卯月の十六 / 前島密・スシロー・ロイホ

●4月某日: 19時から6時半までこんこんと寝続けたサク、元気に起きだすも、食欲不振。ゆうべも食べてる途中で寝たからハラペコでもおかしくないのに。そして朝食後はなーんかゴロゴロしてる。ははぁと体温計を取り出す。37度3分。今、熱が上がっている最中かもしれない。数時間様子を見る。熱は変わらず、本人は熱に慣れたのか元気に動き出した。鼻水や咳はなし。ふむ、とベビーカーに乗せて、図書館(閉館中)の返却ポスト〜八百屋〜ドラッグストアと手早くまわって、駅前の広場でほんの15分ほど遊ばせて、スーパーに寄って帰る道、ふと見ると、ね、寝とる! 12時に昼寝を始めるなんて、寝らん寝らん星人のオマエの体内時計はどーなった?! しかもそれから4時間近くも起きねェ…。生命活動が維持されているのかどうか心配になってちょくちょく見たり熱をはかったりおむつを確認したりする。少し汗が出た様子で、起きると、なんかスゲー元気になってた。

Eテレ「知恵泉」前島密の回、録画視聴。通信制度の創設はすごく興味深いテーマ。政府へ創設を奏上してからサービス開始(最初は東京〜大阪間)までわずか1年足らずであり、その後の全国展開も非常にスピーディで、「日本とは近代化できる国なんだ」と諸外国に一目おかせることになった、とも。いかんせん、短い放送時間では、システム確立までの詳細はとても紹介してもらえないので、なんか新書でも探してみるかな。あらためて思うに、維新後、新政府のつくった新しい統治システムってやつがそれまでとどのように違うのか、具体的によく知らない。廃藩置県についても詳しく知りたいとかねてから思ってる。

夜は「ガイアの夜明け」。低価格競争と訣別した外食産業。スシローは新たな取引先との交渉して仕入し、切り方や見せ方を工夫して、189円寿司を今後の目玉としてリリース。これを軌道に乗せて、今までかなわなかった一等地への出店をもくろんでいるという。社長は50才前後、仕入部長や副部長はもっと年少の様子で、非常に若い会社という印象。10代から寿司屋の弟子に入った社長は職人肌でもあるんだろうけど、彼のフットワークと押しつけがましさ(良い意味)に大阪商人の真髄を見た気がする…。

ロイヤルホストは1997年から15年にもわたって業績低迷が続いていたが、2年前に現社長が就任してから、全店舗に最新の厨房設備を導入し、ちょっとぜいたく路線に向けてメニューも刷新。目玉となるアンガス牛ステーキを1,780円で提供するため、ステーキにはならない肉塊のきれっぱしをステーキ丼にしてコスト削減を図る。私は大学時代、ロイヤルホスト系のレストラン、シズラーでバイトしていて、それは1999年〜2001年、ちょうど会社が斜陽の時期に入ったころにあたる。創業者の江頭匡一が店に来て、接客を担当したこともあり、店は前々からその対応で大騒ぎだったが、社内で神のように崇められていた彼も最晩年に近いころだった。確かにバイトしていても、経済欄なんかみても(就活するあたりから読むようになるよね)、会社の明るい話題ってあまりなかったもんな。その後シズラーは縮小まっしぐらで、当時全国に25店舗あったものが現在は関東のみ全9店舗である。悲しい…。ともあれ、高校大学と学生時代は外食チェーンでバイトしたんで、今でもそういった店の話題には興味がある。