水無月の四

●6月某日: プレ幼稚園4回目。サク、楽しみに行っているのも本当だが、まだ緊張もあるんだろうなーと見ていて随所で思う。まあ、ドキドキワクワクというのは新しい環境に入ったときの環境としてはいたって普通だろう。今日は最後のおやつタイムを子どもたち(と先生たち)だけで過ごすことになり、母親から離れて別室に導かれていく小さな後ろ姿たち。教室の入り口や窓から中を覗いているお母さんたちもいるし、その気持ちも超わかる。どんな顔して、何しているのかこっそり見たい。でも、母子分離って、子どもにとってだけでなく、親にとっての新たな一歩でもあるんだよね。子どものことも幼稚園のことも信頼して預けなきゃいけない。「ママー」と部屋から出てくる子、泣いて先生に抱っこされて「今日はまだ無理だったかな〜」と母親に渡される子、いろいろ。サクはおやつに釣られたのか出てこなかった。ただ、降園するとき、いつもは自分で履く靴を、私に履かせるよう要求。ふむふむ。

夜ごはん、鶏ひき肉と青梗菜、豆腐などのサッと煮、ししゃも、ニラ焼きそば、胡瓜の酢の物、にんじんと大根のピクルス。最近、キャベツでなくニラで焼きそばを作ることが多い。「秘密のケンミンショー」、先週に引き続き福岡特集。焼き鳥屋における豚バラやキャベツの酢ダレがけの存在がデフォルトなのは福岡だけ、ってのは知ってたけど、ししゃもやらイカゲソやらを串にさして焼いて供するのも福岡だけだったんですか? あと、焼き鳥屋をファミレス的に家族で使うのも、ここ10〜15年ぐらいの全国的な潮流だと思ってた(私たちが子どものころにはなかった)けど違うの? 「あのですね、それでですね、○○をですね」と延々と「ですね」をつけながら喋るのが福岡方言であることは、意外と本人たちは気づいていないものである(東京勤務の経験がある夫さえそうだった)。最後の西鉄バスの行列にサクがスパークしてた。実際、尋常じゃない量が走っているし、「こ、こんなところまで?」という路線をもっているのが西鉄バスです。