『夫婦善哉』 第1話

ツイートを転載。

夫婦善哉第1話、録画見た。クレジット、トメGは麻生祐未岸部一徳火野正平の順。火野さんの大トメドラマ見るのは初めてかも。ちょっとコーフン(←クレジット厨)。トップは森山未來尾野真千子のダブル。

夫婦善哉は、話はど直球のだめんずモノで今見るとそれ以上でもそれ以下でもない感じなんだけど、鉄板のキャストと、美術と音楽と演出とでこれだけ魅せるものができるんですよ、ていうドラマって感じがした。第1話。

夫婦善哉、強いていえば森山未來もオノマチも鉄板すぎて予想の域を出てない。今んとこ。もちろん、合ってない役者や下手な役者にやられるよりは百倍マシなんだろうけど…。まあ麻生祐未のキビキビしたセリフ回しと紅葉姐さんの尋常ならざる存在感だけでも見られるドラマではある

●とにかく美術と音楽と演出にかけてはここんとこ・・・白洲次郎ぐらいから?・・・NHKの大河とスペシャルドラマ(と一部の朝ドラ)は他の追随を許さないもんがあるよね、細かい考証でいろいろ文句つけられてるのは見るけど、雰囲気ってもんがすばらしくて目と耳でほんと楽しめる

●藤本由紀が夫婦モノを書くってどうかなと思ってたけど、けっこう良かった〜B級グルメ食べ歩くだけで恋に落ちてく蝶子。いかにもだめんずオーラ全開なのに、ひとこと、ふたことで完全に落としちゃう柳吉。

●柳吉が通帳のお金使い尽くして帰ってきたあとの修羅場とか、まあほんと鉄板なんだけど、そのあと、ふて寝を決め込む彼に猫なで声で近づいていって「赤い赤い赤い」のフレーズでキメてじゃれつく妻、嫌がりつつもホッとしてる感じの夫…みたいな、こう、馴れ合いがね

●結局おんなじところに落ち着くんだけど、それ以前とはちょっと違う、前よりも親密で、でも前よりも色あせてるような、そうしながら結びつきを強くもし、あるいは諦めもあり…みたいな馴れ合い感が面白くて素敵だと思うんだよね、夫婦の描写って。そーゆー意味では尚八重は綺麗すぎてものたんなかった