くと起きて暴れる。夜、「八助」のぎょうざ(超おいしい)、めざし、なすの揚げ浸しなど、金曜日らしい夕食。白ワインごくごく。