皐月の十五 / 浅田真央、来季の曲発表
●5月某日: プレ幼稚園3回目。朝、「今日は幼稚園の日だよ〜 今日も(泥遊びで)お団子つくる?」と聞くと、「うん。また、せんせいと、つくろうかな〜とおもってね」と答える(○○かな〜とおもってね、は、最近のサク、おきまりの語尾)。実際に先生と、今日は別の子とも一緒にせっせせっせと泥遊びをしていた。手足を洗って着替えて教室に入ってからの時間では、毎回、ちょっとずつレベルアップするような内容が考えられていて、先生から親へ通達のあることには、「今日は、先生と子どもたちだけでリズム遊びをしてみまーす。お母さんたちは教室から出て、ベランダからそっと見ていてくださーい。泣いちゃう子は、まだ一緒にいてもいいですよ〜」と。毎回、自分の子はもちろんだけど、ほかの子たちの反応を見るのも、面白い。こうやって面白がれるのは、泣いちゃう子や、固まっちゃう子、反対にハイな子、おりこうさんにできる子、どの子にも驚かず、怒らず、機嫌を取らず、ごく自然に平等に接している先生たちや、この幼稚園の雰囲気のおかげだと思う。別の園に行っているママ友から話を聞くと、次々にプログラムが組まれてあって、そこから逸脱するとかなり(母親が)注意されたりもするとか・・・。そんなだったら自分の子ども(をちゃんとさせること)だけに精いっぱいなのではなかろーか? 夜、サッカーは久々の代表戦。来週の最終予選に向けたブルガリアとの練習試合は2-0で負けた。夫「昔の日本代表みたいだな…」(=点が入る気がしない)。こうなると、シロートファンとしちゃ、本田がいないとダメか、やっぱり…と思っちまう。今日は長友もだったが、そういえば岡崎もいなかったな。
●5月某日: 育児サークル。今日は外部から講師(というか生協の担当者)を招いて米粉クッキングだ〜! 役員たちでみんなより30分早く集合していろいろ準備。米粉のお好み焼、米粉のクレープ(具はつぶあん)、野菜スープの3種を作る。くじびきで係わけをして、私はクレープ係に。米粉に砂糖と水とベーキングパウダーを入れて生地を作る…のは簡単なんだけど、焼くのがなかなかの大仕事。公民館にはホットプレートがなかったので、フライパンで、コンロ2口で焼く、焼く、焼きまくる! 最初は見ためも無残、味見しても「…生焼け?」みたいな惨憺たるシロモノだったが、徐々にフライパンに油がなじみ、また、焼き手も慣れて、クレープらしく。初期の失敗作を係たち自身で引き取ったけど、サクは「おいしー」とバクバク食べていたので、中期以降はけっこうイケてたんじゃなかろーか? お好み焼きと野菜スープもうまし! 米粉なのでもっちもちしてる。しかしすごい量だった。調理のあいだ、子どもたちは続きの部屋(講堂っぽい)を走り回って遊んでいる。椅子を縦一列に並べて電車ごっこをしたり。随時そこここでトラブルは起こるが、部屋は広いし、2歳児、3歳児が中心とはいえ子どもたちは皆勝手知ったる仲という感じでそれなりに仲良く遊んでいる。サク、女の子から「これ、サクちゃんの」との指名で借りたエプロン(ピンクのキティ柄)をつけてご満悦。夜、会食帰りの夫と2次会と称していただきものの冷酒を飲む。日本酒を飲むのは、我が家ではスペシャル感がある。
浅田真央、来季のプログラム曲を発表。SPはショパンのノクターン、FSはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、そしてEXはチャップリンのスマイル(What a Wonderful Worldもリミックスするらしい)。twitterで3曲の並びを目にしただけで、目頭が熱くなった。さすが浅田真央、なんという堂々たる選曲! そして笑顔で、競技者としてリンクから去ろうとしているのだ。