「ボクらの時代」 大森立嗣×大森南朋×真木よう子

撮影用とはいえ、俳優さんが仕事仲間と喋ってる感じが見られるこの番組はやはり貴重。

大森兄弟は年子。2つ・3つとそれぞれ適度にあいた真木4きょうだいの年齢差を聞いて、「明るい家族計画ですね。うちは(ry」と笑ってた。兄の立嗣は雌伏の時が長く、弟・南朋が映画「ヴァイブレータ」で寺島しのぶの相手役をつとめて注目されるようになったころなんか、心が荒んで、鬼みたいな顔していたらしい。子どものころから自分の家の普通じゃなさを感じていて(父は麿赤児)、早くこの家を出ていかなければと思っていた、と。南朋はのほほんとした子ども時代だったらしい。兄の方がモテて、甘いものが嫌いな兄がもらってくるチョコレートを、弟がバクバク食べていたとか…。しかし現在の南朋さんの発するモテオーラはすごいっすよ! 内容とか二の次で、話してる雰囲気がすでにモテ男!!


そして真木さんは想像通りにど根性というか気合十分な人って感じだった。彼女が頭角をあらわしたのは当然のことだと思える。欲しいものをつかむためにそれ以外のものを惜しげもなく捨ててきた強さ。称賛の意味で使いますけど「ケツまくった女」って言葉が頭に浮かんだ。このメンバーでやった「さよなら渓谷」、モスクワ国際映画賞の審査員特別賞受賞おめでとうございます〜。大西信満は映画賞男だなあ。デビュー作「赤目四十八瀧心中未遂」はミニシアターで見たがなんとも暗いオーラを放っていた…。そしてなにげにこれに南朋さんも出ていたらしい。